不整脈・心筋梗塞 - AEDよりも隠れ脱水症対策

私の体験としては、東京に特急電車で向かい、たしか新宿駅で乗り換えをするときに、目的の乗り場を間違えて、階段を登り切ったところで隣ホームに目的の電車が来てしまった!という状況で、「間に合うように」かなり焦ってホームの階段(下り)、通路、階段(上り)を、リュックを背負いながら懸命に走り電車に飛び乗った事がありました。どうにか間に合い、息を切らしながら壁にもたれて落ち着くのを待ったのですが、明らかに異常でした。まず、色彩が失われてモノクロっぽく見え、...どうだったか記憶があいまいなのですが、当時のメモがありそれによると、

発作性心房頻拍症  駅で突然激しく動くと心臓も同様に動き視界が暗く銀色に光る、壁にもたれて様子をみたが悪化、2Bのラストみたい、座って水分補給したら落ち着いた。

暗い視界は不整脈でよくあるそうです。(当時、手元に水が無かったらと思うとゾッとします)冷たい水を飲んで良くなる患者さんがいたり、水風呂も平気なんですよ(笑)が引っかかります。

当日、たまたま朝から水を飲んでいない状況だったなと振り返り思った記憶があります。それと、乗り遅れたくないという差し迫った突然の激しい運動+荷物を背負っての階段の乗り降りという要素が加わって、起きるんだと思います。私は心臓に何か問題があるわけでもなく、条件が揃うと再現性のある症状だと思います(以前1-2回同様な体験があるのでなおさら)。

ここで強調するのは、下の3要件が揃った状況は本当に危険なんだと思います。

①脱水傾向、②切迫感のある突然の急激な運動、③荷物と階段の上り下りという負荷装置

ターミナル駅は②③要件がそろっています。類似したものだと、駅に向かうのに自転車が故障していて、予約した特急に間に合うように駅まで走ったことがありましたが、②③要素としては緩く不整脈は起きませんでした。やはり、ターミナル駅は特異な場所なんだと思います。同じ経験をした人はいるはずです、駅側から注意喚起があってもいい事例だと思います。

心筋梗塞・不整脈とか無縁と思っている人は多いと思いますが、誰にでも起こりうる事故ですので、ご注意ください。急な運動が体に良くないというのは耳にしますが、具体的には心臓・脈の動作不良が起きる可能性が高いという事がある様です。

ということで、不整脈心筋梗塞なのですが、原因は水分摂取不足が関係している様です。人命のため、AEDをそこら中に設置するということをしていますが、その予防の一つである水分摂取の推奨は理解不足(隠しているのですが)のままです。AEDのほうがお金になるからという、医療のよくある話だと思うのですが、人命を考えたらどちらを優先すべきでしょうか明らかに予防の後者です、健全とは言えない状況です。

また、過労による突然死の原因は、休養不足のようですが、過労は水分必要量を上げる要素ですし、ストレス環境や多忙だと水分摂取に気が向かなくなるので脱水症が起きやすくなります。突然死の原因に、(誰もが理解している健康維持の3要素の一角である休養も大事ですが)、隠れた4要素目になる水分摂取が無関係という事はない気がします。ストレスによる不調から心療内科に通っても、水分摂取のないストレス解消法によってリピート患者にされてしまう様です。ストレスの症状と、ここでの水分摂取不足による症状とで類似性があります。また、死の直前に、脱水症を悪化させるアルコール摂取が多いのも気になります、水分摂取が十分できてると楽しめなくなるアルコールです。

不調があっても、原因は過労(ストレス)と思ってしまうので、水分摂取不足に気が付けないという仕掛けは覚えておいてください。ここが、分水嶺になります。

水をよく飲む人はストレスに強く、飲まない人はストレスに弱くなる。とりあえず、何か大きな失敗をして大きなストレスを抱えて食欲もなく寝込むしかない時こそ、水をがぶ飲みして備えてください。

同様な状況としては、葬式があります。亡くなった直後に動揺して大きなストレスを抱えているときこそ、関係者全員で意識的な水分摂取をしてひとまず冷静になってから、次の事を進めるというのが必要です。私の周りでも、高齢者(祖母)が無理をして耳鳴りを抱えるきっかけになったのが葬式でした、最低限の水分摂取しかできない高齢者を葬式に参加させた結果です。ストレスや緊張の多い状況の裏で、水分摂取不足(+運動)により体調不良が起きているというのが現実だと思います。この点、旧態依然を拠り所にして形式ばって熱い緑茶を出してくるような葬儀業者と予防に消極的な保健医療の姿勢のもと、故人を主役にして遺族の健康面を配慮しない自己責任の葬式行事が小規模・簡素化していくのは悪い事ではないと思います。

 

(今日の治療指針2020では)

(かなり専門的な内容で触れにくいのですが)不整脈心筋梗塞、心房細動など予防についての記述はありません。唯一、期外収縮(脈が飛ぶ症状)では、自律神経の乱れ(アルコール、コーヒー、睡眠不足・疲労・ストレスなどとなっています)であれば心配不要。もし、心臓・基礎疾患がある場合は病院にという内容です。定番の(水分摂取が含まれない)生活習慣を正すという言葉で濁して、水分不足には触れないいつもの流れになっているので、多くの心臓病・脈関係の後天的な原因は、水分摂取不足による不調によるものだと予想できます。

水分摂取を推奨したら半数程度の患者はいなくなってしまうという医療経営にとって非常に深刻なレベルなんだと思いますが、水分摂取不足は教えないというのが常態化して命の危険にさらされる患者(被害者)側を考えると無理かなと思います。

ちなみに、日本の科別医療費の約半分を循環器を含んだ「内科」 が占めているそうです。

この話の肉付けとして、「救心」という動悸がしたときに飲む心臓の漢方薬がCMまで流して存続していることに疑問がありました。不整脈(動悸)の症状が自覚できる時点で結構危険だと思うのですがそれを市販薬でしのぐ不可解さが理由です。公式サイトの健康アドバイスの内容に、水分摂取に関する記述がありません。これも、水分摂取不足を原因とする自覚のない脱水症不調者を狙った商品なのではないかと思います。医療と同じ(生かさず殺さず)姿勢で共存ができているのだと予想します。

この現状によって、後遺症や亡くなってしまっている被害者(患者)は相当数いるはずです。

治療の歴史を扱うには調査不足なのですが一例として、1965年(昭和40年)の今日の治療指針ではメニエール病の「治療法」に水分摂取制限があり一日700mlとなっています、現在では水分摂取不足の解消で治療というのが定着しつつあります(※2022→2020年の今日の治療指針では水分摂取指導が載っていましたが、2023年では従来通りの水分摂取のない生活習慣指導となっていました。)、真逆であり患者の回復を妨げる内容が堂々と載せられており、当時情報を得る手段は限られていた中で、水分摂取が悪いという先入観から逃れるのは困難だったと思います。2023年の変更を見るとまだ終わっていない問題です。

1965年と現在では背景が異なりますが、医療の体質として患者を犠牲にすることは、昔から行われている様です。

 

(夏限定・どれだけ飲むべきかわからないのは気になる、数少ない水分摂取のある予防的な記事) 

夏の水分補給が脳と心臓を守る 「水を飲む習慣」で予防(米国心臓学会)

心不全・高血圧の方は要注意!暑い夏は水分・塩分に気をつけましょう(公益財団法人 心臓血管研究附属病院)

夏本番!感染予防と両立させる暑さ対策しっかりと水分をとるべき理由とは(名古屋ハートセンター)

 

(公共性の高い組織でも水分摂取は書かないのが常識となっているのがわかる)

急性心不全 日常生活での予防(東京都福祉保健局東京都監察医務院)

 

(余談・テレビ番組)

急な運動は危険というのがわかりました。昔、「爆笑!駐在君が行く!」というバラエティ番組で、就寝中の父親をそのまま連れ出し突然起こして100m走でタイムが出せたら賞金みたいな企画をたまたま観た記憶があるのですが、脚本なんだと思いますが、悪影響のある企画に思えました。