ジョギングの弊害 - 坐骨神経痛と光視症、脱水

主な運動が、エアロバイク・自転車となる前、ジョギングと水泳をやっていました。

今では、ほとんど症状が起きることがないのに、ジョギングをしていた当時に、頻繁に起きて悩まされたという不調経験があるので、ジョギング(強い衝撃を長時間身体に掛け続ける運動)のデメリットについて書いておこうと思います。

ジョギングは、シューズがあればどこでもでき路面状況も自転車ほど影響しないので気軽にできる運動です。義務教育でも、走らせることをやらせるので経験もあり、安心して手を出せますが、義務教育で選ばれるのは、特別な器具を用意する必要がなく、集団でできる運動として消去法で選ばれて続けているだけと思われます。

高齢者が健康維持のためにジョギングというのは、ほぼ見ませんし違和感が強いです。当然、高齢や体調不良時に、身体の負担の大きい運動はするべきではありません

私自身、競技志向ではないので、健康美容目的でやっていましたが合致するものでは有りませんでした。より厳しい競技志向だと、結果、心臓関係のスポーツ心臓、足の負荷による骨・関節の故障というのが起きるようです(他様々あると思いますが詳しくは知りません)。

私のジョギング頑張った頃は、運動場のトラックを1日1時間走り続けるというものでした。

直接的には、体力的に疲れ切っているので、帰宅後、シャワーを浴びて、そのまま、1時間ほど寝込むという感じでした。足がかなりつらく、これを日課で毎日するというのは慣れでできるかもしれませんが、大変なことです。結局、2-3ヶ月はやったのかもしれませんが、水泳に変更したと記憶しています。

この程度のジョガー(靴は、アシックスのジョギングシューズ)時期に思い出される不調として思い当たるものを上げていきます。

 

・極度の脱水傾向・寝起きの頭痛

運動前後で運動場の蛇口で水をしっかり飲むというのは常識なのでやっていました。帰宅後、食事をして眠気があり寝てしまうと、寝起きかなり不快な頭痛があり苦しむというのがありました。これは、血糖値スパイクとして記事にしてありますのでそちらをお読みください(自転車運動時のものですが、運動全般による脱水と日常での水分摂取不足で同様に起きる症状みたいです)。

 

坐骨神経痛

こちらは、寝ていて膝裏または尻の坐骨部に痛みが発生し、膝を曲げて姿勢を変えても治まらず長時間神経痛が続くというのが、たびたび起きていました。

病気を調べると、その場所の神経を痛めているのでなく、交差する別の神経が影響してるとかで、膝裏だか腰だか痛みと関係ないところをマッサージすると緩和する対処法があったはずです(実際、効果はそれなりにあった、多分ガッテンでの内容。ストレッチでも効果あり)。ただ、当時何が原因で起こるのかわからず、みんなこういう症状を体験しているのだと思っていましたが、衝撃のない水泳(多分)、自転車、エアロバイク運動に変えてから、全く坐骨神経痛は起きないというのがわかりました。

また、最近なんとなくマタ割動作をやってみたら、坐骨裏が周期的に痛む(神経痛)という事があったので水分摂取でなく運動による圧迫系が関係しているような気がします。水分摂取をすれば神経系のトラブルが減るという傾向は無い気がします。

ためしてガッテン坐骨神経痛の特集があった記憶があり、今調べると自転車運動が坐骨神経痛に良いという内容で、直接は言えないけど自転車運動を示唆する内容であるように思えます(NHKの姿勢:とはいえ自転車運動の内容があったのかどうかは未確認です)。

おそらく原因は、ジョギングによる衝撃で神経を圧迫するなど痛めたのが原因で起きていると思われます。この点、坐骨神経痛の説明に衝撃のある運動が原因という情報は見つかりませんでした。運動による坐骨神経痛としては、トレーナー・整体師の情報として見つかります。衝撃によるもの、筋力低下によるものどちらにしろ衝撃のない自転車運動が良いということのようです。

 

・光視症

こちらは、今でも、強いくしゃみをした時、しゃがんだ状態から立ち上がった時、に視界にキラキラした火花が散るような症状が現れることがあります。稀で、すぐに治まるので特に問題はありませんが、当時は、これが高頻度で起きて、不安になり眼科で検査してもらったのですが異常はなしでした。

思い返すと、この高頻度の時期とジョギングの時期が(おそらく)被っており、原因として強い衝撃のある運動によるものと推測しています。坐骨神経痛と同じ。

こちらも、眼科の光視症の説明に運動が原因という記述は見つかりません、原因としてはよくわかっているが書かないという状況だと思います。

この神経を圧迫するなり損傷するなりで起きている不調2つを、自覚なく長期的に存続させた場合、より深刻な病気に繋がる可能性があるのではないかと思います。(脱水も言うまでもなく恐ろしい病気が待っていますが)

 

他、何かしらの症状あったかもしれませんが大きくはこの3症状でした。

ジョギングは、衝撃による負荷も加わって、腹筋がガチガチになった記憶がありますが、こうしたストイック(不健康)さを受け入れることを私は許容できませんでした。

ボディビルダー体型で筋肉講師みたいなことをしている「谷本道哉」さんは、プライベートでもおすすめの運動としても自転車を推しています。ジョギングもいいですが、(衝撃が強い)ハイインパクトな運動なので、関節が摩耗します。という文言、公の場で、他の運動を否定・批判するのは避けられますが、本質的なところ、健康・持続目的な運動でわざわざ衝撃のあるものを選ぶ必要はないということだと思います。

様々な運動競技人口を維持するため、ネガティブな情報(ある競技者は短命とか)を出さないというのが、職業病と同じですが、現実としてあるはずです(トップ競技者は相応の対価があるので許容できる)。

皇居ランナーに話しかけて、ジョギングきつくないですかと聞いたら、疲労困憊で身体が疲れ切るのが気持ちいいという話を聞けて、自転車には興味はないという反応をもらったことがあります。

私はジョギング1時間が辛すぎて(天候が悪いと走れない不便もあり)、水泳に変えたのですが、水泳は他の人との占有関係があり、施設に通う必要など、自由度が低く、身体の負担として悪くないのですが続きませんでした。空いていればレーンで泳いで、混んでいれば水中ウォーキングという感じでした。なにより、毎日来るけど10-15分ですぐ帰ってしまう人と監視員の人に覚えられていたというのが、軽い健康志向なんだとわかります。

そういう、経緯があって、エアロバイクPC(一緒にダンベル運動)で1時間毎日できて、時期が良ければ夜サイクリング(速度を出して強い風に当たるので、風邪をひきやすい、ゴーグルをしていても目に細かいゴミが入る結果ドライアイ傾向はあり→防塵ゴーグルで良い)を追加するという、直後に寝込むこともなく、過負荷による故障もない運動が持続できているというのはすごいことだと思います。

エアロバイクの欠点としては、同じ箇所を摩擦圧迫するのでイボができやすい、サドルと接触するおしり部が黒ずむらしい(自分としてはほとんど確認できず)、膝や足先の関節が軽く痛いということは稀にある(一時的)、魚の目になる場合がある(ジョギングも同様)という感じです。自転車の事故は、重大で最大限安全に乗ってほしいですが、他の点で大きな症状というものは無くごく軽度でしかないと言えると思います。