M字ハゲとは何か (加齢と髪型の定石)

振り返ると、二十代後半に坊主にしたときに、ミッキーマウスの耳の様に、M字の前髪後退の兆候はありました。子供のころからではないです。

年齢とともに、鋭く奥に進行しているのがわかります。

以前 平時

髪型にはいろいろ悩んできましたが、刈上げ、ツーブロックという感じでトップは長めの傾向であったのですが、前髪が決まらなくなり崩れやすくなりました。前髪を横に流すという技でどうにかごまかしていたのですが、流す元は自然でも先は毛が不足していて不自然な感じが目立ちます。

スパブラシ後

悪化の原因として、スパブラシで毛根を毎日洗うようになってから少しのダメージが蓄積して、髪の癖は弱くなりましたが、ボリュームについては(初期に)抜け落ちる毛の量が増えたことで致命傷となった気がします。これからさらに毛量が落ちて使用中止という最悪の事態は想定していません、自然と抜け落ちる毛をブラシ加圧で抜いてしまったという状況と予想(その部分的な責任として、写真記録は公開しておこうと思う)。この仕組みがわかれば、毛量maxと毛量minで調整はできるが毛根の汚れは手を付けられなくなってしまう。

スパブラシの使用を減らす、より髪を長くして横に流す、整髪料を活用するなど結構切羽詰まった状況でした。

ほかに、ネットで調べると、髪を短くしてM字を隠すという美容師の参考が見つかります。以前も、ソフトモヒカン、坊主などやったのですが短髪は印象が硬くなるイメージがあり前向きになれません。

カット後、前に集めても不自然

限られた手の中で、前に髪を流して中央に立てるという方法がM字を隠してかろうじて自然に見える気がしたので、散髪時に、サイド3mmでより高く刈上げてトップを今より少し短くして前に髪を集めて立てる感じにしたいですと伝えてカットしてもらいドライヤーで立ててもらったところ、一応できましたがやはり横の毛量が不足する感じが少しありました。

自然な感じで楽。安堵。

シャンプーはセルフなので自宅で洗い流して、ドライヤーをして自然にしたところ、M字が隠れて非常に自然で無難な髪形になっているのがわかりました。長い時は前髪を垂らすと薄い箇所が目立ちやってはいけないスタイルだったのですが適度に短いと、自然な感じでM字や額の広さが(これまでと比べて)特に気にならないというのがわかりました。これまで髪を気にしすぎ、時間を費やしていたのがウソのように楽になるというが実感です。無難で済めば髪型は十分です。

 

要点をまとめると

・ネットで見つかるM字ハゲが進行した人は、髪が長く前髪を後ろに逆立ててM字を目立たたせているだけで、多かれ少なかれ多くの人が年齢とともに後退しています。

・M字後退が進んで髪の状態が悪化したときに、髪の毛を伸ばしてボリュームを出すという発想は間違いで、髪が長くなるとロング女性の髪の様に重くなり垂れるのでより状況が悪化します。M字の後退を隠さず見せるスタイルもあります。

・男性の長髪より短髪にしたほうがM字が目立たないというのは王道ですが、ソフトモヒカンや坊主はM字を露出させるので目立ちますし印象が大きく変わり硬くなります(強い個性にもなりますが、通常のアレンジの範囲を超えた髪型)、極端すぎます。

この場合の短髪は、中間に近く中髪というべきで、緩いソフトモヒカン、ベリーショートと呼称される、M字が隠れる髪の長さと髪の重さでボリュームが潰れないが両立した短さが理想のようです。このニュアンスを伝えるちょうどよい呼称というのがない気がします。実際、髪型という名称はあっても、解釈の幅が広く、真似したい髪型の写真を見せてイメージを共有する方法が確実です(これまで思いつつもやったことがない)。

・以前もこの短さになったことはあっても、癖毛の傾向が出ていて印象が良くなかった。頭皮ブラシで固着毛根汚れがなくなり髪の癖が軽減して気持ち髪の印象が良くなったのも関係している気もします。

・髪の状態が徐々に悪化するのに相応して

長髪(ツーブロック、刈上げ)⇒中髪(ベリーショート、緩いソフトモヒカン)⇒短髪(坊主、短いソフトモヒカン)⇒剃り

中髪は、より後退しても自然な感じで意外に結構長くやっていけそうな印象です。ここを飛ばして短髪に飛躍してしまいがちと言いたいです。

・美容師に任せても、こうしたらいいんじゃないですかとアドバイスはしにくいし、本人がどうしたいのかわからないわけで、言われた髪型にカットするだけなので自分で見つけるしかないように思います。私の場合、横に流して上手くやっている親類に影響されて長く伸ばすのを意識していたのですが、相当難度が高いので参考にすべきではなかったという結果です。

 

前髪中央が残っているからというのもありますが、前髪の後退はこんな感じです。(個人の状況により事情は異なります、一例として参考にしてください)

 

美容整形の自毛植毛は、こんなことができるんだで興味はあります、軽度ほど定着率が高く、重度ほど定着率が低く、高額・施術跡とか問題はあるっぽい(10年以上前に公表しているサッカー選手のルーニーの現在の様子を見ると、M字改善として定着していて否定はできないが、当時坊主であり現在の髪の長さだとそれほど違わないのではないかと思わなくもない。毛の採取跡が見えていたり経年写真で不自然に増えていてこの人も植毛したのかという有名人を見るとやってよかったという感想だろうなと思う。弱ったところを補強する軽度で注目を浴びる仕事では意識が違うと思う)。業者のネット情報の氾濫が気になるのと、清潔感と良好な体調を保ちつつも、老いを自然に受け容れる。そうした文化がなければ、年を重ねることはただの苦痛になってしまいます。

 

(整髪料)

存在意義がよくわからなかったのですが、ボリュームのある若い人には本来不要。昔から40代以降の男性の細くなった髪で、自然セットしてもすぐに潰れてしまうという切実な悩みの解決法として整髪料は存在すると思えました。昔買って使用期限の切れた不気味なワックス、ジェルみたいなのは処分しましたが、ハードムースは使えそうなので触り始めましたが、まず、整髪料(とりあえずムース)を使いだすとシャンプーで大まかには落ちますが残留があるらしく洗髪後もわずかに髪のざらざら感が強くなり、整髪料を使っていなくてもボリュームが出るようになります(リキッドではボリューム出し効果は微妙)。ボリュームが気になったら何かしら整髪料を使わないのは損です。あってもなくてもから始めるなら、リキッドが一番使いやすいのかも。

ヘアリキッド - 化粧水のイメージでサラサラの液体というイメージを持ちやすいが、ヘアリキッドはわずかな粘着性があり少量使用後、手を洗わないといけないし意外に落ちにくい。この特徴は、整髪料としてムース系統のものです。

・なぜヘアリキッドでなくムース・ジェルが目立つのか。

若い時に髪をいじるとき、ボリュームがあり、結束力のあるムース・ジェルを使うことが多くリキッドの需要がない。学生時代に、祖父の真似で「椿油」(付け過ぎ)を使って試行錯誤して使わないという方向でこじらせてしまったのが惜しい、リキッドに手を出していればここまでリキッドデビューが遅くなることは無かったはず。なんか、リキッドも油らしいですけどね。

軽くボリュームを出したいという中高年需要にはリキッドがちょうどよいのに、若いころの知識経験の延長で手を出しにくくなっている気がします。整髪料メーカーの販路拡大の弊害な気がします。CMでリキッドは見たことない。

リキッドは扱いやすくムースとは違った自然なまとまりがあり、中年が求めている整髪料がリキッドでした。ほとんどの人は、整髪料はリキッドに始まってリキッドに終わるで満足じゃないでしょうか。リキッドがダメで、ムースだジェルに向かうことは短髪化と並行するとありえない気がします。気にも留めていなかった父親の整髪料(確認したら、無香料のリキッドだった)を使うというのは遺伝的に髪状況が近い可能性が高く共同使用していい気がします、親子のメリットです。父は髭剃りどうしてるのかと思ったら勝手に私の髭剃りを使っていたりするので合理的です。

いうほど全面解決かというと違って試行錯誤する面があるのですが、効果として髪がより黒く見えるらしく印象が変わります。ぼさっとした髪の印象が消えまとまりのある髪になります。髪を整えて思い通りの状態にセットしやすい。半面、時間が経つと潰れる、前髪が垂れるので、癖の様に横流しの手癖が必要。量やつけ方を調整中。一度使うと戻れないだけの効果はあります。セット状況が良くなると結局、M字の後退していない真ん中部分を6・4にして分けるのが一番自然です。残った資源でどうやりすごすしかないのでこんなものだと思います。