風呂で全身を洗う必要性 - ボディタオル選びの失敗から

昔(10年ほど前は)は、体洗い用のボディタオル(かたい)を使っていたのですが、無印良品の泡たてボール・大を知ってからずっとこちらを愛用していました。

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なぜこちらに変えたかというと、泡たてが非常に簡単ですぐに体洗い作業に移れるので重宝したからです。

ただ、これを長年使って気になった点はいくつかあり、まず、肩から上腕あたりのニキビというか汗疹っぽいごく小さい赤いできものができやすい傾向があること(体質的なもの、摩擦部というのが理由と思っていた、あとリュックサック派)、汗疹と思い運動後は必ずシャワーなどで清潔にしていたのですが、稀に新規に赤く小さいできものが複数できて不思議に思っていました。

また、湯船に長時間浸かった状態で、身体を手で擦ると特に上半身(手、頭を除く)で、擦れた垢が消しゴムのカス状に浮き出ることがあります。これに関しては、身体の洗い不足を思ったのですが、この泡立ちネットでしっかり磨いても、こうなってしまうので他の人はどうしているのか非常に気になりました。定期的に手で擦るアカスリが必要なのかとすら思っていました(ただ、この入念なアカスリをやって肌の状態が良くなるということはない印象、一時的だからかも)。

この泡立てボールはメッシュのヒラヒラを波状に束ねたもので、泡立ちが良いが身体に当たる面が少なくボールを当てる感じなので力の入り方があまり良くないのではないかという気はしていました。なので、洗顔パフの巨大なもので全身用というのがあれば加減無く擦れて良さそうなのにそういう製品が店頭にはありません(昔からあるヘチマスポンジ、海綿など天然由来のものはありそうですが耐久性や値段などで主流ではないはず、風呂スポンジみたいなのは1点ほどありました)。

店頭の体洗いコーナーを観察してみると、7割がボディタオル。残りの3割を背中ブラシと泡だてボールという感じになっています。

泡だてボールを全身に使うのが間違いなのかと思ったら、類似品がボディウォッシュボールとして販売されています、紐が両側について背中に対応したものもあります。また、背中ブラシは片手で使うので力が入らず価値がわかりませんでした。

ということで、ボディタオルを久しぶりに使ってみたのですが、泡たてが少し手間ですが、純粋に面で擦れて厚みがない分肌に手が近く力が入りやすく垢落としとしてボールとは結構違いがあるように感じました。比較して、ボディタオルだと表現として焼けるような痛みのある擦り(一時的に赤くなるような・石鹸は多めにする必要あり)が全般できるのですが、ボールだと力の入りやすいときだけで力が入りにくいと軽く擦るだけという感じで印象が違いました。

また、通常の泡だてボールでは背中が洗えないのですが、洗わずとも特にトラブルがないと言えるのですが、両手を使ってボディタオルで背中を擦ると肩辺りの中途半端な擦りが補完できてやる必要があるみたいです。昔はどうしていたのか、手ぬぐいで身体を洗うというのはあったようです。タオルでやって全然泡立たないのでボディタオルの快適さがよくわかりますが、それでも擦ってアカを落とすというのは達成できるようです。

つまるところ、問題のないレベルに身体が洗えてなかったんじゃないかという疑いがあり、ボディタオルを使うべきだったということになるようです。

個人差に身体の毛深さは大きく関係していて、毛深いとしっかりと身体の垢や汚れを落とす必要があり、毛深くないと肌をいたわるような方向に重点がいくのかなと思います(この場合、泡立ちボールと背中ブラシでOKとなるのかは不明)。

夏に汗をかくたびにシャワーを使うと、それで十分かなと思ってしまい、夜の時間をかけての風呂を省きがちです。シャワー時、ボディソープを使って頭や脇、股など臭いの気になる箇所は入念に洗うけどほかは、流すだけという生活をすると、水洗い箇所の垢と雑菌が繁殖して炎症が起きやすくなるという「白ニキビ」と同じ方向になるようです。

私の肩と上腕の赤いつぶつぶは、汗疹っぽいのですが、原因としては擦れや汗をかいて放置したのも原因ですが、最も大きな原因としては垢が落とせておらずそこに雑菌が繁殖していて、炎症が起きやすくなっているということだと思います。

なので、こういう肌トラブルを予防するために、一日に一度は界面活性剤効果のあるソープ泡を使って「もれなく全身」をしっかり擦ることで汚れを落とす必要があるようです。この汚れについては、トラブルが起きるまで臭いもなく目視もできませんが確実に垢・雑菌として存在するので洗い落としておく必要があるようです。

また、脇など通常の閉じた状態でなく伸ばし開ききった状態で擦らないと、十分な洗浄効果が得られないのではないかと思います。

界面活性剤は、泡が大事とは言いますが、それのみでは表面的にしか効果がなく、それに加えて、擦る(こする)という行為が大事なようです。

汗疹(あせも)で検索すると、肌バリアの荒れなので肌を強く擦らないという感じで逆っぽい記述がある気がします(擦るあたりの記述に作為的なものを感じます)。このあたり、今後の自分の肌状況で、予防法が正しいのかはっきりできると思います。

(魚の目でも見た鳥取医師会)皮膚科は、ボディタオルを勧めません

こちらはよく読むと、アトピーや痩せ型など肌の状況が良好でない人に向けたもので、同じように擦るわけにはいかないようです。

アカスリ用ボディタオルの注意書きには、

皮膚は同一箇所をあまりにも強く、長時間こすりすぎると稀に肌を痛めたり、色素沈着する症例が報告されています。

肌を痛めるから擦るのは良くないと思ってしまいがちですが、擦らなすぎて問題が起きているように思います。(肌が弱い、荒れやすいなどの事情があれば別として)擦ると垢が浮き出る、汗疹になりやすいなどは目安になりそうです。

 

(経過1)しっかり擦るようになって、一番変化したのが脇の臭いの強さ。(夏限定)以前は、ヨーグルト系の臭いが汗の具合に関係してしてあり、ゆで卵を食事に組み入れてから、体臭が強くなったかもしれないと感じていたのですが、ボディタオルで入念に擦ってからしないもしくは軽く臭うかもという程度で、自分でも驚くくらい変化がありました。臭いの原因として溜まった角質があるのですが、(私の場合)この影響は大きいようです。

※運動してのシャワー後、明らかに臭いが残っており原因がわからなかったのですが、汗を吸った短パンのみ洗濯の都合、そのまま履き続けていたのですがそこから臭っているのがわかりました。汗の出る夏季(短パン)に限っては、毎回衣類を全部取り替える必要があるようです。アカについてはそのままですが、体臭については修正する部分あるかもしれません。

ボディタオルは店頭で、「やわらかい」から「かたい」まで種類があるのですが、触って全部同じような感じです(わかるのは、泡立ち重視は柔らかく、こすり重視は硬い印象です)。試しに、300円から600円の価格帯で、600円のやわらかいを試したのですが、私の使い方として折りたたんで2層にしてそれで肌を水平に擦るという方法で全身を洗います。焼けるような痛みの手前くらいのちょうどよい具合があってその加減でやっています。それを購入した「やわらかい」でやったところ、柔軟性がありすぎてめくれてしまい、二層で擦るということができません。これは、「やわらかい」「かたい」よりも、できるだけ単調な生地(混合でない)で抵抗の強いものが合っているようです(正確には下記の通り、泡立ち重視はアカスリに不向きということです)。最も安価なPB(ホームセンターのプライベートブランド)で290円程度の安価で単色な感じの生地は荒いので捲れ難いです。このあたり、捲れ難さと肌の当たりの良さが両立できるものが望ましいのですが、いろいろ試して自分に最適なものを見つけるしか無いように思います。

現在、父用のボディタオルを勝手に使っているのですが、これは「かたい」ものと指定されて近所のドラッグストアで私が適当に買ってきたものだった気がするのですが特定ができていません。

よく泡立たせてから、全身に泡を塗ってから漏れのないように全身(顔はパフもしくは手)の擦り作業をやっていきます。湯船では、歯のケア。洗い場では全身擦りと、休まらないのですが、そのうち慣れてくるのかなと思います。

(昼のシャワーについて)

運動や作業後に、シャワーを浴びます。夏季限定での体臭問題ですが、

1.シャワーのみ

シャワーの回数が多いと肌や髪を痛めるというのであれば、シャワーで流すのみが負担が少ないはずですし最短で楽。これの欠点は、洗浄不足で脇の臭いが直後から残っていること。一部残ることで結構気になり、シャワーを浴びたすっきり感が台無しになります。

2.シャワーと体臭箇所、頭、脇、股に手・石鹸のみで洗浄

こちらを採用していて、頭にシャンプー、その泡で脇、股と移ります。泡不足になることで、水切れが良く悪くない反面、面積として多い股(尻)の洗浄が不完全ですし、箇所以外は洗えていないので中途半端感はあります。

3.シャワーと石鹸・ボディタオルを使っての全身洗浄

となると、これなのですが泡立てがめんどくさいという問題が起きます。そのときに、泡だてボールが最速で役立ちますし、そのまま全身を洗えるので重宝します。軽く洗いたいときに、泡だてボールはあったほうが良いという考えだったのですが、実際泡たてボールを使ってみるとどうしても磨き漏れがあり、シャワー後、それが体臭として際立ってしまい気になります(もしくは、石鹸の量不足?)。体臭予防の質が上がってくると、些細なことも許容できなくなるようです。ボディタオルに十分な石鹸・泡立てで丁寧に磨くというのが、シャワーでも必要になっています。

状況や気分で1-3の方法のどれかを選ぶのですが、できるだけ3のほうが望ましいようです。

(経過2)複数ボディタオルを購入して全部試しました。どうも、これはアカスリに向いていないというのは、泡立ちを売りにしたもので生地がつるつるする質感のものです、この製品だとやわらかい・(おそらく)かたい関係なくダメそうです。

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PBの298円(安価)のやわらかめを試しましたが、これは使えます。

ただ、若干こすり加減として弱いかなという印象。

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自分用として、落ち着いたのが

 

こちらがちょうど良く、長さ110cm持て余すと困ると思いましたが快適に使えました比較のためhard(かたい)を最初買いましたが、数回やって肌がツルツルした状態を維持するのにハードでは過剰なので、ミディアム(ふつう)にしました。違いは確実にあり肌の負担とのバランスで、ふつうが良いという感じです。

1層、2層、4層と折りたたんでどれでもこすれるみたいですが、私は2層か4層です。4層のほうがコンパクトで当たりもソフトなので継続的な使用には合っているようです。

歯の清掃、顔のパフ、ひげ剃り、頭のマッサージブラシ、全身のボディタオル擦りとフルサービスでやってみたのですが、背中を洗うときにドアに手が当たるなど洗練されていませんが、これが本来の風呂の入り方だったと思い出しました、脱衣所のサーキュレーターの風が生ぬるく、エアコンの効いた部屋の扇風機に当たらないと火照りが収まらないという気持ちになりながらもここちよく満足できました。

個人的に背中を刺激されることが少ないため過敏に反応してしまう傾向があり、一日一回こうして背中を洗って刺激を与えると、その充足感は大きいのではないかと思います。

昔は、15cm位の低い椅子が標準だったのですが、高いほうが作業しやすく、腰の辛さがなく、徐々に高くなってきました。高齢になると、介護用の風呂椅子を要望するようですが、当初それが高すぎと思ったのですが、実際使ってみると作業がしやすく安定性もあって特別不満をいうこともなく悪くないです。

(経過3)ボディタオルを使って数日、最初はニキビのようなものが一つ背中にできたりと不安だったのですが、最初のみで慣れて落ち着くようです。連日、ボディタオルでこすって角質を落とす場合、軽くで十分ですし、かたいをわざわざ選ぶ必要はないと思います。肌の状態としても、キュッキュッに近い感じでこすって垢が浮き出る気配はありません。この状態を維持するだけなので、必ず身体全体ですが軽くこすれていれば十分なはずです。継続して毎日擦るのに必要なボディタオルの固さは実際かなりやわらかくても良いのかもしれません。アカが残らず落としきれていればよく、固すぎて肌にダメージが蓄積して異常がでるというのはあってはいけません。

この習慣になるまで、水虫は誰しもなる病気と思っていましたが、しっかりボディタオルで足指周りをこすった場合、ならない可能性が高いように思います(自分で確認します)。体臭については、全く問題のないレベルが安定して維持できています。

 

(重要)2ヶ月間、ボディタオル(ふつう)による全身こすりをやっての結果

垢が浮き出ることがなくなりました。おそらく、体臭が軽減した効果があったと思われます。ただ、擦ることで肌にダメージがあるようで、細かく薄く黒ずんでいる箇所が増えたような気がします。どうもできるだけ、(泡たてボールと比べて)擦らないほうが肌の状態としては良いみたいです。ボディタオルによる垢擦りをやめると垢残り問題が起きるので擦るのはやめられないのですが、できるだけ肌に優しい素材(やわらかめ)を使ったほうがいい気がします。習慣的に擦るのであれば、どんな柔らかい素材でも垢は落としきれるようです。

ソフトが店頭になく存在しないのかと思ったら、ヨコズナにありました。350円ほどで安価、ソフトですがテーブルを拭く水色ナフキンみたいな質感で崩れもせず私としては理想的なものでした。ただ、全般的な感想としては、擦ることで垢が落とせるようになりましたが、肌の状態としては、擦らず垢が浮き出るほうがダメージがなく良かった気がします。とはいえ、垢を放置するわけにはいかずできるだけソフトなものでダメージを最小にして快適に擦り落とすしか方法はないように思います。

(結論)

ボディタオルにボディソープで髪を含めた全身洗いをして、髪の潤滑のためシャンプーでで髪を仕上げ洗いすると髪の2度洗いになり、頭皮ブラシは不要になります。このやり方だと、基本不要、頭皮マッサージしたいときに使う程度に私は落ち着いています。風呂での体洗いの様式の理が理解できた気がします。

 

(記事と違う内容が確認できれば、内容都度修正します)