いぼ痔(内痔核・外痔核)- 運動習慣は健康な生活に不可欠

切れ痔に、続いて「いぼ痔」です。(運動過剰によるいぼ痔(自転車競技、乗馬、重量挙げなど)、運動不足によるいぼ痔の二種類ありますが、ここでは運動不足によるものを想定しています)

こちらは、これまでの人生で、1度経験をしています。

まず、ふき取り時に何かパチンコの玉のような硬い異物感があり、それ以外に痛みもなく支障も無いのでそのまま様子をみたところ、排便時に膨れた風船の球から小さく噴き出るような感じで出血しました。たしか7mm程度の玉からの出血なので大した量ではないですが便器が血だらけになりました。

いぼ痔は、切れ痔と原因が違い。うっ血でパチンコ玉のように皮膚がパンパンに膨れた固い球が肛門にできます。

流石に気になったので、肛門科の診察台に寝かされ診察を受けましたが、外痔核/内痔核どちらかの診断をしてもらいパイナップル酵素由来の柔らかくする軟膏を出されただけでした。

診察後の予防指導はどうだったか忘れたのですが、配布物の内容を見たか自主的に調べたかして運動不足が思い当たってジョギングをやるようにしたら予防ができて完治したという感じだったと思います。

結局この「いぼ痔」、何が原因なのかというと、「運動不足」です。健康維持の四要素運動をやらないとどんな病気になるのか、代表的なものがこの「いぼ痔」になるはずです(同様の原因で、脱肛も?)。血行不良、筋力不足このあたりが関係している様です。水分摂取ももちろん必要ですが直接の原因は上記です。お尻を守るクッションなどの予防は、運動によって下半身がしっかりするとまず必要なくなります。

とりあえず、運動がしっかりできている現在(毎日の30分以上のサイクリングの習慣)まったくいぼ痔の気配はありませんので、いぼ痔の完治予防のためには「運動」習慣が必要と断言できます。(参考 肛門括約筋トレーニングというのもあります)

また、ウェイトトレーニングなどでいぼ痔が悪化という報告があるので、力む過度の無酸素運動はいぼ痔に悪影響があるそうです。激しくない有酸素運動をお勧めします。

また、日常の活動で、運動に相当するものがあれば、健康目的としてはそれで十分だと思います。当時を振り返ると、必要最小限な徒歩以外の運動もなく、長時間椅子に座る時間も多かった気がします。

運動種目としては、別の機会に詳細を書きたいのですが、自転車運動(エアロバイク含む末尾詳細)が最もお勧めです。日常生活で、自転車に20分程度(片道10分)で、一日最低限の運動はクリアできると思います。言い換えると、もし自動車・二輪車・電車が主とした移動手段であれば自転車を生活に取り入れるだけでいぼ痔(運動不足)にはなりません(※ロードバイク乗りが切れ痔⇒いぼ痔⇒痔ろうに悪化という話があるので自転車はお尻に悪いという情報がありますが、長時間硬いサドルでの過酷な運動による競技者のいぼ痔と運動不足によるいぼ痔は同じ姿勢というのは共通しますが、別物と考えるべきです。ここでは運動不足によるいぼ痔を想定しています。病院の予防情報も、原因も解決法も明確な競技者の痔は想定されていません)(上記の理由で、予防に自転車が無いのではなく習慣的な自転車生活が予防として効果てきめんだからだと私は予想します。病気のヒアリング調査ができると裏付けになります。)。運動は、栄養、水分、休養の要素のどれかが欠けると筋肉が衰えますし有害ですので、万全の状態(空腹、不調時等を避ける)での運動を心がけてください。

自分がそうだったように、軽度の切れ痔で診察を受けようとはまず思わないので、この業界での主戦場は「いぼ痔」なのかもしれません。

「いぼ痔 予防」で検索 (上位から)

ボラギノール(天藤製薬)では、運動とあり、ウォーキングやストレッチなどの軽い運動も腸の動きを活性化させます。とのこと。運動習慣と自転車の文言が欲しいです。

鶴町クリニック 予防 ウォーキング・ジョギング 水泳 ヨガ 筋トレ とあります。運動習慣と自転車の文言が欲しいです。

八王子クリニック 予防のポイント 運動記述無し

不二越医院 予防 運動記述無し 

SATO(佐藤製薬)予防 運動記述無し (休憩時の軽い運動・ストレッチ)

クラシエの漢方 予防 (赤線で)ウォーキング・ジョギングなど軽めの運動を日常に取り入れると血行が促されます。

ロート製薬 予防 適度な運動

かねこ消化器内視鏡肛門外科クリニック  予防 運動記述無し

くるめ病院 予防 運動記述無し(気分転換の体操)

大垣クリニック  予防 原因は運動不足や冷え、ストレス

(欄外)くにもと病院  予防情報なし

残念ながら、リピート患者を期待してか、運動に触れない病院などが結構あります。そういうところに通院した場合、原因が特定できず手術も伴う長期通院患者にされてしまう可能性を危惧します。運動の必要性を知らないと、患者として思考力判断力が弱ったところでやられてしまいます。

健康維持の4要素(どれも不可欠)に、運動がある理由はこうした病気を予防するためでもあります。

 

今日の治療指針2020では

痔核。治療 塗り薬、3度以上は外科手術。とあります。予防の記述はないです。

 

第三の痔「痔ろう」は、経験もないので書けないのですが、カヌー競技者の持病みたいな扱いでテレビで観た記憶があるのですが検索「カヌー 痔ろう」で全く情報が無いのは意外でした。記憶違いではないと思うのですが・・・。

 

専門家による、より詳細で濃い記事

健康は快便から 梅枝博士のうんち講座 四日市羽津医療センター)

消化器・肛門の先生の記事だけあって全部押さえられている(水分・運動記述アリ)内容なのですが、内容が多すぎ専門的過ぎて読み通して理解できる人が限られること、痔の予防のイラストに、「運動」「水分摂取」がないのは気になります。他で、触れてはいますが、これだけの長文で、要所がわかりにくいのは問題です。専門家と違って体験に基づいた要所を絞った簡素な素人記事というのは必要があると思います。

 

エアロバイク詳細

アップライトタイプ(通常の自転車姿勢に近い物)とリカベントタイプ(背もたれ有りリハビリ向き)の2種類あります。アルインコの5万円位のものを不本意ながらそれぞれ1台(AFB7218AHE7019)買うことになりその感想ですが、とりあえず、背もたれがあったほうがファミリー共用、リハビリ運動にも使え、ながら運動もできて高齢者の利用を想定しており使い勝手も良く安全手軽です。1台買うなら、汎用性の高さからリカベントタイプをお勧めします。アップライトタイプは、本物の競技志向、本格的なハードなトレーニングに耐えられることを目的にしています。使い勝手も悪く(毎回立ち上げ操作必要)単独向き利用者を選びます。どちらも、なにより場所を取ります。購入はよく考えてください。我が家では、母屋では邪魔なので大きな作業小屋に置き場を確保して落ち着きましたが、永続的な場所の確保が必要です。折り畳み・コンパクトなタイプは使ったことなく知りません。とりあえず、一般的なジムには、エアロバイクが2種類あるはずなのでよく比較してください、体勢以外にも、かなり仕様の違いがあります(電動か非電動、席位置調整が簡単かなど)購入する際はできるだけ把握しておくと失敗がありません。動画鑑賞しながらの利用が快適で、快適に自転車乗れないときに、積極的に使っています。また転倒予防運動用に家族が使い、リカベントタイプが活躍しています。

タブレットの動画鑑賞での使用についての比較、アップライトタイプは前屈み姿勢(スポーツ自転車姿勢)で、「足・尻・手」で支えるので、腹筋に負荷がかかり手は支持する必要があり自由には使えません、なのでタブレットをモニター部分に置いての鑑賞以外できることはないですし、姿勢が前屈みなのでモニターの角度が上向きで照明を反射して観づらいです。姿勢もきつく自由に動けないのでトレーニングとしては休みのある自転車乗りより大変です、姿勢が辛く、快適な鑑賞には適さないと思います。リカベント(背もたれ式)は、後ろによりかかった姿勢(家にある背もたれ椅子姿勢)で「足・尻・背」を使います。なので、手は自由に使えますし転倒の可能性は無いので腹筋には負荷がかからず姿勢が楽です。視線も横方向で画面が見やすく鑑賞以外の読書等も手を使って可能です。負荷調整はかなり重くできますが腹筋を一緒に鍛えるのは出来なくはないですが不向きで本格的に鍛えたいという用途には向かないのが欠点です、とりあえず参考までに。

 

東大教授としか知らないのですが、多忙な人の運動不足対策はこういう時代?(レトルトご飯?に味付け海苔、水も気になります)。これの大衆化はないと思います。