フケ症の予防 - 頭皮ブラシは使ったほうが楽

※訂正 ブラシ部の材質は、どちらもエチレン系エラストマーでした。形状と成分調整による違いのようです。

フケの原因について、体質や生活に話を広げた情報がありますが、(通常)最も大事なのは、毎日のシャンプーで落とせているかだと思います。フケ自体は、皮膚の新陳代謝で正常なものです。

(シャンプー1回 ☓)

まず、基本的な1日1回のシャンプーですが、ただ、漫然とやると洗浄不足でフケが発生すると思います。

(シャンプー1回 逆撫で △)

次が、ためしてガッテンでやっていた内容ですが、シャンプーで洗うとき、指先を頭頂部に向けて逆撫でするように泡立てると、頭皮の皮脂と角質(フケ)がよく落ちるというのは広く知られています、これによって洗浄効果が上がります。この状態で長くやっていましたが、肩にフケが落ちている時があり完璧ではありません。ただ、この段階で入念かつ時間をかけて頭皮を洗った場合、シャンプー2回に近い結果に近づくかもしれませんが、それならば、後述の頭皮ブラシを使って効率・効果を上げたほうが良いと思います。

(シャンプー2回 逆撫で ◯)

逆撫でをやっていて洗浄不足となると、1回の入浴で2回シャンプーをやるということを思いつきます、実際これをやると効果があって、フケは発生しなくなります。2回めで泡立ちが良くなるというのは実感できると思います。ただ、手間は2倍になります。

(シャンプー1回 頭皮ブラシ ◯)

結構、昔からあるんだと思いますが、使っている人は多いようです。

記憶にあるのは、安っぽいプラスチックで円状の剣山みたいなもの、(参考2)は古くからありました。

新しいとシリコン製が一時流行ったときに、購入したものを長く使っていました。

適度に硬さがあって好評として、浴室に常時置きでたまに使っていたのが、

 

なのですが、毎日使うようになって、髪の毛の状態が良くなく、傷んでいるのではないかという疑いが出てきました(もちろん、加齢も考慮しています)。

紛らわしいのですが、この製品はシリコンっぽくゴムのような弾力性があるのですが、エチレン系エラストマーという別の材質でした髪と干渉しやすく、柔軟性があるため頭皮にちゃんと届いているのか怪しく感じました。しかもこの製品は、先端の短いもの長いものがあって、先端が丸かったり三叉になったりと髪の毛を痛める点を考慮していないように思えます。

おそらく、短髪男性の頭皮マッサージに特化した製品としか言えません。

素材として、髪と干渉せず、頭皮に届いてフケを落としてくれるものが欲しいのです。

そのため、調べてみたら、無印良品で「ポリプロピレン頭皮ケアブラシ」というように流行として硬い素材が選ばれてきている傾向があるようです。(ネットでは依然として、シリコン製もありますが、店頭ではブラシ形状で先の硬いものが多かったです。)実際、ドラックストア(サンドラッグ)で、見つけたのが、

というものでデザインも良く、購入して試してみました。

素材としては、スチレン系エラストマーで同じ材質なのですが(天然鉱物配合)とあり質感としては柔軟性が僅かになって別物に思えます。

使ってみると、髪との干渉が少なく、頭皮を直接刺激するような感じで、印象・使い勝手が大きく違いました。周りで、以前のマッサージに特化したようなものを使っている人が多かったのですが、私は硬質でブラシ形状なもののほうが頭皮洗浄ブラシとして効果が大きいと思います。

使い方としては、髪を十分泡立てた後に、頭皮ブラシで全体を満遍なくかるくなぞる感じで、指の届かない頭皮にシャンプー成分を浸透させるのが役割だと思います。その後、指先で再度泡立ててすすぐという流れになります。

(修正)ブラシの使い方ですが、掻きすぎると髪のコシが無くなり問題があるので、1回掻くだけ、頭頂に向けて周りから集める感じが、皮脂落としとダメージのバランスが良いように思います。

ということで、(シャンプー1回 頭皮ブラシ)が、フケ対策として負担なくできると思います。私の場合、それに加えて、朝のシャンプーが加わり、フケの心配は全くなくなりました。

安価(数百円)で入手でき、効果の高い頭皮ブラシですが、数年使えるため交換機会がなく適切なものを選べていなかったのはもったいなく思います。

(修正)

ボディタオルにボディソープで髪を含めた全身洗いをして、髪の潤滑のためシャンプーでで髪を仕上げ洗いすると髪の2度洗いになり、頭皮ブラシは不要になります。このやり方だと、基本不要、頭皮マッサージしたいときに使う程度に私は落ち着いています。