花粉症・ドライアイ - 水分摂取不足による保護膜の機能低下

花粉症の症状があまりに酷くて、病院で点眼・服用を初めてもらったのが10年以上前になります。近年は、市販のパブロンを1日1回(2回が本来)飲むだけで十分というのがわかって体制ができたなと思った矢先、花粉が多い今年は、薬なしで大丈夫でした(コロナを花粉症と勘違いした服用1回は無しとして、花粉が多い日中に対策なしで出ても目が痛い鼻水が少し出るで引きずることもなく軽微です。スギ花粉のひと月あっという間でした。どうもヒノキ花粉もダメらしく4月半ばでモーニングアタックの症状があり目が充血している等がありシーズン終盤になるほど重い感じです(空気清浄機は必要あり、自作加湿器と相性も良し)、ただ、目が痛い鼻水が止まらないという状況が続かないので症状の深刻さが無いのです)。地域的にも、花粉飛散量がかなり多く、東京都心に出るとほとんど花粉が無く楽と感じる地域に住んでいながらです。

ここまでで言えるのは、花粉症は一個人の「体質を含めた状況」により薬なしでは過ごせないくらいひどい時もあるし、薬不要で過ごせる時もある、「変化」があるということです。

また、健康維持の4要素を実践して健康水準がかなり上がった今年では花粉症が薬なしでいけ、水分摂取不足を中心に健康水準が低かった昔は花粉症が酷かったという傾向があるようです。

とりあえず、健康維持の4要素をしっかり実践して健康体を目指せば花粉症は軽微な方向になるはずというのは、万が一に関係が無くても、悪いことは何もないはずです。

より突っ込んでなぜ、花粉症が良くなったのかという仕組みをプロっぽく詳細に書くと、知識不足が露呈するので体験を元に考察するのが無難かと思います。

思い返すと、最近「ドライアイ」になって強い痛みを感じる機会がほとんど無いです。昔は、長時間モニターを眺めて集中していると、集中が途切れた時、目をつぶると開けられないレベルの痛みがあって、目薬を差すか、目に水が入るように水洗顔する対処が必要でした。これは、モニターを見つめての集中時、瞬きの回数が減り瞳が乾いてしまい、集中が途切れた時に目をつぶると乾いた瞳と瞼に摩擦が生じ痛みを感じるものと思われます、この程度差は、普段からの涙の分泌量の大小が関係するようです。当時、薬局で今では手に入りませんが、生理食塩水を目薬代りに購入して試した記憶があります。

ドライアイの原因考察、①夏場、冷房空調(乾燥しているそうです)の風が直撃(確か横後から)する壁際席で眼鏡をして長時間講義を毎日受けていた時に帰宅時、目に痛みを感じるのが頻発した。②今年の経験として、乾燥時期と重ならないスギ・ヒノキ花粉症時期に長時間のモニター凝視のあと目の痛みを感じることが多い。どちらも湿度が適度にある時期なので、単に空気の乾燥が原因(今年、乾燥時期にドライアイを意識するとは無かったので)とは違う気がします、花粉やホコリ、コンタクトレンズ等の異物の侵入、風当りが関係ある様に思います。専門家の原因対策と食い違いがあるのが興味深いです。

ドライアイ五大対策(回答 坪田一男先生)という記事では、運動不足など涙の分泌を促す目的に対して水分摂取に劣る内容を書いて言い切っており、眼科業界、眼科医によるデタラメ記事が横行しているように見えてしまいます。

体内要因として、水分摂取不足傾向による目を覆う涙の分泌不足が大きく症状に影響しているのは間違いないことだと思います。涙は、水分だけではないそうですが、脱水傾向での水分の分泌不良が涙機能に無関係というのは無いはずです。ちなみに鼻は「ドライノーズ」。

本来であれば、涙のような粘液で、目や鼻は保護され、花粉などは粘液と共に排除される仕組みが働きますが、水分不足・隠れ脱水傾向の人は、分泌が不足(脱水時に涙は出ない)し保護機能が低下、乾燥したところに花粉が付着して深刻な症状(これらも花粉を排除等するための反応です)として現れる仕組みだと思われます。

ということで、主に十分な水分摂取を心がけることが花粉症対策として有効と考えます。巷で、ヨーグルトが花粉症に良いというのを、ためしてガッテンでやっていた記憶がありますが、効果を実感できるものではなく仕組みもよくわからなかったのですが高血圧症の塩分のようなそらし情報なのかと思います。

また、「鼻水」については、花粉症シーズンと重なって春の寒暖差による寒暖差アレルギーという症状があります。春の寒暖差による冷えと春服などによる防寒不足が原因で起こる「水のような鼻水がずっと出る」正常な体の反応だと思うのですが、解決策は適切な服装調整(冬季も同様)しか(結果的に)ないと思うのですが、これは別の記事「寒暖差アレルギー」に詳細があります。

「花粉症 水分摂取」で検索すると、医師による水分補給「白湯」という記事があり、裏付けになります。習慣的な水分摂取まで言及できないところ、同業者への配慮なんだと思います。厚生労働省の花粉症情報でも、Q15-「粘膜を正常に保つ」という記述があります。

また、もう数年前になりますが、ワセリンを鼻腔に塗ると効果があり海外専門家が推奨というような内容が別回のためしてガッテンでありました、これも粘膜による保護と同じ方向のものです。

花粉症とドライアイこれらは、切れ痔と同様、その程度によって水分摂取不足が自覚できる症状として使えそうです。

(追加)「花粉症とビタミンCの関係」を知ったのですが、ビタミンCタブレットで必要量以上の生活をした場合どう変化するのか、来年体感したいと思います。

(今日の治療指針2020によると)★追加予定

(2024.2月中旬)

朝、花粉症で鼻水がある(防寒はできている)。私の花粉症シーズンは2月から始まるみたいです。花粉症シーズンを終えた7月ですが、薬を使うことなく過ごせました。

 

(参考 目と鼻の花粉の除去)

個人的には、シャワーがもっとも効果的、次が目に水が入ることを意識しての洗顔。どうしても目の花粉が除けずかゆくてたまらない時は、洗面器に水を貼って顔をうずめて目を開いて動かし洗浄(洗顔後、痛かったら仕上げに目薬)する方法があります、医者も同様な対処法を勧めています、同様に、万能水栓の蛇口を上に向けてプールの目洗浄と同じように蛇口の水を目に当てて洗浄方法もあります。花粉・ドライアイなんであれ違和感があったらとりあえず水洗顔というのが手軽な方法です。それでも違和感が取れない場合(ここまで行く場合、花粉でなく土埃などの小さいごみの可能性が高いです)、初風呂の湯船の中で目を開けて瞼を引っ張って洗浄する(詳しくはリンク先へ!)こともできると思いますが、姿勢を変えながら気持ち薄目状態でシャワーを直接当てて洗浄するほうが手軽かなと思いましたが、洗浄効果と作業的に湯船のほうが良いと思います。目が沁みない生理食塩水が薬局で手に入らないのは不便だなと思うのですが、目薬やアイボンという方法もあるようです。女性の化粧など制約があると、気軽に洗顔・シャワーというわけにはいかないので必要があるんだと思いました。

生理食塩水があると、安価大容量の目が痛くならない洗浄目薬として使えるのですが一部には自己洗浄をさせない・目薬を売るための意図があるのかもしれません。サイクリングで、目に細かな異物がはいって違和感のある時(速度を出すスポーツ運転では、基本ゴーグルが必要)、とりあえず、洗顔とシャワーで様子を見て、駄目なら、洗面器に水を張って顔を漬けての洗浄、最終的には湯船潜水洗浄というのが方法になると思います。目薬は、仕上げに流れ出てしまった保護液を補うために最後に注すという役割です。生理食塩水を自作してまで確保する必要はないように思います。

mizunomi.work

(参考)医療現場での目の異物感の外来対応

高齢の母が、目に異物感があって眼科に連れて行って欲しいというケースがあったので調査も兼ねて付き添い。

眼科の先生が診察して、大きな異物は無いですね、(回答として)アイボンは流れ出た異物が戻ってしまうのであまりおすすめしません。というような会話。見るだけで、液を噴射して洗浄するとかそういう事はありませんでした。ヒアルロン酸入の目薬を処方されて、それで様子見、次回の予約という流れで、結果4回診察を受けることになります。診断は、ドライアイですねとのこと。毎回、視力検査があります。初回、自己負担2割で、2000-3000円(3回目で異常なし自己負担1000円、さらに3ヶ月後に4回目の予約という事になりました。)だったか、専門家・多くのスタッフに見てもらえて安心という面を除けば、こんな大掛かりなことを目の異物感でやる必要はないように思いました。

よくある保険診療であれば、高額請求はないという安心感はあります。医者のボッタクリというのは、美容整形などの自由診療で本領発揮という感じになるんだと思いましたが、不正請求助成金補助金機器メーカーなどからの謝礼とか動機となる仕組みがあるようですし、(殺人相当の)患者を作るという薄利で仕方なくでは説明のつかない常軌を逸した行動が組織的にできてしまうのは、相応の見返りがあるということだと思います。

 

眼科の眼がゴロゴロするときの対処法として、目を冷やす、眼科を受診するという回答になっているので、目薬をさす、水道水で洗うという方法は逆に正解なんだと思います。

何より、痒いので直接目の粘膜部を掻く触るのは習慣的に止めたほうがいいです(この場合、間接的に刺激のない衛生なウェットティシュ等で触るしか安全な方法はない気がします)、赤みを帯びて重く腫れるものもらい(麦粒腫)の原因になります、たいがい清潔ではない状態で触って腫れたと思い当たる(女性の場合、アイメイクが原因となる様ですが、男性の場合、夏の蒸れた局部周辺を触って油断して目をいじったら腫れちゃったという場合が多いんじゃないかと思います。)のですが、子供の頃は腫れる事はまずなかったのですが、大人になって危険度が跳ね上がった様に思います(一般的には、若年層に多く、体力低下時に多いとなっています。←目を触らないという原因や予防の記述がない専門医による違和感のある内容です。あと、除去しないと治らないっぽい感じで書かれることがありますが、(極小さいしこりが残るかもしれませんが)時間経過で気にならないレベルになりますし、繊細な場所なので手術するケースはまず無いと思われます、何かしらの点眼液を処方されたような記憶があります)。また、鼻水をティッシュで嚼むという行為は無害っぽいですが、喫煙者の鼻下に毛細血管が浮き出る様に、繊細な箇所なので噛む必要があるときは極力やさしく、可能であれば洗浄でき負荷の少ないシャワーや水洗顔のほうが良さそうです。