高血糖(糖尿病)・血糖値スパイク- 水分摂取不足による脱水傾向が要因

※糖尿病2型の話になります。

水分摂取のムック本に、高血糖(糖尿病)と水分摂取は関係があるという記述がありました。水分をよくとる人は高血糖症になりにくいという記事もあります。

糖尿病の合併症として、心筋梗塞、腎病、脳卒中があるところ、これも同様に水分摂取不足が関係してるんだろうなという予想はつきます。

人工透析になる一番の原因は糖尿病です松山市医師会)。ということで、腎不全と糖尿病は関連が深いそうです。

神奈川県の糖尿病対策では、予防のための生活習慣改善を指導していますが、

1.食事 水分摂取について触れていません。厚生労働省の食事指導では「水分摂取は軸」と一応なっており大事なことです。

2.運動 高齢者のジョギングなどを勧めており、運動によって脱水症傾向が悪化するのは確実なのに、水分摂取についての記述もありません。

定番の水分摂取に触れない生活習慣指導となっています。運動習慣によって、脱水傾向が高まり症状が悪化する方向に導いています。

他の糖尿病記事も同じような内容です、(参考糖尿病予防協会QA)。

今日の治療指針2020でも、糖尿病、食事・運動ともに水分に触れていません。

とりあえず、関係がありそうだから水分摂取させればいいだけなのに、触れないのは故意でしょう。

血糖値上昇を抑える水分摂取記事(血液中の血糖の希釈効果)

自然に痩せる!「血糖値を上げない」食べ方 水を1日2リットル飲むのも効果的 | VOCE | 東洋経済オンライン

せっかくのダイエット効果も台無しに!?水は飲むタイミングで4キロ減の効果も! | やせたい人はカロリー制限をやめなさい | ダイヤモンド・オンライン

 

個人的な体験としては、糖尿病になった事はありませんが、血糖値スパイクというのは体験しています。

夕飯、食べ過ぎに近い満腹感のある炭水化物の多い食事をして、すぐに寝てしまい30-90分ほどして目が覚めると、頭がボーとした不快感、倦怠感と頭痛の気持ち悪さが結構な重さで現れます。

状況からして、食事で得たエネルギーが使われず有り余って高血糖の状態になっているのが原因と想像できるので、軽い運動をしたりして回復させようとしますがすぐには治らないものです。こういう事は、程度の差はあれ、たまにあることなので気にしていませんでした。

2食生活 家でPC寝る カルボナーラ(肉野菜)チャーハンレタス、終わりにコーンフレーク 起きたら、頭痛かなりひどい。 20220624 クーラー導入2日目

当時のメモなのですが、夕飯後、かなりひどい頭痛が「(2回ですが)連日起きた」ときにたまらず記録したものです、前後は不明。本人も食べ過ぎと思いながら、なんとなく食べてしまいました。クーラー導入2日目で、冷房症(クーラー病)の可能性もありえますが温度設定は控えめです。

一日二食で、炭水化物を摂り過ぎたのは、当然として、当時、クロスバイク自転車を運動習慣として毎日30分以上乗り、初夏で調子のよかった頃だと思います。水分摂取は気にしていましたが、過剰気味にいつも水を飲んでいたわけではなく、運動前後の水分摂取が不十分で、連日の運動習慣で少しずつ自覚なく脱水症傾向になっていた可能性があります。

ここまでで言えるのは、

習慣的な運動はやっていたが血糖値スパイクが起きた。⇒筋肉量はあまり関係ない。

筋肉を増やす運動療法が糖尿病に良いとされて、筋肉がエネルギーを吸収できるから血糖値上昇を抑えられるという仕組みだそうです。運動による水分摂取と運動によって失う水分の差し引きが、良い結果(運動療法の効果)、悪い結果(糖尿病の悪化)どちらにも出る都合の良い治療が運動療法ではないかと思います。運動療法よりも、水分摂取療法で予防できるのではないかという疑いは、メニエール病と同じです。

食後に、寝てしまうと目覚め時、血糖値スパイクを起こしやすい。

「炭水化物の過食」と「水分摂取不足」が要因として濃厚。

そして、現在、過剰気味に水分摂取ができており、運動もしっかりできている状況で、一日2.5食みたいな生活です。数回の満腹気味の夕飯後、寝て起きるというのを恐々やっているんですが、状況としては、全く問題ない稀に若干頭がボーとしているのかなという結果です。先ほども、夕飯の前後に間食ありで、うどん/鉄火丼のセットを食べて満腹感がありながら寝落ちしましたが、寝起きに問題がありません。

ということから、「過食」と「水分摂取不足」が原因で食後の血糖値異常が起きていると予想しています。

仕組みとしては、脱水傾向だと乾いたスポンジの様に体が水分を急激に吸収します(運動後、脱水傾向だとビールが美味いも同様)。飲食物が体内に入ると水分一緒に栄養(糖分)も急激に吸収されて血糖値が跳ね上がります。これは食事の量に関係なく起きるはずなので、原因と予防として、水分摂取が最も関係していると私は思います。

夕飯後、過食実験としてピザ(ドミノデラックスS)とコーラを飲食して(怖くて寝れない)横になってみましたが特に体に違和感がなく、10分ほどエアロバイク運動してしまいましたが翌日の起床も問題なしです。(食後の寝起き時の)深刻な頭痛は過食だけの問題ではないと思います。

過食実験2として、早めの夕飯、そうめんと磯部揚げを食べて2時間ほど寝てしまった寝起き、若干頭が重い感じがする中、コーンフレーク(シュガー)と牛乳の組み合わせが血糖値を上げるという記事と以前の再現として気になっていたので過食だが食べました。その後、2-3時間横になったりしましたが異常はありませんでした。その後、エアロバイク運動を45分やったら、お腹がすいて2枚食パン食べました。運動と水分摂取が十分な環境では血糖値の昇降による頭痛が起きるとは思えません。

血糖値を上げない方法が、いくつも検索すると見つかりますが、習慣的に水分摂取を十分にすることは書かれていません。結局のところ原因をあいまいにしたまま患者を囲いたいという目的に合った内容になっているのだと思います。

(血糖値スパイク 対策)

結局、ここでは水を過剰気味にしっかり飲んでくださいとなるのですが、実際、寝起きに血糖値スパイクが起きて酷い頭痛が起きた時の対処ですが、その場で水を飲んでも即効性は(私の場合)ありませんでした。また、軽い運動(ストレッチ程度)も即効性はありません。

仕組みを調べると、食事によって血糖値が上がって、その後、急降下して血糖値が下がりすぎてしまう場合があるそうです、食後低血圧症は多様。目覚め時、高血糖低血糖どちらの状態かわかりません、(低血糖っぽい気がしますが)。

映画「ゴットファーザー」で、主人公が糖尿病の高齢者で、(糖尿病の血圧を抑える薬の影響で)発作が起きて、「何か甘いものをくれ」と言い、糖分のあるもの(ジュース・菓子)で、調子を取り戻すシーンは有名です。低血糖なら、低血糖の対処の通り、糖分を取れば回復できるのかなと無責任に思ったりしますが、倦怠感はありますが無難に水を飲んで安静にすればじきに調子を取り戻せるはずなので忘れてください。

この先、何かの間違いで血糖値スパイクを私がまたやってしまった場合、糖分摂取を試すと思いますが、過食はほどほどにして水分摂取を十分にして起こさないのが一番です

(経験情報追加)

8月末、夏落ち着いて外気33度、(無関係な)来客など稀な出来事が重なって、起床後、昼食(カレーライス弁当サラダ少しあり、枝豆も少し)、再度寝る、夕食(残り物。白飯、ハンバーグ、ゆで卵、ナポリタン(小)、追加で御座候1個と水。野菜なし。)、また寝るという半日を過ごしたところ、頭痛が起きました。以前の吐き気も伴うほどではありませんが、頭痛としてはっきりしたもので、予告していた通り、低血糖の対策として糖分のあるものを摂取して頭がすっきりするような効果が得られるのか、コーラ200cc缶(缶コーヒーサイズがレギュラー、そのロングがロング200cc、太くなったのがアメリカン350cc、そのロング版500ccがジャンボサイズと記憶していたが、もう使われない表現だそうです。統一表現がなく、500ccがロングという扱いみたいです。)とメロン4切れほど食べましたが、効果はないです。良くもなく、悪くもなく、頭痛が残ったので軽微な運動、水分摂取をして入浴して様子を見ましたが頭痛は残ります。むしろ、糖を摂ることで悪化傾向なんじゃないかと思っています。これは、低血糖ではない気がします。高血糖とも専門知識がなく断言できませんが、氷がゆっくり解けるように治るのは確実なので、起床からの2連続の食べて寝る生活で、糖が消費されず高血糖状態になっていて、少しずつ正常化していく流れなのではないかと予想します、人の動力源ですがら少しの運動で簡単に減るという仕組みでは困ります。となると、水を飲んでごく軽い運動(立って歩く程度)するのがよさそうですが不調時に激しい運動をして後遺症が残るリスクは割に合わないので、水分摂取(希釈と余分な糖を排出できる?)をして頭痛が収まるまで様子見というのが無難だと思います。入浴後2-3時間で頭痛が治まりました。その後、通常の生活に戻りましたが食後に頭がすっきりした感じにならないので、軽い自転車運動(30分ほど散策)をしたところ、(完全ではないですが)解消した感じになっています。高血糖時に筋肉が糖を吸収するそうですが、その貯まった糖を消費して正常な状態に戻すのに運動をすると効率が良いようです。症状を悪化させる悪意ある医療情報が学会公認で流布されている現状(例 メニエール病有酸素運動)、情報を鵜呑みにするのは危険なので慎重にならざるおえませんが、(十分な水分摂取を前提として)食後の運動は意味があるようです。

ただ、手軽で安全な有酸素運動は、ウォーキング(効果弱い)、自転車(事故リスクあり)、エアロバイクという感じで、特定のものしかないというのは大事な情報です。自転車とエアロバイクの組み合わせだけやってれば良いという考えになりそうですが、ウォーキングや水泳をやると新しい発見があったり、安全な運動であればいろいろ手を広げたほうが良いようです。

あと、空腹状態は筋肉が痩せてしまう原因なので、何でもいいので腹に入れるという意識があったのですが、(起床→)食事→睡眠→食事→睡眠という状況だと、許容量を超えての頭痛が発生するとかなり後を引きます。寝る行為は安全なものと思っていましたが、状況によってこうした頭痛が起きます。こうした状況を作らないと同時に、何もしない場合、わずかな食事と水分摂取だけにしたほうがよさそうです。

活動→食事→睡眠の場合、脱水傾向(上の検証での過食は問題なし)でなければ頭痛は起きにくいと考えています。

個人差のある話ですが、参考までに。