水虫を治す - 根治完治のための最適解 長靴酢浸透療法

まず、市販の水虫薬の成分は塩酸です。同じく酸性の酢酸「酢」は殺菌目的で代替となります。食酢でもあり身近で安全です。

twitter「水虫 酢」で検索すると、酢で簡単に治ったという報告が多数あります。実際、私も半信半疑でしたが、酢を試したところ、初めて水虫が「完治」できました。これまで、日本皮膚科学会の説明NHK今日の健康の通り水虫薬を毎日塗れば完治できるかもしれないという情報に騙されていました。水虫薬は、塗れば症状が一時的に治まりますが完治できません。忘れてしばらくすると再発というのを繰り返していました。根治には浸透させられる大量かつ安価な「酢」が最適なのです。

昔からの民間療法として実績のある、桶の湯に酢を入れて足をつけるというのを多くみかけますが、その拘束時間に不満がありもっと制約のない方法を考案しました。

それが「長靴酢浸透療法」です。

特許記録に、同様な申請が昔あったりとオリジナルではないですが、理に適ってます。

必要な物として、長靴(バスブーツでも可)、靴下(できれば5本指)、穀物酢(酢ならどれも効果は同じ)、タオル(ふき取り用)です。

手順は、靴下を装着後、長靴を履いて、酢を流し込みます。歩いてじゃぷじゃぷ音がする程度、靴下は濡れてしっかり皮膚に液が浸るためのものです。長靴は当たり前ですが蒸れます、足の体温と長靴内部での摩擦熱、長靴の保温性によるものです。これによって、30分もすると足がプールや海水浴を長時間したときと同じようにしわしわになり足の角質の奥までしっかりと浸透して殺菌ができるのです。時間として30分で十分だと思いますが2時間ほど浸しても問題は起きなかったです。この長靴を履いて外で自由に活動しながら、水虫治療が同時にできるというのが最大のメリットです。また、長靴で歩くことによる摩擦によってふやけた足の角質が落ちてしまう(酸も影響?)ので、角質落としとして有効、さらに水虫には4種類ほどあり皮膚が硬くなる白くなるなど足の状態を悪化させる症状もあり、これらが無くなってしまうので、足が柔らかく赤ちゃんみたいな状態に驚くはずです。1回目は、足全体が強張るような印象、数日後の2回目、3回目で完全に治ったなという印象になるはずです。

注意しておきたいのは、この浸透作業が終わったあと、外の水道でしっかり足と長靴、靴下をすすいでください。酢特有の臭いがあるので洗い忘れは無いと思いますがしっかり落とさないと酢の臭い残ります。また、酢を皮膚に長時間つけた場合、つまり酸性の液を長時間つけっぱなしにして問題が起きないとは思えませんので(水虫薬は塗りっぱなしですが)、作業後、シャワーを浴びて安全を最優先にしてください。

という、「長靴酢浸透療法」を知ってしまうと高価で根治ができない水虫薬を今後購入することは絶対にないでしょう。

 

水虫の予備知識 

・この治療をやって足に刺激は無かったので刺激性は無いと思っていましたが、足の爪切り(出血は無し)をした後、酢につけたところ軽く沁みる感じがあり、酢には刺激性はある様です。正常な状態では、とくに痛みのようなものはありません。

・水虫の医療名称は、「皮膚糸状菌症(白癬はくせん)」です。白癬は皮膚科外来の12%を占め、潜在的な患者はさらに多い。(今日の治療指針2020)

治療の前提として、毎日風呂で足の角質(あか)を擦り落とす習慣は絶対に必要。五本指靴下で指間の通気性を良くすると予防になります。

昔からの民間療法としての資料として、「向田邦子 父の詫び状」で、父が洗面器に酢をお湯で割ったものに足を入れて水虫の治療を行っていた様子が書かれていたと思います(軽く目を通したのですが当該の内容が見つからず、他の5冊以上のエッセイにも目を通したのですが見つかりません。どうしようもないので、この機会に、有名なものからしっかり読み直ししてみようと思います)。

医師による酢水虫治療の事例

 

爪水虫の治療について

水虫は皮膚内で繁殖しますが、これが悪化・進行すると、爪水虫となる場合があります。こうなると爪の内部に菌が侵入して爪が白濁色になります。
水虫液が浸透しにくく、液を塗る通常の水虫治療では対応できません。水虫が治っても、爪水虫から菌が移ってすぐにまた水虫になりやすく非常に厄介です。

治療としては、NHK今日の健康の通り、飲み薬で治すことになります。肝臓に問題のある人は処方できないとかあったと思います。
当時20代後半、健康意識も低く体調不良傾向、水虫対策も未熟、蒸れがすごい通気性のない軍用みたいなブーツを履いたのが直接の原因(現在 冬にセールで1万程度で入手したクラークスというメーカーの(マウンテン)ブーツ(ゴアテックス素材使用)を五本指靴下で長年履いていますが、蒸れて水虫になる気配がないので、ブーツによって蒸れ具合全く違う様です、最近は通気性良くなっているんだと思います。下に参考写真)で、おそらく両足で合計5本くらい爪水虫になったことがあり、水虫の治療の延長で、飲み薬を処方してもらったことがあります。

その一回で、8000-13000円くらい自己負担で払った記憶があります。塗り薬と比べると高額です。効果は確かで、その薬の服用で、1本だけ治らず残って他は治療ができました。1回目だけで済むなら、費用効果は十分あると納得できます。

問題は、爪水虫最後の1本です。再度飲み薬をやるのも悩むところで困りました。ネットを調べると、爪水虫を塗り薬で治したという個人の記事を見つけて参考にしました。

現在、水虫薬エフゲンのサイトで、爪水虫の密封療法として書かれている内容そのままとなります。

その治療法は、爪水虫で白濁化した硬質の爪部分をニッパーやヤスリで削り落として、水虫液に浸した患部を密封し漬けるという感じです。

実際、それをやった所、新しくできた硬質の爪部分は正常で治療ができました。

削るという作業で、加減によっては爪周りを傷つけて出血する可能性もあり気軽にお勧めする方法ではないです。
(詳しくないですが)破傷風などのリスクと手間、割に合いません。

ただ、今もしその状況で、この酢浸透療法と組み合わせるなら、
削ぎ過ぎのない程度で白濁色となった爪部分を除去して酢に漬けるということを数回繰り返せば、治療できないということはない気がします。
爪水虫の本数が多く、酢浸透療法で治療効果が無いようなら、無理をせず飲み薬を使ったほうが良い判断になると思います。

(追加)夏の除草剤撒き作業のついでに、久しぶりに長靴に酢(1時間ほどの作業で乾いてしまうので1/3ほど水道水を加えました)をやりました。作業終わりのふやけた足を撮影したのですが、小指と薬指の間の水虫ができやすいところにできていると思っていたのですが、写真のようにすべての指の間に小さい白い水虫跡(おそらく)が浮き出ていて、乾燥状態だとわからないですがふやけた状態だと水虫の感染が確認できました。五本指靴下、入浴時のあかすりで予防はしっかりやっていても軽度には感染(紳士靴を履いた影響はありそう)してしまうものらしく。定期的な足の殺菌清掃として長靴酢浸透療法はやる必要がありそうです。作業のついでに水虫殺菌できるのがやはり強みです。

右の画像は、数日後、入浴時に足の裏にざらざらした手触りがあり撮影すると、粉が噴出したような状態になっています。久しぶりの長靴酢療法だったので、厚く蓄積した角質が、酢を浸透させることで分離しだした状況のようです。この治療を繰り返すと、水虫菌が死滅するのと角質が落ちて足がつるつるになるのがわかります。長期に放置してからの初回ゆえに、このような粉拭き状態になるようです。