イボのまとめ(尻イボ・首イボ・顔イボ)

これまでイボができて悩むということは特になかったのですが、クロスバイクを乗り出して楽しんでいる初期頃(開始1-2ヶ月内、2021年3月ごろ)に、擦れる股部分にパンツの細いゴムひもと同じ質感の伸縮性のあるひも状のものが触って確認でき、いつもあるな→なんだこれ という流れで、目視で確認したら写真のものができていました。

皮膚表面の皮部分が何層も重なって盛り上がっている感じです、薄い皮だけで中身がなく引っ張るとゴム糸状に伸びます。生きた皮膚由来のものなので、容易にはちぎれませんでした。なんだこれという印象で、どうすべきかわからず、とりあえず皮膚科に診てもらったところ、その場で、電気メスで焼き切ってもらい完治しました。

軟性線維腫」の類だと思うのですが、特定ができませんでした。股のズボンと擦れる部分で発生しました。

それから、トラブルはなく2024年6月(ほぼ3年後)に、エアロバイクPCの本体の更新で、中型サドルを使ってより大型のサドルでないと尻がつらいということがわかった後、サドルと圧迫していた尻部分に突起したイボ状のものができており、引っ張れば伸びるというのを確認しました。

できものができるというのはよくありますが、指でつかめて伸びるというのは、以前のイボ以外これだけです。こちらも同様に、イボと思われるのですが構造が違って、中身が詰まっていてバルーンアート風船(ソーセージ)状でした。ただこれも、軟性線維腫の類だと思います。画像検索としてこの形状が見つからないのは、日常的な運動(圧迫摩擦・すね毛が薄くなったなと思ったら何割か擦り切れて無くなっています)でイボの形成に圧力が加わった関係なのかなと思っています。こちらはできてから3ヶ月ほど放置したのですが、その間、指が当たると未だあるなという程度の存在感で、かなり引っ張り伸ばしても引きちぎれるということはありませんでした(人の皮膚ではあるのである程度伸びてはいるはずです)。自分で治療する方法を検討はしたのですが、最終的に皮膚科に行って、即、手術ハサミで切除、数秒で終わりました(右端の写真が切除後です。現在、触って箇所が全くわかりません)。お尻のイボでと伝えたのですが、お尻の荒れの方が補助者の人は気になったようでうまく伝わりませんでした。絆創膏を貼りましたが、染まる程度多少の出血はありました。皮膚科で、塗り薬バンコマイシン抗生物質・抗菌剤?)を貰いましたが、使いませんでした。自己負担2000-3000円だったと思います。

当時を記録したメモのほうが情報が詳細なので転記

おしりのサドルが当たる箇所に、イボができた。できた時期は、エアロバイクの新しいサドルを探す時期で、不適なサドルが原因で発生(除毛は無関係と思う)。
3-4ヶ月経過している。自然治癒はなさそう。
軟線維腫 引っ張れば伸びる、痛みはない 
痛みもなく自分で切ってもいけそうだが、医者の方法を見ておく必要がある。
自己負担金2700+600円 3割負担
ベットにおしりを出して寝て、今回の目的をおしりの荒れと補助の人にいわれたり、イボとはわかりにくいらしい。
ひっかかって痛いというわけでなく触って気になるのだが、かなり軽度らしい。
麻酔をしたほうが治りが早いということで、麻酔注射。それが痛かった。
そのあとすぐにハサミで切除となり、麻酔が終わってから2-3秒で切って終わった気がする。
塗り薬・バンドを毎日交換、3日風呂は控える。ケンタマイシン。

麻酔も不要で、医療ハサミで切るだけなら、自分でやってもよさそう。
誰かに、ペンチでイボを引っ張りながら、鋭利なカッターでカットしてもらえればいいだけに思う。お灸でも良さげ(ウィルス殺菌も考慮するとお灸で焼いたほうが良さそう)、ただ、自分でできない箇所なので、補助者が必要、であればお医者さんにやってもらうのは悪くないと思う。
魚の目より楽な作業なのに自己負担2700円、
明細を見ると、8割が除去手術代。麻酔があってもなくても料金に関係ないっぽい。
美容整形(形成外科)で、小さな皮膚切除で6-10万請求(完全自己負担)される話からすると安い。当日手術できます、今だと割引あります、抗生物質か炎症予防の飲みぐすり3ヶ月分とかたんまりだしたりする医者が半笑いでするような世界(今だと多少は改善しているはず)から比べれば、正常。
翌日、朝、暖かくして寝たのに腹の調子が悪く。トイレ寝るトイレという異常な状態。下痢というわけでもなく、腹が動いてない感じ。
おそらく、おしりに注射したわずかな麻酔の副作用。ガングリオン時と同様、麻酔は神経毒で、後から不調となって現れる(心労・疲労もあるので複合的なものかもね)。手術後は安静で休養というのは必要。
翌日夜、絆創膏が自然と剥がれるガーゼは赤くなっており出血はしっかりあるらしい。追加の絆創膏、抗生分質はいらないと思う。一日風呂我慢で、翌日入浴。問題ない。
触って、突出した部分がなくなり、軽いニキビみたいな状態。どう落ち着くのかは経過を見ないとわからない(結果、気にならなくなる)。

(首イボ)首の小さなイボ群、T字カミソリでやらないところ。イボはかたく、皮膚は柔らかいので、削り落とせる気がする。
(シェービングクリームも使って)やるとヒリヒリ感で心地は良くないが、確実に削れている。一気には無くならないみたい。
数回剃るというのを2日やって嫌になって放置したが、イボにダメージが残るらしく、後日引っ張ってこれむしり取れるのではということになり大きなものが取れた。以前は強く引っ張ってもブチっと切れなかったが、裂け目が入った影響なのかブッチと切れ取れた。
全体的に、先端部が削れ、中途半端にイボの除去ができている感じ。これだけで意外にも改善したので、悪くはないが中途半端。
酢に期待だが、もらったメジルマイシンみたいな抗生分質、硫酸塩が酢酸同様効きそう。イボ切除後にもらったので効くとおもう。
成分は、硫酸塩のみ。 すでに抗生物質が効いてイボがとれた可能性もなくはない。

左:首を触って気になっていた首イボ群 右:上部の最も大きな取れたイボ

首イボは、酢でボロボロ落ちたという情報を見た記憶があるのですが自分で試していないので真偽判別できません(複数の投稿から効く感じに読める)。軽度の首イボが気になっていた私は、T字カミソリでひげ剃りと一緒に首イボを剃ったところ、修復はなくダメージが蓄積するらしく2日やって諦めて放置したところいつの間にか凸部がほとんどなくなっており気にならなくなったという事で、解決しています。軽度の首イボについてはその程度のものみたいです。皮膚科では、ウイルスが他に移ってイボが広がるのでカミソリで削るのはやめてくださいという情報があった気がするのですが、現場でもカミソリで削るようなことはしているので同じように思います。

重要 再発するらしい)半年近く経って、首イボの跡を触ると引っかかる感じになり、除去後できなかったつまむという行為ができるようになり、以前の状況に戻りました。切除だけでなく、根本から治す、液体窒素や焼き切るような対処でしか根治が出来ないのかもしれません。(2025/4)

その後、散髪屋(理容)に行って首剃りをしてもらったのですが、(2025/8)時点で首イボは気にならないので効果はあるっぽい。自分でのカミソリや理容での首剃りは意味があると思う、再発は以前より悪化するということはなさそう。ただ、1300円カットの技術は高く、(年配の)散髪屋のカットは古臭いなど問題があったのでイボ以外の面で注意が必要。酷い髪型で非常に迷惑を被りました。

削れはしたのですが、跡は残ります。長期的に無くなるのかよくわからないのですが、最も良いのはイボを作らない(予防する)ことです。また、皮膚科専門の医院で保険適用で首いぼ(いぼ)は対応してもらえるので、費用的にはたいしてかからなそうです。

 

尻・股イボについては、自転車運動で長時間の擦れ・強い圧迫が原因というのはわかります。この対策としては、最適な運動環境を整えるという当然の内容ですが、私の最も大きな反省としては、お尻・股の清掃が不十分(不潔)だったということです。

足を入念に洗わないと水虫になるというのは誰もが意識するところです。足は歩行時、全体重を受けるわけで圧迫・擦れ・蒸れ箇所となるのですが、お尻も長時間の座位が多い時代圧迫・擦れ・蒸れ箇所となります。足を不潔にすると水虫になり、お尻を不潔にすると炎症(汗疹?)が起きて荒れます(常在菌の違いっぽい)、俗に言う「尻が汚い」という状態です。私の尻イボ写真左が荒れており、右が落ち着いています。(トレーニングによる酷使の下)当時、風呂に入ってお尻は軽く1回程度擦るだけだと荒れた状態になり、入念に3回以上擦るときれいな状態になります。泡たてボールからボディタオルに変更した時期とも重なっているんですが、尻下(座面と接触する部分)は入念に洗う必要があります。ちなみに現在の私の尻は全く荒れていません。

なんとなく股は、体臭の関係入念に洗う意識はあるのですが、尻下は目視できず、姿勢も辛く洗いづらいという理由で、汚れが残って炎症が起きても把握ができにくい箇所のようです。

今回、はっきりと分かったのは、尻下を1回こすり洗いする程度では汚れが落としきれておらず荒れて汚尻になり、入念に3回以上こすり洗えば清潔で美尻になるということです。

体を効率よく洗うには、ボディタオルの面摩擦は理想的なもののようです。

お尻が汚いグラビアアイドルというのを見た時に、以前は野菜不足と生活の不規則が原因と思っていたのですが、今だと、ほとんどが、入浴時に尻下が十分洗えていないんだなというのがわかってきます。この資料でわかるのは、尻の荒れに体毛の濃さ(男女)は関係ないということです。男性のほうが、筋肉による制約、もののありなしで洗いにくいのは間違いありません。

別のイボとして、顔の目元・クマ下のイボがあります。調べると、老人性のイボっぽく隆起したものが私には結構あるのですが、これまでクマを極力触らない考えで洗顔が不十分な箇所だったので汚れが長期間蓄積し紫外線が当たりやすい箇所でもあり、イボの発生が多いという理由に思えます。

また、私の尻イボ発生状況だと、1つできると免疫ができるのが連続して発生する傾向はないのではないかと思います。

イボの原因は、ウィルスによるもの紫外線によるものの2通り(混在あり)あるそうですが、1日に一度は例外なく全身の汚れを落として皮膚を清潔にする必要が、予防として有効なようです。この点、イボだけでなく皮膚疾患全般の予防としてボディタオルの記事は有益なものができたと思います。

いくら清潔にしても、汗と摩擦のある肌箇所は、イボができやすいようです。首であれば襟首との摩擦と紫外線。または、汗と摩擦になります。私の腕の炎症は、夏に改善するので、衣類との摩擦圧迫による擦れによる炎症のようです。

イボの予防として

・健康維持の4要素(水・食事(栄養)・休養・運動)を満たすこと。

ビタミンC錠剤は、常用したほうがよい。

・紫外線を浴びすぎないように注意する。

・体は毎日よく洗って全身清潔(汗をかいた後はシャワー)に、衣類は毎日洗濯されたものに取り替える。(皮膚科の予防には、特にこれがない

・摩擦を減らす。ラッシュガード・スパッツなどの肌こすれなどの対策が有効っぽい。

このあたりができていれば、イボは軽微なものしかできないんじゃないかなと思います。隆起した老人性イボなど、元通りにはできなさそう(  液体窒素(保険適用)・レーザーで除去できそう?)なので予防が大事みたいです。

入浴に関して、海外で乾燥した環境では毎日入浴の必要がないらしい、海外でもゴシゴシ洗いはやっているようです。

 

(顔イボ)

まず、私の顔のイボ・シミは多いです。脂漏性角化症・老人性イボと思われます。直射日光は昔良く浴びましたし、何より目元の洗顔が甘かったので汚れが長く付着しそこからウィルスが皮膚を侵食という流れのようです。イボは立体的なので目立ちますし、大きいものは(無くなった今だと言えますが)結構見栄えが悪いので無いほうがいいです。

遠方の美容整形系のカウンセリングを受けたところ、保険適用なし(併用だったかも)で顔全体で20万かかるとのことでした。

思いの外、結構かかることがわかったので、まずは保険適用で最大限やってもらうにはどうすればいいのか考えたのですが、保険の適用範囲は「イボ」であれば適用、「シミ」であれば不適用だそうです。イボはウィルス感染により隆起があり、シミはウィルス感染はなく色素沈着であり美容の面が強いからという理由のようです。

※順番として、イボのあとにシミです。隆起あるイボを焼いて無くしてからシミの色素をレーザーで消し飛ばす。逆に、イボの色素を消し飛ばしても隆起は残るのでまずそう。なんであれ、イボ治療の後にシミ治療でいいはず。

とりあえず、保険適用ありで経験のある液体窒素でイボを全部取ってもらうことを考えました。近くに美容整形・形成外科の医院が最近できたりしてそちらを検討したのですが電話かネットで調べると液体窒素はやっておらずレーザーを推奨という感じでした。

ネットの美容医院のブログで、少し離れた地域に、液体窒素スプレー採用(リンク先は別物)しました。という記事があり、最近は液体窒素液をピンセットで挟んだ綿に吸わせて皮膚に当てるのでなく、スプレー方式で吹きかける容器が普及しているようです。これだと揮発漏れも少なく合理性もあります。

そちらで液体窒素を受けようと、真新しいビルの美容皮膚科に訪れましたが、混んでいました。男性医師が、診察をして、顔イボを液体窒素でということでその場でスプレーを出して左右のイボに吹きかけました。魚の目の治療の時は、綿の玉を押し当てて、痛いの我慢できる?といわれてもそれほど痛くないという感じだったので今回はどうなのかと思ったら、身構えで受けても涼しい風がスースー当たるだけでこれでイボが茶色くなって落ちる?と効果に疑問だったのですが、やはり効果は全くありませんでした。

当たり前なのですが、液体を直接当てるのと、ミストを吹きかけるのでは前者のほうが圧倒的に効果が高いです。以前の液を直接であれば、初回1回で左右のイボ全部の治療がほぼ出来ていたはずです。

このミストは、調整もできるはずですが、最初に効果のない濃度でやって数回繰り返す想定のようです。医者を信じると、何度も通って効果がでるまで繰り返すということになるのですが、これは詐欺(数回の施術で儲ける、保険適用1回2000円自己負担。施術は6000円。治す気がない)だなと直感的にわかったのでその美容院は見切りをつけました。

イボは保険適用が効いて皮膚科でも対応できるはずなので、以前、魚の目・尻イボでお世話になった地元の皮膚科の先生に経緯を説明し相談してみたところ、おすすめはレーザーで、液体窒素は黒い色素沈着(そのうち消える)があるので顔ではおすすめしないとのことでした。

レーザーって、保険適用なしなのかと思ったら、レーザーによるイボ焼きは保険適用ありだそうです。

準備に少し時間がかかるので、少し待ったのですがすぐに施術してもらえました。とりあえず、試しで、片側の軽い方を焼いてみましょうということでした。

(美容修正が自動で入るので自撮りカメラの設定変更がまず必要でした)

診察台に寝かされて、持ち運びのレーザー機器が横に来て、氷を当てて冷やしながらレーザーを当てるという感じでした。レーザーは極細い針が刺されている感じである程度痛いですが大した事はありません。その針をぐるぐる動かしてイボ全体を焼くようです。診療時間の中でやってしまうので数分の作業です。こちらもケンタマイシンを出されましたが以前のものがあった(あと、近くの薬局の若い男が仕事は丁寧にやるけど悪態をつく感じで印象が悪く利用したくなかった)のであるので不要ですと断りました。自己負担2000円くらいだったはず。保険の規定で、一回の治療で6-8個まででレーザー治療の間隔を2週間空ける必要があり、そのためか一月後に来てくださいと言われたのですが、(療養時間を一緒にしたく)1週間ちょっとでもう片方もやってもらえないかと電話で聞いてしまい、2-3ヶ月後に来てくださいと返されました。鼻にガーゼを付けながら歩くと、「イボ取りだ!」と呟く中年男性二人組(鉄道作業員だったのでブルーカラーに多いのかも)がいたので同じ経験があると丸わかりのようです。

片側のイボがスッキリ消えて、作業ついでに鼻のしこりみたいなものも同じように焼いてもらったら以前より目立たなくなり、非常に効果があるのがわかりました。3-4日でかさぶたが落ち消え、赤みがしばらく残る感じです。ケンタマイシンは1週間ほどは塗っていたと思います。ガーゼは1-2日ほど。

半年ほどして、反対側もレーザーでやってもらいました。点在するイボが少しあるので3回目やっていいですねとのことでしたが、そのままです。

順調に回復。

以前の状態を思い出すことは無いのですが、やはり、イボが無いほうがスッキリして印象が良く自他ともに良いことなのでイボを除去してもらって良かったです。夏場は紫外線避けが大変なので、日差しの弱い時(冬・春秋)に治療したほうがいいでしょう。