個人的に、2回経験があります。
最初は、学生時代、初の夜勤バイトでクタクタになって帰ってきて泥のように眠れる程、体を酷使していた頃です。
貴重な休憩時間に、店長から頂いたブラックコーヒー缶を飲むだけとか無知ゆえに危険なことをしていました。バイト先の人と環境が、水分摂取を気にしていない(わかっていない)場合、特に見様見真似の若い学生だと非常に危険な職場になります。職場での水分摂取が任意で飲むべき量も自己責任というのは厚生労働省(保健所)の方針に従ったものですが恐ろしいことです。
夜勤と労働、とうとう血尿がという驚きはありました。
しかし、この時の血尿は、排尿の終わり際に、ちょこちょこ鮮明な赤い筋の不明な物体が浮いているという感じだったので慌てませんでした。
2回目も、鮮明な赤い筋が浮いているという感じでした。
どちらも、水分摂取を意識的にできていない時の事です。できている今では、こうした病気の兆候は全くありません。
この排尿の終わり際に、赤い筋状の鮮明な血尿がでる仕組みは、尿に含まれる結晶化した結石が排尿時に尿道を傷付け出血をさせたものなので時間の経っていない鮮明な赤色で最後に出てくるわけです。
血尿で便器が真っ赤という状態では、間違いなく医療機関を受診すべきですが、上記のような場合、やはり水分摂取不足を疑うべきでしょう。
毎度のことになりますが、習慣的な水分摂取ができている場合、ただの水分摂取不足でしたというケースが除外できるので頼もしいです。
後者の場合、毎食300ccほどの牛乳やジュースは意識して摂取してたにも関わらず足りていませんでした。
水分不足の場合、原因は、尿道結石による血管の損傷による出血です。
(尿路結石と生活習慣による予防法)結石と治療について、はっきりと水分が説明されています。
これを「血尿 原因」で検索した場合どうなるのか
泌尿器学会や病院など10サイトを調べましたが、水分摂取について触れていたのは1サイトでした(水分不足でオレンジ色の尿は除外)
内容も、大きな病気で不安を煽って診察を受けさせたいという意図が見えます。
悪質(?)なものでは、みうら泌尿器科クリニック
血尿原因の1位は膀胱がんとなっていて、血尿は正常ではないので必ず受診してくださいとあり、水分には一切触れていません。
こうした医療機関を受診して検査はするとしても、水分摂取指導をちゃんとするのか疑問があります。
高齢者の場合、命の危険があるので指導はしそうですが、私の場合、不思議だねという感じで何の説明もありませんでした。
水分摂取が特定できない患者にわかっていながら指導しないというのは、死んでもらって構わないという判断を裏でしていたということです。
患者を救う気などなく、重症化させて水分不足の諸々の病気で業界を潤し、最後は腎不全(人工透析)などの儲かる患者にするのが常態化している異常さがうかがえます。
弱ったときに医者に頼って、健康被害と金づるにされて最後は命まで取られるのが現実なのです。
自己負担1万ちょっとだったので、検査料込みで3-4万の売り上げになるのでしょうか。厚生労働省が原因の水分不足でこうした患者が発生し医者が楽に儲けられるのは、茶番でしかありません。
今日の治療指針2020では、血尿(突発性腎不全を含む)では水分に触れていない、腎・尿管結石では2リットルの水分摂取が書かれています。
厚生労働省の必要栄養素に水分摂取の目安が無いことから始まり、職場の公衆衛生に水分摂取が義務とされず曖昧な事(8時間労働で拘束されて仕事中水分摂取する機会がない場合、仕事前、休憩中、仕事後での水分摂取は絶対に必要です)、厚生労働省による熱中症予防の通達では水分摂取を徹底させていますが、”熱中症”は高温多湿な環境下においてという前提があり限定されたものです。生涯にわたって飲み続けなければいけない水分摂取の意義とその必要とされる量の多さへの理解の低さが、脱水を原因とする患者を大量に発生させています。
追記 余裕ある水分摂取の必要性
・水分摂取は、運動や労働、過食、アルコール、プロテイン摂取、塩分摂取、体格などの要素で、必要量が増えます。
老廃物を尿で十分排出できているかが大事なところだと思います。
今までいい加減な水分摂取で大丈夫だったけど、生活環境が変わって水分が足りていなく、ここで取り上げる病気になった場合、これまで大丈夫だったので何が原因か思いつけない上に、脱水傾向による病気の原因を隠す医療体質が泥沼に誘い込むのです、これを回避するには、環境変化に対応できる余裕のある水分摂取習慣が必要です。
海外では、必要水分摂取量の目安量があるのに、日本では数値を設けていない。これは泥沼の事故を誘発しています。