入浴後の髪の乾燥 - タオルの有効利用

(坊主以上に髪を伸ばすと発生する問題です。QOL(生活の質)に関係する話です。)

入浴後に髪を乾燥させる必要があります。

水分が残ったままで自然乾燥させると、

そもそも乾燥までに時間がかかる上、髪のボリュームがでず、潰れた感じになります。

また、半乾きで寝ると、髪の寝癖になるのは確実です。

他人からの印象、自分の気分に影響する容姿の大事な要素の一つです。

入浴後、しっかりと髪を乾燥させるために

まず、ドライヤーというそのままの名称の道具が思いつきますが

これは、最終調整。仕上げに使うもので、

使用の前提として、タオルでしっかり拭き取った後にと、ドライヤーの使用説明書には書かれていると思われます。

ドライヤーを使う場合、乾燥したタオル数枚を使って、しっかり乾燥させてから、使用するのが正しい使い方ではないでしょうか(乾燥タオルは効果・時間ともに優れた乾燥法です)。長髪の人は、乾燥法に関してしっかりとしたやり方ができていると思われます。

ちなみに、多くの男性ははタオルで十分に乾燥ができれば、ドライヤーは不要なはずです、セットの必要云々は私にはありませんでした。

今回の主役はこの「タオル」です。(一般的なフェイスタオルを前提に話をしています)

基本的には、体全体(髪を含む)を拭くタオル1枚と髪の水気を吸収させるタオル1枚の2枚使用で、(ツーブロック男性の毛髪量を想定として)問題なく乾かせます。

体全体を拭くタオル1枚だけでも、髪を含めて全体の拭き取りはできます。ただ、髪の水気を抜けきることはできず、結果、髪の潰れと寝癖の問題が発生します。そのために、仕上げとして乾いたタオルでの乾燥目的の髪拭きが必要になります。ちなみに、髪を拭いた後のタオルは、体全体を拭いたものと比べると、乾いたままの状態に近いです。

ということで、毎回2枚はタオルを使いましょうという結論タオルは惜しまずふんだんに使うべき)になるのですが、問題は、タオルの洗濯物が増えてしまうことです。(衛生的だし洗濯物増えても構わない場合、以下の内容はそんな方法もあるんだと参考適度にお読みください。)

私の場合、毎日の入浴に加えて、運動・外作業後のシャワーを含めると一日2回以上、夏場だと4回ということがありました。できるだけ、洗濯物を増やしたくないというという理由と、タオルの在庫を使い果たしてしまうという配慮があってタオル1枚でという場合が多かったのです。そのため、髪の潰れた状態を仕方のないものと受け入れていました。

なのですが、今回、改めて考えてみると「工夫・ひと手間」で、タオルによる乾燥不足問題は解決できるという発見に至りました

まず最初は、「タオルの継続使用」です。

以前、単身生活をしていたとき、洗濯を自分でやっており、タオルを干すときに、パラソルハンガーが非常に便利でした。場所を取りますが、差口が広く乾きやすくただ棒に引っ掛けるというのが機能的です。これを室内干しで常時置きしていました。

 

毎日の入浴(シャワーのみ)時に、洗濯後の新規のタオルでなく、朝の洗顔で使ったタオルを干したもの1枚、前日の入浴後に髪を拭いた一度使用して干したもの1枚を、ハンガーから抜き取って、一度使用したものは身体拭き用に、洗顔で使ったものは髪(と顔)拭き用にという使い分けをしました。その後、身体を拭いたものは洗濯かごの縁に掛けて乾燥させた後、洗濯物に加える。髪を拭いたものはハンガーに戻すというサイクルを作って使用していました。

後の単身生活では、よりコンパクトに、シャワー室隣接の脱衣所兼キッチンに回転式ふきん掛けを置いて、同様に使用していた記憶があります。

 

継続使用の問題は、タオルが臭うことです。洗顔使用後は問題ないですが、髪から身体と使用していくと、タオルからの臭いが気になってきます。そのため、洗顔→髪→身体という順番が厳格化してきます(3回使用)。身体を拭いて干したもので顔を拭くと臭いが不快で使用はできなくなる感じだったと記憶しています。

これを、実家で復活させたいのですが、家族との共同生活の制限があり、できそうなことは、脱衣所に、使用したタオルを干す場所を設けることしかできなさそうです。

実用を考えると、掛けやすい回転式ふきん掛けタイプになります。衛生面を考えて再使用は1回(2回使用)で、洗顔拭き(朝シャワー派は髪拭き)後のものを干して、身体拭きに使います。体全体(髪を含む)を拭くものは乾燥している必要がなく、髪だけ乾燥したタオルが必要なので洗濯後の新規のものを使います。身体を拭いたものは、洗濯物カゴ行き。髪に使ったものはハンガーで干すサイクルになります。

いろいろ方式があるのですが、鴨居をネジで締め付けるタイプが移動や撤去が容易なので採用しました。写真の通りなのですが、タオルを干すとどうやっても目立つのでできるだけ隅に設置しています。浴室から出てすぐ、右手を伸ばすとタオルが掴めるので使い勝手は非常に良いです(タオルを引っ掛ける時、高過ぎ奥過ぎで手が十分に届かず工夫がいるのは欠点です)。

 

次が、「1枚タオル髪優先法」です。

洗濯した新規のタオルが一枚しか使えない場合、浴室から出るとき、身体と髪を手ですくって水滴を落とすと思いますが、この時、髪をオールバックにする感じでできるだけ水気を落とします。それから、脱衣所(もしくは浴室)で最優先で髪をタオルで拭きます。脱衣所ではまず体全体を拭く(私個人はそうしていた)のは、水滴が床面に落ちるのを回避するため習慣化しているのではないでしょうか。ただ、それだと乾燥したタオルが身体の水滴を吸ってしまい最後の髪で十分吸いきれなくなります。

そのため、最初にタオル全体を最大限使って髪の水分を吸わせて乾燥させます。その後、身体を拭くという流れだと、多少の無理がありますが、通常よりも髪が拭けていて乾燥した状態が作れます。

タオルが2枚使える場合、この手順は必要ありません。

基本は、タオル2枚体制。

外出時など、タオル一枚しか使えない状況ではこの方法が活きます。

繰り返しになりますが、髪型の決まり具合は非常に大事です。この程度の工夫や努力で解決できる問題だったのに、長年放置していたというのが悔やまれます。(できていない場合)早々に、体制を完璧にすることが必要です。