以前、蚊とコバエは記事にしてあります。
※記事内容としては、Bのブヨ以外特定できていないのですが、症状と経過、対策が目的なので支障はないかなと思います。
7月前半(梅雨の最中)では、蚊の発生数は少なく被害は少ない。
室内で赤い蚊(頭の良い)がでてきて捕殺できず、蚊取りリキッドを出して頼った程度。そして、蚊にさされても短時間かゆいだけなので特段言うことはないです。
問題は、ダニ・ノミと言われるもの。
6月の後半に、被害が目立ったのでまとめます。
まず原因は、久しぶりに梅雨前にじゃがいもの収穫・刈り払い作業を作業着で数年ぶりに本格的にやりました。
首の「かゆみ」
その後から、異様に首がかゆいという感じで、無意識に掻いてたら、首が茶色くなるほど掻いていました。タンパク質過剰摂取でアレルギー的な何かだと困るなと思ったら、どうも、炎天下での汗かき作業が原因ぽいです(紫外線ダメージ、汗も、汗かぶれ、化繊負けなど)。首のかゆみ対策としては、タオルを巻いて作業着の粗い生地での刺激を避けること(タオルでも翌日かゆくなるので一応)ができるかなという感じ。どうやっても、翌日あたりに首がかゆいという感じになるのですが、掻かずに放置・屋外作業も休むで2-3日で落ち着くという感じです。同時進行で、ダニ・ノミのしつこい虫刺されもできていたのでその連鎖的なものも考えられます。虫刺され・かゆみの塗り薬「ムヒ」は掻いて荒れる前に使用したら効果は高いかもしれません。おそらく、夏場のスーツの襟首でも同様なことは起きそうです。

虫刺されA、長期の強いかゆさ(おそらくダニかノミ)
作業の数時間後から腫れだしました。場所は、手の甲、蚊であればかゆみがすぐに治まるのですが、数日強いかゆみで掻いてしまう別物がたまにあります。
この場所が刺された理由は、作業着でかなりの部分防護できているのですが作業手袋の隙間に入るのか、休憩時の手袋脱ぎを狙われるのかそういう状況で刺されたようです。
同様な2つ目が膝裏にできたのですが、こちらは半ズボンで畑に様子見・水やりのタイミングだと思われます。3つ目は肘裏ですが、状況不明。どれも蚊ではないしつこい数日のかゆみ。




特徴として、3枚目の通り、何かプニッとした小さい膨らみがあり潰したり取ったりはできないものがでてくる場合あり。4枚目は治った頃。これは、ものすごくかゆいので無意識に掻いてしまうのですが我慢、対処としては、キンカンを塗ると効果ないだろうと思いながらも、どうも鎮静作用はあるようでかゆみが軽減されるので、キンカンをそばに常備して気になったら塗るという扱いをすると治りが早く長期化しない気がします。我慢して、かゆみが引くのを待つよりずっと楽です。
虫刺されB、水ぶくれでかゆさはほどほど(おそらくブヨ)



こちらは、Aが治りかけたころに、軽装で裏庭のミニトマトの柵が倒れたので、それを直したとき噛まれたと思われます。ショートソックスの首の少し上に赤みがあり、寝る前に見つけて蚊ならいいなと寝たところ、靴下を脱いで寝て起きたら、黄色いグミ状の水ぶくれができていました。おそらく、(膿が溜まった白い袋は潰したくなりますがメリットはないそうなので放置でいいみたいです)こうしたキレイなものは潰さなくていいようです。が、針状なもので穴を開けティッシュで押すと透明な体液がでて完全に潰せました。対処としてこれで良かったと思ったら、今度は血で濁ったドーム状で復活しました。これも潰れるのかと思ったら中身があるらしく潰れなくなりました。どちらにしろ経過は同じかもしれませんが、きれいなグミ状では潰さないほうが良さそうです。少し湿った感じのかさぶた状で、数日残っています。シャワーを当てると僅かに痒い程度。こちらは刺されたところが大きく腫れる(赤みは強くない)のが特徴で、かゆみは強くないです。そして、水ぶくれ状に、隆起します。




Aは、ノミかダニだと思います、Bはおそらくブヨ(ハエっぽい)っぽいです、大きな水ぶくれの様子から。他にもいろいろ刺す虫はいると思いますが、とりあえずメジャーなものから目星をつけます。
Aがノミかダニまたは別のもの(アブなら大きくてわかるのでない)。ダニだと1週間ほど痒みが継続とあり。かゆみはBよりしつこい気がします。ノミだと刺されて2-3日で、激しいかゆみ、水疱などあり。水疱はないのですがこちらでも当てはまる気がします。複数箇所刺されていないので違う気もします。
Bはブヨ。最初、ノミを疑ったのですが、水ぶくれが小さく、グミ相当の大きな水ぶくれがそのままブヨに刺されたという事例に多くあり濃厚でした。ただ、自宅周辺で軽装で過ごしていて蚊以外に刺されるケースは少ないのでレアだと思います。きれいな水辺、特に渓流や川沿いに生息。黒ずんだ跡が長期に残るので、蚊・ダニよりかなり質が悪い。
Bのように腫れた経験は以前あったような気がします。状況から、整備された畑は雑草が少なく多少いいと思うのですが、背丈の高い雑草のある整備不良な畑での作業は、作業着は相当重装備(つなぎなり肌を露出しないこと、長靴をズボン中に入れるような下半身の防護、上半身も手袋の隙間を塞ぐため手甲?袖の汚れ防止目的のものらしくこれはいらない)と軽視しがちな虫を避けるために防虫スプレーや蚊取り線香を身につけるのは意味があるようです。ベテラン農作業の方のスタイルはその通り実践しているので参考になります。
とはいえ、夏は首元の摩擦に注意して、畑と茂み、キャンプに軽装無防備で近づかなければ大概、こうしたヘビーな虫刺されには遭遇しないのではないかと思います(井の頭公園散歩したら刺されちゃったという事があるのかどうかは知らない)。何事もなく無事に過ごせるQOLは価値のあるものです、エアコン生活は快適・安全です。家の中に発生するのは、掃除不足、換気不足(冷房ずっとは大丈夫なはず)で、以前留守がちな集合住宅で刺されたのは集合住宅で近隣の部屋から(ダニ・ノミが)移ってきたのが原因として高い気がします。その時は、複数箇所刺されて我慢できないかゆさで皮膚科に診てもらったので今回のは別物の可能性はあります(就寝時に刺されていないので1回の可能性あり)。ちなみに、確実に刺されて腫れているのに1-2時間で完全に消えてなくなる短い虫刺されもあるので、短いもの長いもの豊富です。
(キンカン・液体ムヒ・ムヒS)


軽度の蚊であれば一度キンカンなどを塗れば治ってしまうので必要性を感じなかったのですが、ABのような数日の長期に腫れる場合を想定すると、数人の家族単位では家族共用と自分用で別に塗り薬を所有したほうが使いたい時に使える・使いたい時に定位置にないということがないので良さそうです。
キンカンの120mlという大容量を使っていて、ムヒやウナコーワはCMで知っていましたが使ってみたことがなかったのですが、液タイプで50ml390円という感じでキンカン120ml1400円(少量もあり)と比べると手頃なものでした。どうもキンカンが1.3倍ほど高めで高級品という感じ。メーカー多数で安価な製品群です。水虫の20ml1000円という感じより、市場が大きいので安価になっているようです。水虫薬なら酢で代替、虫刺されも氷で代替と思いましたがそもそも「虫刺されの基本は、冷やして、掻かない」だそうです積極的に冷やしていいそうです、ただ、冷やすのは水滴など手軽でないので、薬の清涼感は思いの外持続するので虫刺され・かゆみで積極的に使わないのはもったいないというか損をしていたようです(舌苔落としと同じ、価値がわかって常用する感じ)。★「掻かずに冷やすか濡る」です★
水虫薬同様、クリームと液があるのですが、何度か塗りたい都合、液が良さそうです。クリームは、塗りっぱなし向き?ベタつきが苦手。液体ムヒは、キンカンより最初の臭いが控えめですが、臭いは結局嗅ぎ慣れたキンカンと同じものでした。正常な皮膚に塗ると軽い清涼感で、こんなものかと思いましたが、少しあれ気味の首筋を軽く塗ったところ、最初はなんともないですが、後からかなりずっしり清涼感が効いてきて長時間持続するのでキンカンに劣るということはないです。どれを選ぶかは好きな容器パッケージデザインでいい気がします。液ムヒは、ステロイド成分がうんぬん購入前に気になったのですが市販薬の微量含有で気にする必要はないと思いました。「かゆみ・虫刺され」が用途ですし。
夏の必需品!!!#ウナ #ムヒ #キンカン #ラスキーヌS液 #リドベート #ポケムヒ pic.twitter.com/WdlKqOrX5h
— るる (@ruru0ruru0raaa0) 2020年7月28日
ウナコーワの対象となる虫刺されに、「蚊・ダニ・ノミ・ブヨ・ムカデ・クラゲ」(※製品によって対象の範囲は異なる)とあり、虫刺され全般基本的には、針などあれば除去、薬を塗って、安静という流れなのは共通なようです。不安がある、激しい痒みがある、通常ではないという場合、受診してより強力なかゆみ止めをもらうという流れっぽい。スズメバチなどアナフィラキシーショックなど低確率の死亡事故(年20人:水分摂取具合無選別、高齢者含む)もあるので、アレルギー体質、日常的なものでない場合は、診てもらったほうがいいようです。
西日本だと、マダニが媒介する感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」風邪と護身される。死者は中高年。で致死率10-30%という怖い状況なので、こちらは思い当たれば注意が必要です。致死率については、若い人は普通に回復して通常のダニと区別がつかず受診しないので統計に入っていないということのようです。
デスクに何らかの薬があると本当に必要なのかいらなくない?という否定的な気分になるのですが、自分のデスクに低使用の目薬、虫刺されが頻発する時期(夏ごろ)限定で虫刺され塗り薬は定番になりそうです。





































