実家と都心の話になりますが、実家に戻るのが面倒で都心で一泊したいと思うときがよくあります。ホテルの宿泊料(経費?)も気になりますが、より問題なのは泊まりたいと思ったときに予約が取れないということが起こります。外国人観光客が多く予約が取りづらいというのは慢性的なものでこれを回避するには、場当たり的な思いつきでなく数日前に予約を取る習慣ができればいいのですが、イベントなどの明確な目的がない場合、不自由さが受け入れられません。ホテルまでの移動、ロビー手続きも面倒です。
親類の住居の空き空間を活用したり、単に泊めてもらうのもありですが、思うように自由にできないというのは当然かと思います。
次の段階で、安価な賃貸を借りてしまうという二拠点化が候補になります。
JKKやURの特別募集では、家賃が半額なのでホテル2泊分位+光熱費などで済むのであればありかなと(設備は許容ギリギリの古さで、レア募集ですけど)、しかも中央線立川近くであれば都心からの賑わいも地続きで施設面でもほかの私鉄とは違う雰囲気です。ただ、二拠点化すると実家を主として、どれだけ賃貸を使えるかというと非常にもったいないことになります。一週間で6日を実家で過ごして1日だけ賃貸となると、賃貸の残り6日間は利用のない無駄となります。このあたり前の点を考えると、1人に住居は1つで十分ということになります。仕事通学の都合、2拠点住居がどうしても必要、他人との共同使用ができるなど状況によって違いますが、なんとなく2拠点確保は無駄です。夏場にしばらくぶりに泊まったらダニが発生していて背中を複数箇所噛まれたのが本当に嫌な思い出になっています。
将来的に都市計画道路の都合の立ち退きで実家が住めなくなる予定で、移住候補地に賃貸を借りて住んでみるという理由であれば、意味はあるかも。ただ、それも使用率の低さによる強い無駄には変わりません。
この二拠点化の未満に、「車中泊」という候補もあるようです。
食事やトイレは、外食やコンビニが有りますし、風呂も入浴施設の利用で賄えます。基本的にいは1日泊まれれば実家に帰りたくなるでしょうから、基本家財は不要です。
24時間営業で全国展開しているトレーニングジムのシャワーが利用できればどこに移動しても生活が可能です。駅近なので駐車が難ですが全国展開しているコワーキングスペースも利用できれば、全国どこでも仕事ができます。新しいライフスタイル?全国一周とかで使えそう。手軽にできる車中泊の価値は高いように思えます。実際は、永続的にエアコンが使えないので暑すぎ寒すぎ蚊が来るで軽装の車中泊で快適に過ごせる期間は春秋のわずかしか無いと思われます。洗濯物もでますし、せいぜい一泊で実家に帰りたくなりそう。
なので、車内の奥行きスペースが身長以上あり、完全に横になって寝られる空間のある車種が候補になるのですが、ステーションワゴンが最適でした。この「ステーション」はどんな意味なのか調べたら、駅からの荷物を運ぶ荷馬車が由来で、荷物が沢山積み込めるよう収納スペースを広く確保してあるということらしいです。ホンダは現在ワゴンの車両がなく、トヨタに多くあるのですが「カローラフィルダー」が後部座席を倒して2mほどの奥行き空間ができるとのことで、これが本命かなと思ったのですが、後部座席の部分が盛り上がって傾斜になっており、傾斜のあるフラットで車中泊するには、傾斜を埋める追加アイテムが必要で候補外となりました。プロボックスは、後部座席のシート下を取り外してフルフラットにできるのはすごいのですが商用車はなので候補外。
この点、ホンダはセンタータンクレイアウトをフィット系に採用していて後部座席が完全なフラットに近く倒せるのでいい感じなのですがワゴンがなく、現在だと「フリード」がフルフラットっぽいくて候補だったのですが、これはファミリー向けミニバンに近いので好きになれません、大きく重い。ハイエースを始めミニバン系、軽バンでは、フルフラットにできるものがありますが大家族向きです。
※軽トラの荷台の活用も考えましたが、雨水・安全対策が大変で軽バンのほうが適しているという方向に落ち着きました。
どでかいステーションワゴンなら容易にフラットできるのかなと思ったら、後部座席の倒しが難しいらしく傾斜のあるフラットにしかならないようです。なので、海外ではワゴンが定番なので、ワゴンによる車中泊文化があるということは無いようです。
理想に近いのが、2022年に生産停止となったホンダシャトルがワゴン形状で奥行きが伸びたコンパクトカーで、運転中のバックで多少使いにくさはありそうですがコンパクトカーの延長でいい感じです(現在だと、バックカメラがあるので車長が長いのは苦でないはず)。

フィット(現行4代目)は、最大で奥行き174cm。
ホンダシャトル(ベースは3代目)は、最大で奥行き203cm。
紛らわしい前モデルのフィットシャトルは2代目です。
4代目で、ワゴン形状追加してくれなかったのが残念です。これまで、価値が理解できていませんでした。運転席を倒しての即応の仮眠と完全フラットな車中泊は別物(前の記事)。
※実際、入手して使えるのか欠点があるのかどうかは知りません。
現状、ミニバン以外で、通常の布団を使った車中泊ができる環境を利用している人は少ないと思われます(運転席側で2m確保できないか、傾斜の埋め合わせが大変だから)。もっと手軽にできるものかと思ったら、現在も難しいらしい。これができるのであれば、手軽に車中泊ができますし、清掃・掃除も手軽にできるので賃貸を持つ負担無く、車の管理の延長で済みます。
車中泊で検索すると色々でてきますが、現実的な車中泊として取り込むにはこの方向しか無いと思っています。このセンタータンクレイアウトの恩恵のあるシャトル・フリード系で仕事の都合、車中泊に注目して利用している人は結構多いようです。
トヨタプロボックスは、傾斜若干ありで181cm。スバルのワゴンも傾斜はあるけど同じような感じらしいです。車中泊の用途を考慮して、購入候補を絞るとかなり限定された車種しか残らないと思われます。ヴェゼル(SUV)が最大184cmで良いっぽい。
車の機能として、車中泊、完全にフラットな仮眠機能の有り無し
車長の長さのデメリットはあっても、休息のメリット(宿泊、横寝可能)は
大きい。その面を評価するとコンパクトよりワゴン
カローラワゴンはカラゴンは(親の)中古で乗ってた。
★車中泊 遠距離でも手軽に宿泊できる、横寝もできる
★職場の休憩で、本格的な横寝休憩ができる。プライバシーも安全もある。
世間的に、自宅以外で宿泊先を除けば、雨風がしのげて安全に休息(横寝)ができる空間というのは稀で、それが可能になる車の車中泊可能スペース(フルフラット)の確保は、非常に価値のあるもののように思える。
自宅で、コンパクトとワゴンは良い組み合わせ。
軽トラ、コンパクト、ワゴン。ミニバンはしらない、車内時間を快適には興味なし。運転席を寝かせた仮眠は、短時間に限られる。
敷布団サイズ 200-210 助手席はハンドルがないので2m確保に使えるだけなので普通の布団は無理っぽい。ワゴン系では無理。