牛乳によるお腹のゆるさ・下痢・乳糖不耐症 - アカディ牛乳・非牛乳由来製品を選ぶしかないようです

牛乳を飲むとお腹が緩くなる乳糖不耐症の改善策についての模索です。)

 

スーパーに、置いてあるのは(牛乳、加工乳、乳製品の違いについて

アカディおなかに優しい牛乳(旧名 アカディ牛乳)(加工乳) 80%乳糖カット 207円 900ml  ほか「おなかにやさしいミルク」という競合品がありますがまず置いてありません、日本では、アカディ牛乳が乳糖カット牛乳の代名詞という認識でいいみたいです。

脂肪分そのままで味は変わらず、乳糖カットでお腹が緩くなるのを防止。クリープ風味。

・成分無調整牛乳(牛乳) 178円 1000ml

無調整なので、牛乳本来の味。これでお腹が緩くなる人が多い。

低脂肪乳(牛乳・加工乳) カロリー50%カット脂肪分80%カット 99円 1000ml

バターの原料となる脂肪分を抽出した残り、昔の脱脂粉乳と同じ傾向にあるもの、安価。

・無脂肪乳(牛乳・加工乳) 脂肪分極力(厳密には0.5%以下)カット これは置いてなかった。

牛乳による乳糖不耐症については、そのまま飲まない、熱を入れる(個人的に有効)。乳酸菌と一緒に摂る(分解を助ける効果、気休め程度?)などあるのですが最も有効なのは、牛乳を飲まない事。

発酵したものは問題ないので、ヨーグルト、チーズで乳製品を摂取するのが有効となります。

問題は、牛乳が必要になることがあること。コーヒーフレッシュ、コーヒーミルクという液・粉ものもありますが、ちょっと用途が違います。(コメダコーヒーのフレッシュでお腹が緩くなったことがあります、植物由来系では問題が無さそうです。)

ミルクティーを自分で作るのですが、ティーバックを大き目のカップに入れ、熱湯を6割ほど入れて、抽出したらバッグを抜いて、牛乳を2割ほどを入れます(残り2割は空き)。この牛乳の役割、紅茶の渋みを和らげる(カルシウムのミルクを入れる事でシュウ酸の中和、紅茶による尿路結石の防止になります)のもありますが、熱湯に冷えた牛乳を混ぜて飲みやすい温度にする役割もあり欠かせません。ほか、コーヒー、ココアなどでも「割り物」として牛乳は重宝します。

ただ、この牛乳がお腹をゆるく、下手をすると、下す原因となる傾向があり、この解決が無調整牛乳以外を選ぶことで可能ではないかと調査しました。

おなかに優しい牛乳が、緩くなりにくいというのは確実として。低脂肪乳は脂肪分抽出加工の影響で、乳糖が分解や抽出、脂肪分が減ったことでの変化など、同様に緩くなりにくいのではないかと予想しました。乳糖不耐症の人は、低脂肪乳・無脂肪乳・おなかに優しい牛乳で気にせず牛乳が飲めるのであれば有益な情報となります。ネットにある情報では、低脂肪乳でおなかが緩くなるのはかわらないとなっていますが、個人レベルだと、逆もある様ですが低脂肪乳・無脂肪乳でお腹を下さないというのが多いようです(牛乳業界に都合が悪い事情がある気がしてきます。)。

低脂肪を飲んだことがないわけではないのですが、なんとなく牛乳をこれまで選んできました。そして、その結果ですが・・・

「下しました。」牛乳と低脂肪乳は、残念ながら大して違いがありません。

これだけ効果があると民間療法として、(人によっては)牛乳には下剤効果があるのは疑いようがないわけで、これは牛乳に対する認識を大きく変えます。

ホットミルクにすれば、快眠効果があるようですし活用できそうです。

まとめますと、乳糖不耐症対策としては、アカディ牛乳◎。主な原料が牛乳のクリープでなく、主な原料が油・砂糖(一部で乳由来の原料を使用)のマリーム(パウダー・ポーションなどが有効です。残念ながら、牛乳系(成分無調整、低脂肪乳、無脂肪乳,クリープは緩くなるようです)は無理みたいです。

なぜ、牛乳原料から作らないまがい物(マリーム、ブライト)が存在するのか、安いだけでなく、こうした理由で必要性があり積極的に選ばれてるのがわかりました。(通常の牛乳を必要とする場合)牛乳を2種類確保するのは、場所と賞味期限の都合面倒ですが、マリーム(パウダー)では、メリットのように書いている飲み物を冷まさない効果で熱すぎて飲めない,、攪拌する手間あり。アカディ牛乳は、無調整牛乳比2-3割割高ですが、通常の牛乳として飲んでも構わないし自宅使用では最適でしょう。

コメダでわかりますが、乳糖不耐症向けに、手軽にミルクを変更できるサービスを提供してもらいたいなと思います。

ということで、アカディ牛乳とブライトを使った生活(乳糖レス生活?)をやってみたら、効果が実感できます。お腹の緩さというものがなくなり快調。これまで、過剰気味な水分摂取でお腹が緩い傾向と書いてきましたが、冬のミルクティーなどを飲む時期では、半分以上、牛乳による下剤作用です。(私の体感です)

これがわかると、牛乳だけでなくカフェオレなどの乳飲料含めて牛乳は下剤なので飲まないという感覚で良いように思います。牛乳を毒とは思いませんが、(乳糖不耐症の人には)確実に下剤です。

多くの人は、義務教育期間の学校給食での牛乳が大丈夫だったからという経験が自信になっていると思いますが、常温であったっこと、加齢とともに分解能力が落ちてくることなど、大人になって改めて牛乳との付き合い方を確認しておくと、私のように発見があると思います。

 


乳糖不耐性とヒトの乳利用(必読な内容です)

世界の乳利用の中で、国内の生乳生産量の6割を飲用するというわが国の乳の消費形態は、実は特異なのです。

発酵食品は、乳糖を半数程度に減らす程度のようなので、アカディ牛乳の80%カットはそれだけでも有効です。

体力向上のための運動と運動の効率を高める牛乳の摂取について

牛乳ではなく、発酵乳製品のほうが安全です。牛乳でないといけない理由は、この場合特にあるように思えません。

雪印集団食中毒事件

黄色人種には牛乳を飲んで具合が悪くなる人間が一定数いる。」と会見で言えてしまう牛乳は、普通ではありません。

 

*余談*

発酵食品のチーズ、ヨーグルトで乳製品を摂取することになりますが、お腹を下すという事で注意が必要なのが、プレーンヨーグルト(400-450g)。食べやすいので1パック一気に食べると、経験上、結構な確率で下します。プレーンヨーグルトの残った乳糖が悪いというより、冷蔵庫から冷えたドロついたものを大量に食べるというのが原因になっているというのを見た記憶があります。習慣化するなら、プレーンヨーグルトは密封された混ざり物のない発酵食品なので(未開封時)数日程度暗所常温置きができます(乳酸菌活発化は20度~発酵が進み酸っぱくなります。夏場は無理。)、(軽く温める程度ならパック容器のままでも可ですが)陶器に移して、ジャム、フルーツ全般、フルグラなど(自家製ラムレーズンもいいのですがホットだと普通に酔います)で好みにアレンジして電子レンジでホットヨーグルトにして1パック食べてますが、美味しいし安全だし、(私は)量が多すぎるということもなく、この食べ方は推奨されるべきものだと思います。

健康志向で、ヨーグルトを摂取して下痢になっては意味がありませんから、冷蔵庫出しの冷えたプレーンヨーグルトの大量直食いは止めましょう

 

「冷えたヨーグルトによる下痢体験」2024/11末

季節的には外気10度で冬、寒くなっています。厚腹巻き、インナーベスト、極暖タートルネックと防寒はできており、運動後、タンパク質摂取目的に、久しぶりに半分でなく1パック(400g)のプレーンヨーグルトを冷蔵庫から取り出し、ジャムを混ぜ比較的ゆっくり食べました。30-60分後、布団に入り若干の下痢の兆候っぽい腹の違和感があったのですが、布団で寝ており暖は取れているので大丈夫だろうと予想したのですが、おそらく30分経っても腹の冷え・違和感がおさまらず、これは出してしまったほうが楽だなと思いトイレへ、割とスムーズでしたが、腹の消化物が胃から全て押し出される感じで最初は通常、後半は下痢という感じででました。これで終わったと思い、布団に戻りましたが腹のムカつきというのか腹痛が消えず、またしばらくしてトイレ、少量の液便を出して布団に戻るとなりました。この時、水も200ccほど飲んだのですが腹痛が消えません。これは、正露丸の出番だなと、1錠お湯と一緒に飲んで様子を見ました。ピタッとは治まらず、右向きから左に寝返りをうって正露丸成分を巡らす動作をしたあと、以降、何も起きず腹痛も収まり回復したという感じです。

これまでの下痢体験としては、防寒もできていたので軽い方ですが、やはり、400gの1パックプレーンヨーグルトは、食べ過ぎというか温めないと消化不良を起こすようです(半分200gでは問題ない、混ぜものはあった方が良い)。そして、下痢後の腹痛は自然回復よりも、正露丸コカ・コーラなどで治したほうが苦痛が少ないです。

 

*参考*

日本人のヨーグルト年消費量が6-7kg、ヨーグルトで有名なブルガリア人で30-50kgだそうです。毎日、プレーンヨーグルト1パック(400g)を食べた場合、0.4kg*365=146kg(日本人平均の20倍!)。これを多すぎとして、毎日100-200g(半パック)程度がいいという場合で、73kg(200g)36.5kg(100kg)となります。私は牛乳を「割もの」としてしか飲まないですし、プロテインの代わりとしても取っている感じなので、運動をする男性の食生活としては許容できるんじゃないかと思っています。

乳製品に最も期待される栄養素は、カルシウムだと思います。男女の一日推奨カルシウム摂取量が700-800mg、実際の摂取量は500mg程度で不足、学校給食がある年代だけ600-700mg近く あり学校で牛乳を飲む効果がでているように読めます。過剰摂取が2500mgとなっています。プレーンヨーグルト1パック(400g)で、480mgです。㏠1パックを食べたとしても、全体で推奨摂取量のせいぜい1.3倍程度にしかなりません過剰摂取目安は3倍程度です。元々、不足しがちなカルシウムなので1パック食べても推奨量を多少超える程度にしかなりません。

ヨーグルトを乳製品として他の食事で不足する諸々の栄養を補う健康目的では、毎日小量習慣的に摂ることで目的が果たせますので、大量に習慣的に摂るリスク(過剰に摂ることでの何らかの蓄積リスク)に不安に感じるのであれば小量(小分けヨーグルトなど)で充分だと思います。毎日無理なく、自発的に食べたいなと思える量と食べ方で継続することの方が大事だと思います。

骨粗しょう症 女性50代~ 男性80代~

高齢者の場合、タンパク質・カルシウムの摂取として、乳製品は必須だと思います。基本的に、それらが不足すると高齢者に多い筋肉や骨に関連する病気につながるわけで毎日ヨーグルトというのは常識となっていいはずです(実際、常識みたいなものですが)。牛乳より賞味期限が長く食中毒などの心配も少なく、牛乳廃棄の問題などで高齢者のヨーグルト習慣を大々的にやっていいと思うのですが、もしかすると、高齢者医療の規模を大きくさせるため(健康問題を抱えた高齢者を増やすため)に意図して取り組んでいない予感がします。保健所(厚生労働省)が管理するコロナのホテル療養で、弁当だけで乳製品がほとんど出てこなかった(数回だけ僅かなフルーツポンチヨーグルトなどが入ってただけ)のも気になります。

とりあえず、毎日、一日に必要なカルシウム量を目標にしてヨーグルトを習慣的に食べる(体質に問題なければ牛乳でもいいですが発酵したヨーグルトのほうがメリットが多いです、チーズは塩分を含むため不向き)というのは、生涯の健康維持に必要なことだと思います。小魚を毎日というのは無理があるので、実質、乳製品を摂るしかないはずです。

(追加情報)

乳糖を分解した牛乳以外に、乳糖不耐性向けは無いという前提だったのですが、「A2牛乳」というものが存在するようです。

「β-カゼイン」の遺伝子が「A2A2」になることで、下痢や胃の不快感などの症状が起こりにくいと言われています。

乳糖=βカゼインではない様です、直接、乳糖不耐性に触れないところ怪しいのですが、一部のスーパー(OKストア)で、店頭販売されているようです。値段が気になったのですが、通常の牛乳と同じみたいです。入手次第、どんなものか書けると思います。

(追加情報2)

朝食を、シリアル食にしました。オートミール+フレークorフルグラに、牛乳、柑橘系ジュース、ヨーグルト、ジャムの構成で、1-2分レンジで加熱して毎日食べています。

(訂正)飽きます。しっかりとした美味しい朝食がある場合は劣後します。ただ、この体制ができていると食料事情が底上げできます。

これが実現できる様になったのは、お腹がゆるくならない牛乳であればお腹の調子を崩す心配がないためです。

・長期に確保しやすい食材のみなので、朝食が確実にとれる。

・朝食が短時間で用意でき、しかもしっかりとした量が摂取できる。

・乳製品が通常欠かすことがないであろう朝食で摂取できてしまうので、乳製品を食事外で摂る必要がない。

・和食以外の食事が加わることで、昼・夜にご飯物が食べたくなる。食事の単調さがなくなる。朝食の洋食化です。

・運動をしている都合、タンパク質をしっかり摂らなければいけない(運動をしても食事に手を抜くと筋肉が維持できず痩せてしまう)ので、プロテインやヨーグルトを食事とは別に摂る必要があったのですが、その必要を特に感じません(空腹は絶対回避、大食なし、間食推奨環境で)。結構、食べないといけないという意識が負担になっていたので、この変化は助かっています。

乳製品が確実に摂れる以外にも、メリットが多いので、シリアル朝食はおすすめです。

もちろん、従来の食事のままでも、一緒に牛乳・ヨーグルトを摂るという習慣でタンパク質・カルシウム事情が、大きく改善するのは間違いありません。