住んで知った安価賃貸物件を振り返って

(1)学生時代の1階2部屋2階3部屋の木造アパート(それほど古くない)

大学近くの物件として選んだもの、2Fの真ん中という挟まれた部屋で壁一枚で隣の生活音がよく聞こえました(ハズレ部屋)。夜通しの麻雀のガチャガチャする音は本当にきつかった思い出。自分もサラウンド+重低音ウファーのスピーカーセットを買ったりしたのでどうしようもない学生アパート。不満はありつつ、4年過ごす。2021年頃、解体済。

(2)新幹線沿いの高層マンション(借りたのは7階辺りだったと思う)

値段が安価で駅チカを選んだのですが、部屋の下見で、南真向かいに新幹線高架があり通過騒音がたぶん15分間隔で聞こえたのに慣れるから大丈夫と判断して急ぎで契約、実際住んでみると深夜近くまで新幹線の騒音が直で部屋に入ってきて苦痛すぎてとても生活できるものではなかった。隣室の生活音も壁一枚らしくよく聞こえた。歓楽街近くで水商売っぽい人がちらほら、現在募集が無いのは満杯とも思えず不明。常時空き物件と思われる。1-2ヶ月で退去。

(3)UR団地(築40年以上5階建ての典型的な大規模団地)

民間賃貸で懲りたので、安価かつ品質が安定しているのは住宅公社ではないかという期待。エアコンを自分で取り付ける必要があるなど癖は強いが、諸経費が安価かつ明瞭なので安心できます。広々とした部屋で隣室の生活音は壁一枚で聞こえるはずですがキッチン側は全くわからず、居間側は聞こえるかな程度。北側にもう一部屋あるのでそちらを寝室としたので騒音問題はなかった。都市ガスなど快適で悠々、ここに落ち着いて1.5年ほど住んだはず。ここの問題は、水道で配管が古く水が臭く都会の水は飲めないからペットボトル水という生活にして働きもしたら慢性脱水になり耳鳴りなどの体調不良が起きて危なかった。たまに実家に帰って普通に水を飲んでいたので助かった。原因が水だなとわかったので臭いのを気にせず飲みだした頃に、水道配管の入れ替え工事の通知が来て更新後、臭いは無くなりました。臭いに慣れていれば飲めたかもしれないませんが、もっと早く交換してくれていれば違った人生だったはず。木造は水道管の更新が比較的容易で配管素材が最近は樹脂なので同じことは起きないかも、鉄筋コンクリート構造物で金属配管が劣化して水が臭いという状況がよくあるようです。配管が古く水が臭くて飲めない物件は、健康に生活できる状態ではありません。

※臭くて飲めない水道水は、大手町東京サンケイビルイベント広場の水道蛇口でいつでも味わえます。(訂正)最近、飲んでみたところ、最初に苔臭さがありましたがしばらくして特に問題ない味でした。末端でなく本管の方で更新があったのかもしれません。

たぶん退職した後、読書・PCなどやることはあったのですが、人との会話がほとんどない生活を続けるとどうなるかですが、まず、声帯が弱くなってスーパーレジで咄嗟に声が出せなくなる自分に驚くことになります。団地暮らしで孤独に暮らすとそんな事が起きます。

(4)1階2部屋2階1部屋の木造アパート(再建築不可で、相当に古い)

ターミナル駅から4-5分で、便利なところ。単身社会人が住人。上階は静かで、隣室とは入れ違いの押入れで緩衝空間があり、隣室騒音トラブルがまったくなかった。交流もなかったが、1年以上、実家併用で住んだはず。WIMAX使ってました。後付シャワーユニットに和式トイレを洋式化したりと設備は古すぎですが必要なものは揃っていました、スーパーも0分。

(5)自動車期間従業員期間工)の寮

基本的には、管理者がいて、生活環境を乱すような輩を対処してくれるので快適です。設備の新旧はあっても食事・風呂・部屋すべて問題ないはずです。仕事がこなせて同期や上司との関係が上手くできれば長く続けられるはず、メーカーごとの人気の違いで雰囲気・内情が違います。働いてそのメーカーが好きか嫌いになるかで、自分の愛車選びが大きく影響されるはずです。

個人的な期間工視点からの自動車メーカーの印象(工場・製造現場)

トヨタ(業界1位、圧倒的な人気、正社員登用実績あり高収入 場所は愛知県) 

面接時点で正社員登用目指しますかという意欲を聞かれて、それを目指したやる気ある期間工がほしいらしい。意欲はなくても合格(企業間で人材情報の共有は、極少数の危険人物を排除する程度に限られるっぽい)。研修中の現場あがりの管理職・振り分け担当者は、繊細さがありよく見ている印象。優秀な人材は、レクサスの田原工場へ配属(九州は知らない)。普通の工場に配属になって、工場は突き詰めると土木作業の現場に近づくという印象を受けました。トヨタは古い工場を使い続けるなどケチ(倹約節約意識が強い)のは有名ですが、期間従業員の福利厚生もその影響を受けて自己購入が目立ちます。代わりに業績や給料で応えるという考えです。組長という現場のリーダーと初対面で「最悪だわ」という悪態を暗につかれたので早々に見切りをつけて研修のみで現場配属前に退職しました。体格の良い男性で相手と組織の仲間の前でわざわざ「こいつが嫌いだ」というのを伝えないと気がすまない直情的なタイプが時々いるのですが聞かされた周りに緊張が走りますし、自己肯定感が強すぎ、相手を過小評価、組織依存しすぎているところ視野が狭いです。その組長の非難ではなく、研修中の期間工の雰囲気もオラオラした(私からすると)印象の良くない連中の割合が高く潤沢に人員も供給されるわけで、使えるやつを残して、使えないやつは辞めてもらうを現場で実践する組長という仕事から、パワハラ気質は自然に形成されると思えました(ノンキャリアの現場組長の上に、キャリア組の管理職がいます。故に、トヨタは人を育てる意識が希薄?)。仕事も家庭も充実した(おそらく)高卒の組長を、お山の大将と思いムカついた気持ちはありましたが私にこなす能力も意欲も無かったのは確かで、ちょうどよかったです(正社員になれなかった期間工が工場内で事件を起こすとか経験しているわけでこのあたり意図的・演技的な可能性を考えるとさすがトヨタの現場だなと思うのですが、還付金詐欺を見抜けなかった私から見てどちらかわからない、単にその組長が油断しきってただけなのかも)。即退職の下地として、同期も明らかにガラの悪い似たもの同士が2人一緒になり、おとなしい数人が萎縮したグループができていた。できるだけ関わらずに過ごそうとしても気に食わにらしく文句を垂れる感じ、食堂、風呂、通勤バスで一緒になるのでよくある刑務所の危ない奴らから逃げられない状態。入寮の説明で、人の少ない風呂がいいので仮入寮で使った正社員寮側の風呂は使っていのか質問したりしたのですが、そのあたりで面倒そうな2人に目をつけられたと思ったら、「見下している」という理由(Fラン卒で背負うものがなく身軽が通用しない、公益性の高い事をやっていても共感・理解されない)。即退職だったので気楽になったが、前職食肉解体で地方から出てきたおとなしい人が、危険な2人がリーダーのグループで静かにテーブル席に座っているのが気の毒だった。面白がってスマホいじりながら動画撮影してるような連中。一人なら無害、二人以上で有害悪質化。全国から学歴不問で正社員登用と高収入目当てに集まるトヨタ期間工は、明暗の差がはっきりしている(田原配属になったフィジカルエリートの元競輪選手もいるし、前科持ちもいる)。食堂の委託業者の若い連中も仕事はするけどガラの悪い印象。バスの送迎員も嫌だし、(自家用車持ち込み不可だったのもあり)豊田市全体もなんら良い印象がなかったというのが感想になります。

ホンダ(業界2位、それなりの人気、正社員登用実績一応あり 場所は埼玉県)

求人情報を見ると年収額がトヨタと比べると少し落ちます。工場が新しく、寮も新しいそういう事情もあって、トヨタほどカツカツ感がなく福利厚生の不満はなく、期間工と正社員で同じ上下制服支給など工場内での扱いに大きな違いはなし。新規募集だったこともあり、狭山工場からの期間工経験者以外は未経験者が多く悪い感じにオラオラした雰囲気の人は少なめ。トヨタで感じた土建感は殆ど感じない。長く平常運転が続くとトヨタに近くなるとは思います。地元でもあり、ホンダらしさ的なものは末端まで浸透しており印象良し。ただ、新たな取組が実施後、問題が見つかって朝令暮改となるケースがあったり、らしさの試行錯誤はトヨタより振り幅が大きいと思う。

いすゞ(トラック首位、車体部品が大きい分大変、立地も微妙 場所は栃木県)

求人情報を見るとトヨタに近い報酬です。実際は、人員の確保ができないらしく半数を派遣(単に何も考えていない若者もいますが、少し会話をした派遣の人は、沖縄出身で直接雇用の期間工と待遇が同じという条件なのに、割り当てられた賃貸物件がクリーニングされておらず酷く汚れていて掃除が大変だったという話をするので、派遣でなく直接雇用のほうが(会社から派遣会社の仲介料も発生しないし)寮に入れて待遇条件がいいですよと勧めても、派遣が辞められない(就活で冷遇された結果の派遣かも)という感じで自分で考えることが苦手で、考えさせようとする相手が不愉快、すべて指示・与えてもらう生き方しかできないので派遣に落ち着いているように見えました。★どんな人も、自尊心・プライドというものを持っているので尊重して干渉しないというのも大事かも故に低姿勢が望ましい。むしろそういう人ほど過敏かも★)で賄っているのと、海外工場もあるんだったか東南アジア系の工員も結構な数混じっているのが印象に残りました。(確か)トヨタは若い人ばかりで、ホンダは40歳位が年齢上限で稀という感じだったのですが、いすゞは40歳位は当たり前でさらに高齢の人も見かけるというのが、メーカーごとの人気による期間工の構成年齢の大きな違いです。ここでは私の意欲・能力不足と配慮不足で持ち場で浮いた上で、機械修理を発生させてしまって見切りをつけられ担当の正社員に無視されて辞めるという終わり方です。4-6ヶ月ほどは勤めました。ここでは組長(チームリーダー)相当の人が仕事が逼迫しているらしく、担当の正社員が不在で伝票のプリントをどうするのか尋ねたら、鬼の形相で仕事を増やすなっぽい態度で対応されました。一種のストレス障害的なものじゃないかと思うのですが、普段はまともですがたまに近づけない雰囲気でより上の上司と仕事をしているのを見かけました。末端の正社員はマイペースにやってるけど、末端管理職が殺伐としている印象でした、食堂もコミュニケーションなしで長テーブルの相向かいに憮然と座ってくるのが普通で他人に干渉しないという雰囲気がある(寮で同期のおっさん同士で会話が発生する程度しか気の合う人はいない感じ)。新工場完成間近という状況でした。

すみません。私は、作業員としての適性がありません。適材適所、人それぞれ自分の能力や思考に合った場所に落ち着くべきで、適性がないと確信が持てる経験も貴重なものです。

トヨタではないけど、国立大学の学生が就職前に製造現場を知りたいという動機で最短の3ヶ月の予定で期間工をやったり、会社が用意した賃貸アパート(寮でないのは優遇でなくキャパ的な事情)で早慶卒の人が資金作り目的に長期でやってるケースも有り、長い目で見て貴重な体験になると思います。学歴が面倒事を排除・守ってくれる面に気づけます。

高校から、進学、早婚、就職は、属する守られるの面が強い?なんとなく。

今の私が再度、同じ期間工をやったら印象・内容が変わるとは思いますが、参考になると思います。ここでは仕事内容に一切触れていませんが、この状況から高品質な車を製造している工場の現場ってすごいなと改めて思いました。

(★オラオラとガラが悪いいの言葉の整理)

(6)UR団地(特別募集)

中央線も近く、駐車場もあり、事故物件で家賃も数年半額という好条件。トイレの排水音など聞こえるが隣室を意識することはまるで無かった。静かな高齢者は当たりテレビが大音量の高齢者は外れという気がする、事故物件は隣室トラブルによる退去の可能性はなく死亡による空きなのでハズレ率は低いはず。ここは外から子供の遊ぶ声が聞こえて、改修も済んで静かで快適な部屋空間なのですが、ものすごい孤独感が襲ってきて、しばらくして実家があってこの部屋を借りて維持する必要性が無いということを考えだしてから退去するまでは時間はかかりませんでした。結局、団地のプライバシーのある環境は、孤独や孤独死を意識させる場面が多くなる気がします。

(7)都心で風呂なしトイレ共同の古い共同住宅(月3万円)

長年募集中で気になり、契約前に一日頼んで夜の様子を確かめさせてもらったのですが、向かいの部屋の住人が夜、大音量でテレビを流す迷惑系(マッサージ店勤務で10時頃帰宅する一応普通の男性)であること、加えて、部屋の外に嫌がらせでコンコン音を立てる高齢者が住んでいる(直接会話をして確認)という部屋がA。もう一つが大音量でテレビを流す外国人が壁隣という環境の部屋がB。空き続きなのは、ちゃんと理由がありました。2階でなく1階は問題のある住人がおらず静かでした。結局、設備でなく住人の質の問題(向かいの高齢者は別にして、テレビの音出し禁止なら一応住める、部屋の水道も問題なし)。

結局、(4)押入れ緩衝空間のある古い小規模アパート(6)URJKK(特別募集)が、再度探すときの候補になりそうです、駅近も大事。とりあえず、条件にあった特別募集物件に住んで後から住居を決めるでもいい気がします。

安価でなく大和ハウス大東建託などの新しいものは、対策もされていて大丈夫そうですが騒音相談が結構見つかるのでよくわかりません(安価な石膏ボードを複層化するなりで隣室騒音が多少でも改善するならやっておけばいいだけで、実際古い賃貸アパートを所有して検証してみたい願望)、安価賃貸物件は、正常な感覚ではとても住めない物件があるというのがわかります。このあたり賃貸業者はよくわかっていながら手数料を取るわけで、知識も時間のない契約者側のすべて自己負担というのは不利すぎます。民間の賃貸物件を手軽に試せないのは仲介料など諸々高価だからです。

こうした実家外を体験して、親や設備、プライバシーの揃った実家のありがたさが身にしみるわけですが、地方で敷地が200坪の住宅に住んでいても、隣接住人がいなくなって周りが道と駐車場のみになったこと、道路から視線のある場所に塀を作ってからやっと快適になったという実感があり、(この程度では)広ければすべて解決できて快適というわけではないというのはお伝えしておきます。