知覚過敏(経過観察)

以前の知覚過敏対策の拡張版です。

 

真冬の冷たい水道水を口に入れると奥歯がしみるというのは健康な歯でも起きることだと(たしか)思うのですが、
金属歯間歯ブラシを使いだしてから(使用開始直後だけの可能性あり)
・かなり昔に歯中心の虫歯の治療で埋めた穴を掘り返しての虫歯治療をやりました。神経に近いので、感覚がおかしかったら神経抜きますとのこと。(その右奥歯上3番めだけでなく、一番奥がしみているようにも思える)
で、知覚過敏が悪化傾向になったのは間違いないです。(年齢も関係していると思う)
この時期だと、柑橘系みかんを食べて口内が酸化傾向になり歯が溶けて知覚過敏にもなりやすいです。あとは、酸性飲料系。口内が酸性になったら、水でゆすいで中和するのを習慣化する必要があります。

グレープフルーツを毎食後食べて歯が溶けたというニュースは聞いたことがあります。
再石灰化を促すために、ガムを噛む、意識的につばを口内でぐちゅぐちゅやるをやっても
(1月真冬)知覚過敏傾向あり、歯を閉じて頬肉を上げて歯を見せた笑顔状態で、空気を吸って奥歯に当てると痛い(参考室温19度)(過度の知覚過敏)は右奥歯上3番めか1番目(以降、右上)。
以前、こうなったときに(真冬柑橘系が主な原因?)、フッ素では解決せず、ガムをかんで落ち着いたので、原因の除去、時間の経過で神経が順応?して鈍くなる。再石灰化で過敏さが薄れるとか想像するのですが、結果落ち着くことにはなるようです。(歯の治療部:右上)

その時は、前歯(犬歯)辺りが知覚過敏になり、口呼吸をすると痛いという状況で大変だったのですが、今回は奥歯なので意識して空気を奥歯に当てるということをしなければいいので深刻ではありません。知覚過敏が我慢出来ないという場合の多くは、空気が当たって痛みが頻発するという深刻な状況でのことだと思います。(忘れてました)

金属ワイヤーによる摩耗とかだと厄介(ゴムと比べてよく掃除できていると思う)なのですが、歯石除去で知覚過敏が酷くなったという経験はないので大丈夫だと思います、その経過観察でもあります。(奥歯上下左右4箇所)
常温の冷めたミルクティーを飲んでも痛みなし、入念に右上奥歯に当てる鈍く痛い感じで軽い。冷えたものに強く反応するが、熱いものも反応する時があります。

適温の温かいミルクティーだと、知覚過敏はなし、右上に意識的に浸すと触れたような感覚はあるが問題はない。

冷たい水で右上が特にしみる。その後だと、空気を当てても痛さは殆どないので、蚊にさされたときにシャワーなどより強い刺激があると気にならないという、神経?に関係した傾向がある。明らかに痛みの発生するものは、口で含んで温度を上げるなりゆっくり奥歯に当てるというのをやりますし、温水を使えば知覚過敏を回避できます。

自宅の環境を調べたのですが、エコキュート(熱湯をタンク貯蔵)なので、できている熱水を放出するだけ(厳密には、熱水に水を加えて設定温度40度にした温水)なので温水が比較的すぐに出てくる環境です(燃焼式ガス・灯油は温水が出るまで時間がかかる)。蛇口はシングルレバーの混合水栓なので、完全な水道水の水温と思っていたものは、水道水とは混合されていないエコキュートからの温水だけの状態(温水側にレバーを振り切っており、すぐの状態で約20-24℃、安定すると約32℃)のものでした。蛇口を完全な水道水のみ(水道水側にレバーを振り切り)で出すと、とんでもなく冷たい水温(9℃:1月真冬)で、口に入れると意外に大丈夫?と思いますが奥歯に当てるとガツンとした痛みがするのでかなりつらいと思います。

知覚過敏の対策として、冷水でなく温水を使うというのはかなり有効みたいです。

(3週間後の変化)

このあたりから、知覚過敏の深刻な右上奥歯の痛みが軽くなっています。空気を吸って奥歯に当てても軽く痛みがあるかも程度で、冷水もそれほど慎重になる必要はないという感じです。やはり、時間の経過とともに、今回は虫歯の治療による強い知覚過敏の経過観察になっていますが、落ち着くみたいです。

落ち着いて気になるのが、そんなに熱くないカレーライスとかで、軽く痛むような感覚があり、もしかすると、歯科医は治療の影響でなく、このことを言っていたのかもしれません。

(まな板で高さ調整した枕) と (毛布をかけた掛け布団の組み合わせ)は「危険」というのがわかりました。

こんな危険なものだとは、知りませんでした。

自分の能力を超えていました、すみません。

※枕の高さ記事は、根本的に使い方の間違いという事がわかりました。寝違え記事で訂正しています、ご確認よろしくお願いします。

mizunomi.work

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歯槽膿漏・口内トラブル全般 - 小林製薬のやわらか歯間ブラシ(ゴム)には要注意

(重要)根本的な原因が、

電動歯ブラシ・幅広タイプ - もう既に歯磨き進化の理想形(完成形)は販売中 - 健康医療のジレンマ (mizunomi.work)

末尾の炎症箇所というのがわかりました。洗浄能力の違いは間違いなくあると思われますが、私の場合の歯槽膿漏の原因として、小林製薬のやわらか歯間ブラシの洗浄能力不足だったということでは無いようです。洗浄能力に問題がなければ、折れにくいなど金属ブラシにないメリットがあるので、自分に合った方を愛用してください(ちなみに母は、奥歯掃除で折れ曲がってしまうので金属ブラシでなく、やわらか歯間ブラシを指定して使うようになっています)。

この記事とは無関係ですが、2024年6/23に、太いタイプのゴムブラシ根本部分が1.3倍に伸び(本体長さは同じ)て(奥歯での使用で)洗浄能力が上がった新商品がでていました。再度、比べる必要があるかもしれません。

 

 

 

完璧な歯磨き体制ができあがってもう口のトラブルはないと思った矢先、歯槽膿漏になったので歯間ブラシの洗浄不足ということで裏側からもという対応に至ったのですが、より原因がはっきりしました。

使っているのやわらか歯間ブラシ(ゴム)の清掃能力不足です。

CMで馴染みがあり、主流の金属製が使いにくいなか、こちらの商品が使い勝手がよく選んで使っていたのですが、それが失敗でした。

この製品で、歯槽膿漏があってから依然、出血する傾向がある箇所を表と裏を入念に毎日、清掃していました。今だと、稀に少し血が出るという感じでした。

ただ、治りが遅く、一日ほど清掃を空けると、出血が確実にあるみたいな感じで、炎症が持続している感じがしていました。

歯の定期検診先では、歯槽膿漏になったら洗口液の原液を歯間ブラシの先端に付けて、歯間の炎症部に塗り込んでくださいという指示がありました。その説明時の、歯間歯ブラシはこのゴムやわらか歯ブラシで、原液が表面張力でくっつかずボトボト落ちていいるのが印象的でした。実際、それを家でやったところ、やはり、原液が先端に残らず上手くできません、なのでリステリンのゆすぎを代わりにしていました。

もしかして、金属のワイヤーにブラシがついた従来のタイプのものだと液残りがが良いのではないかということで、ウェルシアのL字金属ワイヤー歯間ブラシを買ってみました。

 

とりあえず、そのまま使ってみたところ、正常な奥歯歯間で軽い知覚過敏みたいな反応がありワイヤーとブラシの部分がゴムより強く摩擦しているのは間違いないと思われます。そして、事前にゴム歯間ブラシで表裏入念に清掃して出血がなかった歯槽膿漏のあった奥歯間を、金属でやったところ、かなり出血しました。ゴムだと、軽く出血したかなという感じだったものが、明らかに濃い多量の出血になっています。

ワイヤーとブラシ両方、ゴムよりも出血させやすいらしく、歯医者の方でも、炎症により血が溜まった箇所の出血は悪いことではないのでどんどん出しちゃってくださいということなので、不十分だった血出しと清掃がこれでやっとできたようです。(今回、金属タイプでも表裏をやりましたが、表側だけで大丈夫になるかもしれません。)

金属ワイヤーブラシは、ブラシ部に血がしっかり残るので出血がよくわかります。同様に、洗口液の原液もしっかり残るのを確認しました、なので原液の塗り込みにふさわしいのが従来のワイヤータイプとなるのですが、ゴムの清掃能力不足のほうが深刻で、どちらの理由でも、ワイヤータイプを使う必要があります。

ただ、従来の金属ワイヤータイプでなく、プラ本体にゴムの小林製薬を選んだ理由は、耐久性で、ワイヤーは一度使うと修正はできますが折れ癖がついて、継続使用はできず1回の使い捨てになると思います。ゴムタイプは、使っているうちにプラ素材が柔らかくなってきて折れ曲がって刺しにくいという理由で、使用不能になるのですが2-3回は再使用が可能です。また、ワイヤータイプは歯間を痛めやすく毎日使うと知覚過敏などの問題が起きやすい気がします。なので、

2-3日ゴムを使用→1日金属→2-3日ゴムを使用→1日金属→

という感じで、交互使用というのを考えたのですが、清掃不足というのは受け入れにくくなりました。

(追加)なので、I字ワイヤータイプの(極細2)と(やや太め4)の大小の組み合わせで使うことにしました。これまで、普通サイズ1本で済ませるという使い方でしたが、大小2本で役割を分担するというのが、自然な成り行きになります。

まず、小を全体に使い、大で歯間が大きい奥歯の気になるところを分担するということにしました、初回はやや太タイプ1本で全部に通すことができましたが、前歯の狭い箇所で挿しにくいということはありました。小では、難所でも問題なく挿せたので分担の効果はあります。

これだと曲がりが少なく連日での使用ができるみたいです。2日目は出血が少し減りましたが、出血箇所が多くなりました。この先、出血が減って落ち着くというのを期待するのですが、経過を見たいと思います。

(歯間ブラシを貫通させるためのコツ)

使って歯肉に刺さって貫通しない場合がありますが、下歯であれば下から入れて上に出す感じ、上歯は上から入れて下に出す感じだと歯肉に引っかかりにくい感じです。普通は、横に通す意識でやりますが、主観的だと横になっていないというのが原因みたいです。耳栓を突っ込むときも同様に、後ろから前に入れるような感じだと奥まで入る感じです。

(後日、やや太め4→太め5を試した結果)

慣れてきて、奥歯用の大サイズは、より大きなサイズが適切ではないかと1サイズ上のものを試してみました。針金の太さ長さ、ブラシ毛の長さの持ち手以外すべて大きくなっています。針金が太い分、曲がりが起きにくく、ブラシ毛がよく届き、太すぎて通らないということがなかったので採用という気持ちだったのですが、それは初回のみで、2回目で通らないというのが頻発して使用不可になりました。曲がりが少しつくと太い分、隙間で引っかかり通らないという致命的な問題が起きました。

1サイズの違いで、大きく使い勝手が違ってくるのでサイズ選びはベストなものを見つけてください。極細2とやや太い4の組み合わせは初期の標準的な組み合わせになると思います(メジャーなブランド?のデンタルプロの歯間ブラシでの話です)。

加齢で歯間状況が悪化すると、毎日金属で分担使用するというのが標準になるのかもしれません。

初回でしたが、その後の歯磨き、ゆすぎ、リステリンをやったところ、今までになく口がスッキリして清掃ができている感じになっている反面、歯間が知覚過敏傾向になっているのは間違いなく、予防にガムを噛みました。

この辺り、こうして健康記事書いていてやっと把握できました、他の人たちがどうやっているのか分からないのですが、同じ方向で落ち着くんじゃないかと思います。(適宜、修正します。)

病院の歯科検診に従っていましたが、不可欠な情報が不足していて危ないところでした。

2023.12(追加)歯の定期検診で質問したのですが、金属で歯がしみる(おそらく知覚過敏)人は、プラにゴムの付いた歯間ブラシを使うという感じで、どちらを勧めるということは無いという反応でした。

幅広電動歯ブラシでの清掃は、磨けているので問題ないとのこと。以前からレントゲンを撮っていて影があるという奥歯内部に虫歯があるということでした。歯間ブラシの清掃不足によるものかなという感じで、これまで書いてきたことが覆るようなことがないかといつも心配しているのですが、大丈夫そうです。

(金属ブラシ使用後3週間目・感想)

やっと、大量の出血が治まりました。歯槽膿漏の後など条件が悪く3週間かかりました。通常だと、1-2週間で出血は治まるものと思われます。浴室が血生臭い出血がずっと続くんじゃないかと不安になっていたのですが、治まります。

また、歯間ブラシの折れる折れないは、使い方の問題のようです。細い方で全体を一度貫通させる。大きい方で、奥歯歯間の1番目と2番めを表裏で貫通させる(歯肉で貫通できない場合、表裏どちらかで貫通させるだけでも可)という感じで清掃していますが、酷く曲がることがないので、主な曲がる原因は、小さい穴に大きな歯間ブラシを無理に突っ込むというのが一番悪いようです。以前は、太め1本で前歯から奥歯全てやっていたので数日使うと全体が折れ曲がって使用不能になっていました(この使用法だと、プラ軸の方が強度がありました)。今だと、ずっと使えそうなくらいですが、糸歯ブラシが摩耗切れするのと一緒に交換する頻度(5-7日ほど)が、強度低下・雑菌繁殖対策で良さそうです。清掃具合もよく口の状態は良好、ゴムのほうでは歯間の清掃不足だったんじゃないかと思われます。

左:在庫保管用 右:個人管理用

糸歯ブラシは、パッケージ内容物の個数が多すぎ。歯間ブラシは、パッケージから溢れやすい。という理由で、在庫保管用の容器が必要になります。

手に取りやすい、家族との識別の容易さから、こうした個人間利用の容器も必要になると思います。

参考の物は、プリンの空容器、無印の歯磨き立てですが、  こんな感じで落ち着くことになるみたいです。

これはあくまで即席で、カラーグラスに入れておしゃれを演出しようとしたのですが、難航というか諦めました。通常のグラスサイズだと深すぎてちょうどよいサイズがない、ガラスは内底が局面が多く立ってくれない、盃みたいなので良いかなと思っても今度は径が小さすぎて入り切らない、プリンのギザギザ面が倒れるのを防止。プリン容器(一部のコーヒーゼリー容器も同型)の機能性が高すぎて超えるものは見つからなさそうでした(数回ダイソー見ただけの個人の感想です、仕切りを作れば倒れないとは思います)。機能的な面を妥協すれば見つけることはできそうです。

よく考えると、すでに色彩が豊かなのでクリア(透明)ガラスでも良さそうです。

機能面で改善したプラ容器。6室に区切られたペンケース(100均?)に付属していた吊り下げ用の少容器。連結ができ、ブラシの頭がより露出した分、歯間ブラシが取り出しやすくなった。ただ、容量不足で3連でないと補充時満杯になってしまいます。

(歯磨きをすると石灰の臭いがする)

歯磨きが完成に近づいてきて、これまでにない出来事として、奥歯にブラシを当てて磨くと匂いがしてきます。最初は石灰みたいな匂いがしてどういう状況なのか不安になったのですが、金属ブラシを使って完璧に落としてからより強く奥歯の4箇所全てで確実に匂いがあります。状況からして悪いことではなく、ゴミや雑菌がかなり減ったことで再石灰化が促されて、残りやすい奥歯で歯磨きで削れることで匂いが発生しているのではないかと予想しています。匂いは確実に石灰っぽく、再石灰化というものがあれば関連はあると考えます。状況からの予想で専門的なものでなく、あくまで素人予想ですが思い当たることはないでしょうか。

(舌苔と清潔な口内の関係)

振り返ると、信じられないくらい舌苔が厚い時がありました。最近までやはり多く、他の人は舌苔を定期的に落として綺麗にしているんだと思っていました。

これまでの経過で、歯磨きレベルが上ってきて、そして今回、金属歯間ブラシで、しっかり歯間を磨けて清掃が完成したと言っていいレベルになりました。そこで、わかるのは、舌苔が「少なく」なったということです。

昔の分厚いのと比べると、少なくなった。ただ、未だ落とす必要はあるみたいで、舌苔商品の必要はあるんだと思います。

家族が使っているらしく借用してステンレス製のものを試したのですが、舌に負担なく舌苔がゴリゴリ落とせて、舌をハブラシで擦るとゲーゲー吐き戻すようなこともなく今まで手がつけられなかった舌奥の舌苔まで落とせて道具の有用性がわかりました(舌苔自体は粘着性があって蛇口の水で流れ落ちにくいのが驚き)。歯ブラシでできるから専用品はいらないというのは大間違いでした。気になる点としては、金属だと舌の中央辺りの細かい舌苔が落としきれないのですが、他の製品で対応できるのか調べようと思います。相場としては、金属が1000円、プラが500円程度のものみたいです。スクレーパーした翌日だと、舌苔の蓄積がないので毎日やる必要は無さそうです。

金属でなく短い歯ブラシみたいなタイプが気になったので、ドラッグストアで180円の歯間歯ブラシで実績のあるデンタルプロを購入しました。

金属

当たりが硬い印象。中心部に落とし残りがある。ゲーゲーはしない。

大雑把に広く削り落とす感じで手軽

プラ(短い歯ブラシ状)

当たりは柔らかい印象。落とし残りは少ない気はする。ゲーゲーは僅かにある。

舌の一部ををゴシゴシ磨く感じ結構面倒

(追加)製品別、金属クリーナー・タングスクレパーの印象

Davids アメリカ製 4500-5000円 最高級品 他と比べて異様に高い。見た目は細く洗練されている。先端の加工は、凝っている。普通に使えるが、尖すぎる印象あり。

RONAVO 中国製 2本1500円 コンパクト 安価なものはこの形状に近い。見た目が太め。実際、ホルダーには入らないということはなかった。Davidsより、先端の作りが簡素だが、使ったところゴリゴリ使えて鋭利過ぎなくちょうどよく感じました。セットの色違いを未所有の人に譲れます。★おすすめ

・ノーブランド 100円 未購入

一長一短ある感じです。店頭だとおもちゃみたいなプラタイプが主流になっています。しばらく使ってみたところ、毎日の入浴に金属タイプを持ち込んで、一日一回体洗い後、鏡を見ながら軽く落とす感じでやってます。舌苔が少し粘着性で流し面に残りやすいので風呂場で流すのが楽です。プラで頑張ってもほとんど変わらないので私は使いません。男性はこれ以上やる必要はないですが、最低限ここまではやったほうがいいです。

微妙なケースは、ほかに、くしゃみを手でおさえて臭う臭わないというのが体調と関係しているようなのですがはっきりしません。優先順位が低いので、おいおい追求することになるのかもしれません。

歯列矯正について)

歯列矯正は、美容目的の他にも、歯の清掃の難度に関係するので、やれるならやっておいたほうが良いんだなと改めて思いました。学生時代(メインは中高生?)に済ませる人が多いように思います、私は高校3年頃にやったのですが、今思うとなんでこんなところに通っていたのかよくわからないのですが、木造の古くて狭い建物で高齢の歯医者さんのやっているところに通っていた流れで、派遣?として遠方の大阪から来ている歯科矯正の先生に、奥まった上前歯をそこでやってもらいました(金額は上部だけなので半額)。これは治療が中途半端で、きれいになったわけでもなく、大学の都合、地元を出たので、終盤、大阪まで行って治療を受けたり、失敗でした。それから、26歳になって、地元から少し離れた、歯列矯正を専門にしたある程度にぎやかな駅前の病院に相談して、かみ合わせの都合、上下両方治療が必要ということで、再度矯正をやり直すということで、歯列矯正が完了したという経験があります。(病院選びは非常に大事です。)

治療期間は2-3年で、歯に金属ワイヤーを付けるイメージがありますが後半はマウスピースでの様子見期間があったと思います。

26歳の矯正は、大人の矯正に入ると思いますが、もう出来上がってしまった歯茎の土台骨部分は歯列矯正をしても変わらないので(凸凹が)そのままというのが気になる程度で、やはりやっておいてよかったなという印象です。

古い記憶を書いているだけなので、不正確な情報ですが参考になれば幸いです。

(参考)

・購入したサイズ。

やわらか歯間ブラシは、太いタイプ。金属ワイヤー歯間ブラシは、すこし大きめです。

・個人的に、L字タイプは力を入れる方向が分かりにくく、I字タイプのほうが使いやすいんじゃないかと思っています。

・糸歯ブラシは、Y字、I字の違いがあり、メーカー色々ですが、特にこれがという違いはない気がしていてのですが、いくつか試して違うものがありました。末尾追加(Y字、I字の違いは、以前の記事で触れています)。

・鏡(手鏡:こちらは片手が塞がる点で不便あり)で視認できると、作業がし易いです。

 

(糸歯ブラシ オーラルB フロスピックディープクリーンが極薄)

糸歯ブラシ(棒状)について、これまで、エビス、ライオン(クリニカ)など試して、どれも似たようなもので、「歯石除去」「薄い」など、同じような文言を書いていて、違いはないと思っていたのですが、初めて買った「ブラウン オーラルB フロスピック」、これは違いました。(値段は、有名メーカーの標準価格帯で特別高価ではありません)

これまでのフロスピックは、歯の間に入れるとき繊維が擦れながら入れる感じですが、こちらはヌルッという感じで抵抗なく滑り込んで薄さが違います。この製品は、本当に糸がきしめん状で、他の製品はうどん状といえるほど、太さが違うようです。

より具体的には、割と最近になって歯の治療で、歯間が狭い場所ができました。ここは、これまでの糸歯ブラシだと唯一差し込めない箇所になり、強引に入れようとすると大部分の糸ブラシ繊維がブチブチ切れてから、極細くなって差し込める感じです。その状態だと、次に使った時に確実に切れて交換ということになります。

それが、このディープクリーンだと新品の状態で、繊維の破損なく、他の箇所とほぼ同じ感じで差し込めて損傷なくこなせます。明らかに、これまでの製品とは違っています。

ただ、糸歯ブラシが薄すぎるとごみの掻き出し能力が不足するとか、小林製薬のゴム歯間ブラシで良いと思ったものが逆に悪いことがあるので慎重な見極めが必要ですが、掻き出すのが目的だと思うので大丈夫じゃないかと思います。

糸歯ブラシの不満としては、摩耗があって、使用中に切れて使えなくなる頻度が数日ごとにあります。そのタイミングで、歯間ブラシの更新もするのですが、これで糸歯ブラシの交換寿命が確実に延びる気がします。細かいですが、糸歯ブラシが切れて交換だと作業途中で切り上げになりますが、歯間ブラシが曲がり癖が強すぎるという場合、使い勝手は悪いですが作業を最後まで完了できるという違いがあります。

(まだ試していない他の製品にも特色あるものがあるのかどうかわかりませんが)どれも同じようなもので、糸歯ブラシに違いはないというのは間違いでした。

 

寒暖差アレルギー(鼻炎)- 腹巻きなどの防寒

これまでの記事で度々触れてきた冷えによるものなので、「腹巻き」などで保温すれば改善する事の詳細です。

先日、寒い12月ですが久々に電車で東京に出ました。すぐに気がついたのですが、時期的にダウンを着込んだ防寒が主流なのに、厚手のパーカーのみという秋からの服装を続けてしまい間違ったかなという感じでそのまま電車に乗り込みました。

厚手腹巻きとインナーダウンベストは着ていたので、致命的ではないのですが寒いです。持っていた薄い肌着を、追加で着たところ体感で効果があり後悔はせずに済みました。

東京でやることを済ませて、昼過ぎの電車で気がついたのですが、車内でズーズー鼻を断続的に鳴らす人が一定数いました。

私も、寒い朝など身体が冷えていると鼻水で鼻を鳴らすことがあるのですが、そのとき、上着の能力不足で寒かったのですがそういうことは起きませんでした。

全員の服装をよく見たわけではないですが、上着の防寒ができていても、中の防寒がしっかりしておらず、冷えてしまっている人が結構な数いるんだと思います。

かなり昔、メンズノンノという雑誌で、冬にノースフェイスの厚いジャケットならTシャツで過ごせるみたいな記事を見た記憶があるのですが、現実的な服装ではないと思います。

見えていないところ(要は腹回りを冷やさない)防寒ができているかできていないかでズーズー鼻水の発生は決まるようです。

 

高校時代、夏はYシャツ、冬はYシャツにブレザーという指定に従って自転車通学していたのですが、冬、教室内で鼻水が止まらず鼻炎ということで鼻をよくかんでいました。

親の影響が大きい。親が通院していれば体質的に同じと考えるのは自然。)耳鼻科に行って、たしか飲み薬と院内で鼻穴に当てて液剤を10分ほどかけて噴射する機械での治療を1-2年毎冬受けていた記憶があります。

結局症状は変わらず過ごしていて、同級生がYシャツ上にセーターを着込んでいるのでそれを真似したところ、ピタッと鼻水が出なくなりました。

どうも、この鼻水は身体の冷えによるもので間違いなかったようです。病院での治療は無駄だったということに気がついた、記憶があります。

全員、セーターを着ていたわけではないので、個人差で脂肪が多いと、冷えの影響が少ないというのはありえます、下痢の状況と同じだと思います。

このあたり、専門家の耳鼻科医が冷え厚着に触れず、治療行為によって仕事にしているのは間違いないところだと思います。別に秘密にすることでもなく、寒暖差アレルギーの対策として服装の工夫として書かれています。

あまりに無駄なので今だとこういう治療はやってないなのか、今も同じような状況なのかわかりませんが、内耳関係で真っ黒な耳鼻咽喉科なのでやってそうな気がします。

幸い、インナーベストなど防寒着(衣料品)が、商品・店舗共に充実してきたので、こうした患者を減少させている可能性はありそうです。

問診票に、(水かお茶での)水分摂取が十分できていますがと同様に、冷え予防に十分な防寒(厚着)ができていますかがあれば、気付ける話です。お金になるから延々患者になってもらおうという姿勢は組織的に容認されています(実態を知っていたら、患者になるのが金と時間の無駄というのが分かります)。

冷えによる鼻水は、生理現象、鼻の粘膜を守るために鼻水を出しているというような仕組みだそうです、正常な体の機能なので治療する必要はありません。腹巻きなりインナーベストで冷やさないのが唯一の解決法です。

冷え以外の原因による、アレルギー鼻炎はもちろんあります。私も、花粉症アレルギー・ほこりアレルギー(これはシャワーで治る)持ちです。ただ、冷え対策をすればいいだけだったという場合が、かなりの数あるように思います。とりあえず、防寒をしっかりやって、それでも症状がある場合、それは冷え以外による鼻炎ですし、はっきり「冷え」によるものでないと断言できれば治療もやりやすいと思われます。

基本的な冷えに関する知識が不足しているのが原因になっているのだと思います

今だと、鼻をかむ行為は滅多にない(花粉症でもかむことは少ない)ので、寒いシーズンに鼻を噛んでいる人、鼻水をズーズーさせている人を見ると、厚着できて無いんじゃないかという疑いを最初に持ってしまうのですが、相手は相当選んで慎重に話をする必要があります。

(2024.1)

電車内で帰宅途中の男子高校生が(原因は防寒不足として)鼻をズルズルやっていました。痩せ型で、マフラーをしていましたが、かなりの頻度でズッ、ズッと鼻水をすすっています。手提げ袋に入った大量の漫画本を夢中で読んでいました。

慎重に話しかけようかと迷いましたが、頭悪そうだし何かしらのリスクを恐れて声はかけられませんでした。高校時代の自分こんな感じだったのかと考えてました、第三者の目で見て、鼻水をズルズルして好印象になることは無いと思います。

 

下痢の記事と対策が重複します。以下は防寒着について

(腹巻きタイツ)

一時メインで使っていました。タイツと腹巻きが一緒に装着できる優れものです。メーカーは、かなり限定されていてメジャーなものではないっぽい。定番ものとしてSEIYUオリジナルの腹巻きタイツが安価で気に入っていましたが、現在扱いがなくなったそうです。

使わなくなったのは、タイツだと運動に不向き。履いたり脱いだりが少し面倒。腹巻き部分がしっかりタイツ部を引っ張るのでずれ落ちにくく通常のタイツより良い面があります。

普通に腹巻きをして、防寒ズボンを履くほうが楽な気がします。スーツ向き?

 

(インナーダウンベスト)

10年くらい前に、ユニクロが扱いだしてから流行って、いまだと、ワークマン、しまむらなど冬定番のアイテムになっています。破けちゃったということは滅多になく、結構丈夫です。今の時代の「腹巻き」的なものだと思います。

 

 

より快適な暖房を求めて- エアコン暖房でない局所電気暖房の活用

今のところ、理想とするのが都市ガス暖房と自動換気の組み合わせなのですが、その環境がありません。都市ガス工事をして、後付で自動換気もどきを作ることは可能ですが、そこまでやる意欲がありません。

できることとして、

体の芯まで温まる灯油ファンヒーター(化石燃料)。

メリット 加湿ができる。全体暖房で温かい。

デメリット 換気しないと一酸化中毒。給油の手間と火災リスク。

一酸化炭素中毒の件で、換気が必要というのがわかり敬遠するようになりました。

リビングや別室で使ったりはしますが、長時間の自室での使用はやめました。

ということで、ここ数年使い出したのが

換気不要なエアコン暖房

メリット 換気不要。全体暖房で温かい。

デメリット 場所が固定なので部屋全体を温める必要がある。室外機の騒音が結構大きい(室外機の設置場所が窓の近く・不安定な瓦上など条件が悪いと室内でも気になる場合がある)。消費電力が大きく、使用ピークになる朝にブレーカーが落ちる可能性がある。(詳細)ほぼオール電化の家でブレーカーが容易に落ちないように100Aに交換してあるのですが、朝6-7時頃、エコキュート、IHコンロによる湯沸かし、炊飯器、床暖房、エアコン複数、オイルヒーターという感じで、冬に停電を忘れて盛大に電気暖房機器を使うとブレーカーが落ちます。この事情があるので、電気暖房を控える必要があり、結果、ブレーカー落ちの心配のない余裕ある朝を過ごすために、朝リビングは石油ストーブを使うという感じで落ち着いています(隔年、気が緩むと同じことを繰り返している感じです)。

加湿が必要。(使用開始時1200W安定後200W程度)

今年、私はエアコン暖房派ということで、自作の加湿器を用意して24時間使用をしていたのですが、室外機が夜うるさかったり、暖気が必要でまめにON/OFFするものではなく、本当に去年この使用法だったのか怪しくなりました。その状況で、収納箱から、電気マットとカーボンヒーターが出てきて、この局所暖房はもういらないんじゃないかと思ったのですが、実際使ってみると、この電気暖房の組み合わせの利便性がよくこれで自室の暖房が事足りる場合が多いというのを思い出しました。惰性で、夏の冷房と同じように隣室のエアコンで隣室と自室を温めようとしたのですが、冷房と違い、就寝時暖める必要がありません、布団で暖が取れるのです、実のところ(複数人がいるリビングでなければ)自室の特にデスク箇所だけ暖かくなれば十分なのです(もちろん部屋もある程度温まると良い)。

今年は、このエアコン暖房でない電気暖房のみで冬が越せないかという模索をしたいと思います。

電気マットとカーボンヒーター

メリット 換気不要。駆動音がなく静か。電気マットの熱源が足下なのは暖かさを実感しやすい。

デメリット 局所暖房なので暖かさのムラがある。(小300-450W大600-900W程度 電気マット36W)

とりあえず、寒くなりだしたらデスク下に電気マットを常時ONという使い方で落ち着いています。寒くなると、300Wのカーボンヒーターを点けるということをしているのですが、外が凍ってない時期では十分暖かいです。使うと部屋全体にも暖かさが広がっています。

この全室暖房効果は、ゲーム機(PS4)、PCを長時間高負荷使用すると室内がかなり暖かくなっていてびっくりすることがありました。これで、暖房の代わりにならないかと思ったりしましたが、最近は省電力機能が向上したのでこうした状況は少なくなっていると思います(変わってないかも)。ただ、これらは意図的には暖房として使いにくいので難しいと思います。

欠点の1つとして、電気暖房だけだと部屋が乾くという問題がありました。加湿器を使うか、加湿機能のあるストーブを使うという方法で対処してきました。

加湿機能のあるストーブは、昔からある遠赤外線ストーブ(電気オーブンと同じ発熱材料)のものしかなく、これはしょうがないものだとそれを長く使っていました。ポコポコ沸騰した音はするし、まめに給水する必要がありました。

カーボンヒーターと遠赤外線ストーブは、熱源材料が違い、カーボンヒーターのほうが立ち上がりがよく表面だけでなく芯まで暖かくなるというような違いはちゃんとあったと思います。ただ、最近、遠赤外線ストーブを使っているのを見つけたのですが、思っていたほど違いがあるという感じでなくよく分からなくなりました。少なくともカーボンのほうが良い気がします。別素材でシーズというのが同じ価格帯であったりしたのですが、こちらは間違いなく立ち上がりが遅く、通電状態が見た目だけでわからない、芯までよく温まるみたいなものだったはずです。とりあえず、速暖性と芯まで効果で、カーボンヒーターが良いものと思っています(グラファイトヒーターが即暖かくなり進化したものみたいですカーボンのほうが好みという場合もあるそうです、同じ炭素材料で遠赤外線量1.2倍は期待しすぎないほうが良いと思います。瞬間の速暖性と遠赤外線量のアップでのカーボンからの買い替えは微妙)。こうした、電気抵抗による発熱機器はW数で暖かさが決まるので基本的にはどれも同じ感じ(エアコンだけ唯一ヒートポンプで効率が良い、熱源材料の違いによる発熱効率の違いは殆どないと思っています。グラファイトの即温かいは別の評価。)、座って使う場合、コンパクトで低いほうが足を温めやすく、2段階調整のできるものが良いと思います。

今、購入候補を決めるとどちらかにすると思います、電気店で実物を通電して決めるのが確実です。今使っているものが、EST-KH600Pという古いものなのですが構造が単純な故か未だ使えます、安物ですが持ち運び向けにコンパクトで、土台がなくこの高さ39cmの製品に似たものは、3980円の特価品でSKなんとかという商品が店頭にあったので今もあるようです。

現在だと、逆ハンガータオル加湿器を部屋に置いておけば、過乾燥対策はできるので加湿機能付きのストーブを選ぶ必要が無くなり選択の幅が広がったのは良いことです。

これらの電気暖房と逆ハンガータオル加湿器の組み合わせで、静かな自室空間ができるのは理想的です。

電気マットはそのままで、カーボンヒーターの使用を300Wまでにして極寒期も乗り越えられるのが望ましいです。寒いと大の600Wにすることが過去あったと思います。

現在の厚着で、面倒なデスクこたつみたいな方向は回避でよさそうです。

自室は冷気が入り込まないように、ふすまの隙間は隙間スポンジを入れているし、窓際は障子が冷気を遮断している、もう特にこれといってやることはないです(完全な密室だと100Wでも暖かくなるはず)。

カーボンヒーターの設置場所を工夫してデスクの天板裏にというのも火事の心配でできず見える場所にしか置けないので、300Wちょっとから生まれる熱が、入ってくる冷気と相殺して、室内でプラスで残ってくれれば成功となります。ただもう、12月半ばで300Wヒーターなしでは寒いのでなかなか難しいとは思います。

電熱線ヒーターの火事はあるそうです。基本として、

必要なときだけ点ける

離れるときは消す

近くに物を置かない

見えない場所に置かない

は、習慣化しないと火事になります。

(進展)

外気温が10度を下回ると、300wヒーターでは能力不足になります。

わかってきたのは、空間と熱量の関係で、

布団は体温のみ空間ゼロで暖かくなり。電気マット(30W)も足に毛布をかけると何倍も温かい暖房機器になります。300wのこたつ空間が暖かくなるように、温める空間を制限すれば少ないワット数でも温かいということで、デスクこたつみたいな方向に答えがあるのかなという感触です。

例えると、目玉焼きを作る時、黄身を固めるのに、大きな蓋でなく、小さな蓋の方が高温で蒸れやすく早く作れるのと同じ。吉野家の朝定食のエッグは数十秒で作って出せるのは、平たいお椀みたいなのを被せて蒸らしてました。ネットでは資料が見つからないのですが、たぶん朝1人でワンオペ(レジ・調理)をやっているので、(調理プレートが見える店舗なら)確認できると思います。

結論として、電気マットが暖房機器として下から温める直接触れられるので効果の高さと約36wという消費電力の低さで優秀。これに上から、毛布(夏掛け布団)のようなものをかけて密閉させてしまうと、こたつと同じ密閉暖房ができてワット数の低さに関わらず、暖かくなる。密閉のために椅子の足場前面を封鎖する必要があるが、とりあえずラップを巻いて仮としたが、実際これで十分っぽいです。足は通常この面に接触しません。また、毛布は腹上まで持ち上げる事ができ、巻いて腰の部分で固定することは可能なようです(服の防寒ができていても上半身は寒くなるので、しっかり固定して保護する必要があります)(例 腰裏に這わせて利き手側の脇に結合部(布団の両端、ゆるさを無くすには内側に留める)を持っていき洗濯バサミで挟んで固定すると落ちなくなり保温性が上がります、ゆるく使う場合はひざ掛けスタイル)。

※挟んで固定する方法は、姿勢のキツさの割に保温効果は大きく違わないので、もっぱら、ひざ掛けスタイルで使っています。

リトル・マーメイド (字幕版)

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  • ジョディ・ベンソン
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個人のデスク暖房として、もっとも合理的な方法がこの「人魚スタイル」になるようです。足元で発生した熱が無駄なく腿辺りまで温めてくれるのと、被せる毛布などの保温効果も得られて、電気マットの36Wで温かいデスク環境が構築できます。夏掛け布団(薄いダウン素材)であれば、おしゃれなカバーであれば見栄えもよく。使わない冬での有効活用になります、保温性も高いです。本格的に使うのであれば、椅子の前面ラップはしっかりと塞ぐことになります。

300Wヒーターは、上半身の冷え予防、室温の上昇・維持が役割の補助暖房になります、この場合、300Wヒーターの足元を温めるのにメリットだった低さは不要になりました。室温が16度を下回る辺りで、補助暖房がないと上半身が寒く感じます(着衣の防寒具合によって体感は大きく変化)。

300wヒーターの場合、足を暖めると片側に偏った熱さになり快適でな無いです。こちらの電気マットに毛布囲いのほうが暖かさが脚全体にやさしく広がり上質です。総合的に完成度が高いです。

(実際使っての欠点)

座っていて足回りの寒さが無いのは良いのですが、不満もでてきました。

まず、かなり長時間(目安4時間以上)座っていると、脇腹が刺さるような違和感が出てきます。伸ばしっぱなしの脚を手前にもってきたくなったり、お尻も痛い感じになてきます。これは、腰回りを囲った都合、動きに制限がかかった影響です。休憩やストレッチによって容易に改善しますが注意が必要です。

他、立ち上がりの遅さ。このスタイルだと室温16度であれば寒さは気にならないのですが、冷え切った室内を300Wで安定化させるのは時間がかかり、最初に600wで室温を上昇させるなどの工夫をする必要があるかもしれません。

全体暖房を使わず、局所暖房のみで過ごそうとすると、少し寒いというのはしょうがないかなと思います。この先、零下になって本格的な寒さになると、状況違ってくると思います。一冬を通しての実用性を検証しています。

(追加)グラファイトヒーター購入してみました。

買い替えても微妙と言いながら、足元を温める必要がなく、逆に上半身を温める必要が出てきたので、トールタイプのヒーターが欲しくなりました。

なので、グラファイトのトールタイプを購入する理由ができたので買い替えました。

上記のコイズミ グラファイトヒーターKKS-0623です。

・形状の違いを考慮しても、グラファイトのほうが暖かく感じます(体感1.2倍)。

・300wで使用していて、(熱源は近くなったが直射していない状況で)室温が16度にしかならないものが、17度になった。

・質量共に、古いカーボンヒーターより体感差あるレベルで優れていました。

わざわざ、カーボンを選ぶ理由は、本体の値段が安い(2-3割り安い)という点だけみたいです。

(追加2)薄いさらさら毛布購入してみました。

見た目は良いですが、保温性が劣ります。薄い夏用羽毛布団からだと、全然暖かくならないという感じ。重くても保温性重視は、羽毛掛け布団。

このひざ掛けスタイルがすごいと思うのは、電気マットのON/OFF関係なく足が温まるので、電気マットがなくても温かいということです、布団の中と同じ状態。どちらも温かいので判別がつかない感じ。環境によりますが、スノボズボンに五本指靴下のみで足先が自熱で暖かくなります(本格的な冬季を除く)。

軽くデザイン重視だと、毛布。被れる毛布系の商品が流行っています、2層なので少し暖かそうですがダウン系でないと保温性で満足はできないと思います。(寝具関係、しまむらがセール品多く安い)

まめに消す習慣は必要で、朝点けて、日中外出して戻ったら、点けっぱなしだったというのがありました。席を離れている時に何かしらの偶然で、火災が起きる可能性はあるので、離れるときはまめに消すというのは意味があります。

(参考 電気暖房の電気使用量)

・電気式オイルヒーター 1200W省エネモード600W(常時)基本高い

記憶としては、高齢者介護でつけっぱなし(600W位)にしたところ、かなりの電気代になり、エアコン暖房と加湿器にすると半分ほどになった記憶がります。その時以外使った・役立った記憶がないのですが、節電 エコチェッカー ET30Dなど電気使用量を調べる道具があって電気暖房機器それぞれの電気代を直に調べて把握すると曖昧さが無くなると思います。

・セラミックファンヒーター 1200W

安価な本体価格ですが、電気代が非常にかかること、ファンの駆動音が大きい(たぶん)だったはず。ドライヤーみたいなものだと思っています。

エアコン暖房 300W?(105〜1,480)立ち上がりは高いが、安定すると低い

ヒートポンプにより、W数に対して熱量が増えるので効率は良いです。各社省電力に力を入れているので低くなりますが、室外機の騒音、速暖性なし・設置場所が固定なので気軽にON/OFFができない。

もしかすると、これが正解?とも思いますが、欠点が多いのは確かです。

カーボンヒーター・遠赤外線ヒーター(電熱線暖房機器)

300-1200W。弱で使うと、300-450Wで済む。即暖性あり。使わない時に気軽にOFFにできる。放射熱なので、当たる側は熱く、当たらない側は温まらない。無音。

長時間で、密室具合によって部屋全体がそれなりに暖かくなる効果はある。

「無音」という上質さに満足。放射熱の件は、電気マットで補っています。全体暖房を使うと、その暖かさに感動するほど違いがありますが、私はこれを気に入っています。気持ちの問題ですが、300W1時間8-9円なら、必要な時に電気代気にせず使えるかなと思います。

 

ズボンのずり落ち防止 - ショルダー型サスペンダー

冬の防寒で、ズボンがずり落ちてお腹が冷えるというのは、回避できます。

いろいろ試した結果、行き着くところ「ショルダー(ホルスター)型サスペンダー」でした。

まず、ジーパンなどのズボン、ゴムバンドと紐で結ぶようなジャージパンツのようなものは、ずり落ちについて完成していません。

ジーパンの場合、ベルトを使った保持が一般的ですが、ウエストラインがしっかりできている細身体型でないとどうやってもずれ落ちます。お腹が出てくる中年だと壊滅的です。(ベルトを使わなくなったので他の欠点忘れてるかも)

ジャージパンツも、同様にずれ落ち結びなおす事になります。

1.体型的にずれ落ちる頻度が多くなる、都度修正する必要。

2.ずれ落ちると、足が短く見えるという不満。

3.冬用の重いズボンだとずれ落ちが常態化する。

元々、短足傾向で足を長く見せたいという願望があると、1.2.3の状況は耐え難いものになります。

作業服にベルトという状況では気にならなかったので、こうした要素は強いです(個人的に)。

この時点で、ベルトでの解決は難しいというのがわかります。

となると、他、サスペンダーという方法しかなくなります。

歴史的に、ベルトかサスペンダーでやってきたようです。

余分ですが、昔(19世紀)はズボンが胸まであったそうで、腹巻きが無くとも保温性がかなり良かったものと思われます。

まず、サスペンダーには目的別で2種類あるようです。

礼服用(スーツ向け)と実用(作業用)

礼服用は、しまむらや衣料品コーナーでスーツコーナーに1種類おいてあるかもという扱いです。スーツ用なので細く黒い物で安価(1000円しない)です。スーツズボンは軽いので、こうした頼りないもので済んでしまうようです。クリップが尖った金属製だったり実用性は低いものです。私は、礼服はベルトか実用サスペンダーで事足ります。

 

実用向けは、釣り作業を想定したものらしいです(メーカーは釣具のダイワ)。

 

こちらは、ショルダー(ホルスター)型です。樹脂クリップで固定します。

こちらが、一般的なY型です。

(参考 追加)

https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01LAJK8JW?th=1&psc=1

kasajima 幅40mmXタイプ 他のメーカーの作業用 ダイワのサスペンダーの製造元はkasajimaっぽいので、この新しい樹脂クリップは標準化するのかも。

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幅広50mmの金属Xタイプ作業用 より丈夫と思われるが防水性は怪しい。

両方試しましたが、Y型では最も気になるのが背骨の場所にクリップが常にあることです。実際それほど気になりませんが、安全上好ましくない(もし、腰を強く打ち付けた場合、損傷を拡大させる可能性がある)というのが欠点です。常用した場合、寝っ転がると背骨に当たるというのは良くないです。

ほか、H型、X型とありますが、まずクリップの数が多いと脱着が困難になります。

そうなると、2点式のショルダー型が最有力となります。

ベルトからサスペンダーに変えて、一番困るのはトイレです。

男性の場合、小便については、ベルトを解いてする場合と、ジッパーのみ下ろす場合とで分かれますが、前者だとベルトを解く必要がなくなるので楽に感じると思います。

面倒なのは「大」の場合で、ズボンを下ろすため、上着を脱ぎサスペンダーを露出させてバンド部を肩から外す、もしくは、上着を脱がず接点(クリップ等)を全部はずしてしまうという方法があります。

前者でサスペンダーを露出して装着した方法だと、上着を脱いで肩から外す戻すで済むので楽かなと思います(サスペンダーを見せる系の人は多い)。ただ、この場合、厚着をズボンインするのが難しく、薄着傾向になるはずです。それを補うため、その上にインナーダウン・上着を重ねると、後者のほうが楽になります。サスペンダークリップは外さずに使いたいですが通常のズボンだと厚着に対応できない欠点があるように思います。

後者は、クリップ2点式だと戻すのが容易なので可能(手間がかからず楽)ですが、3・4点式だと背後も加わるので現実的では無いと思います。

そして、肩のズレ落ち問題があります。

スノーボード用のX型サスペンダー付きのズボン(へそ上まで高さがあり全体的に保温性がかなり高い。サイズOなのに腹回りギリギリなのは、厚手の腹巻きとインナーベストの装着を全く想定していないんだと思う。あと丈が長過ぎ。)を冬季履いている(タイツなしで過ごせるのは楽、シャカシャカ音は気になる)のですが、不便なのがサスペンダーが肩の外側にズレて落ちてしまうことが頻発することです、そのためズレるたびに戻す手間が生じて気になっていました。対策としては、締め付けを強くすると予防できるのですが長時間の使用、特に寝起き時、強い締め付けにより圧迫され肩が痛いということが起きました。かなり致命的な問題です。

さらなる対策を考えたのですが、付属のサスペンダーは脱着ができるので使わず、ダイワのショルダー型を取り付けてみました。

結果、肩への圧迫感とズレがなくなりかなり快適になりました。(就寝時は外す必要があります、下記欠点2参照)

この理由なのですが、H、Y、X共通で、前後に締め付けるものは肩を強く圧迫します。ショルダー型は、中心軸が背中であり肩に掛かる部分は斜めで広く、2分岐の片側のみなので圧迫感は3割程度しかないんだと思います。

また、肩のみに掛かると自然(伸縮により)と外側に落ちてしまいますが、ショルダー型は前方に動く腕に引っかかってズレが生じません。

スノーボードの運動中は大きな力が加わるのでそれに対処できるようにマジックテープ固定のX型が標準で選ばれていると思われます、日常の使用では、ショルダー型のほうが使い勝手が良いということです。以前、サスペンダー付きのスノーボードズボンをこだわって探したことがありました(ネットでなく実物を着てから買うのが無難です)が、日常使用であれば後付ショルダー型のほうが目的にあっていたようです。

また、樹脂クリップ式なので、夏の軽いジョギングパンツなどでも上着で隠せれば使え、どんなズボンでも使えるので汎用性が高いです。

欠点は、正面はすっきりした見た目ですが、背後がXでさらに実用重視だとベルトが太いのでかなりゴツいです、仕事っぽい印象があります。素材は、伸縮性のあるバンドで、おしゃれな本皮みたいな雰囲気はありません。基本的に隠したくなるので、上着を脱がない、シャツ出しになるので、フォーマルっぽい社会人定番のシャツをズボンの中に入れる服装には向いていません。なので、快適性重視(本品)とファッション重視のベルト、サスペンダーで使い分けるという感じが良いのかもしれません。

重要・欠点2)一種の拘束具というのがわかりました。普段、リュック派なのでそれと比べると僅かな負荷なので背負っている感がなく気にならないのですが、特に締め付けが強いと腕を外側に開かれているような感覚が常にあります。

私は長時間の使用で特に問題があるとは思わないのですが、長時間の就寝時の装着は寝返りができず危険みたいです。

まず、寝姿勢が固定されるみたいで(横寝、仰向け)から別の姿勢に移ろうとすると、胸・背中のサスペンダーが引っかかって制限がかかります。また、クリップやバンドが両脇なので横寝の時気になる場合があります。今回は、さらにスノーボード用のズボンが動きに余裕のあるブカブカ、素材がなめらかで寝返りで足を動かそうとすると抵抗になって邪魔になります(ただ、防寒上ズボンは必要なので許容と思っていましたが、毛布を重しとして使った状態だと冷気が入らず不要みたいです)。

寝返りは、肘やかかと、腰、肩を使った最低限の力での全身動作らしく、肩・腕に拘束が加わるとうまく動作できないようです。結果、連日目覚めると仰向けで天井を見ているという状況(通常、横寝で目覚めることが多い)で首が痛いというのが続いていました。(意識して横寝はできますが、上側の腕を大きく前に投げ出した姿勢で安定させておりいつもと違うのです)

締め付けが弱いと相応に問題が無いようにも思います、サスペンダーをしながら寝るとズボンがズレ落ちず腰回りが寝起きに崩れない防寒効果があるのは確かです。したまま寝てしまうというのはあるのですが、外したほうが安全です。

自宅で過ごすときは、サスペンダーは使わないというということでいいのかもしれません。外出時、徒歩運動がずれ落ちを加速させるのでその対策としてが最も活躍できるみたいです。ただ、うっかり装着し忘れて移動しなければいけなくなると非常に後悔することになるので、装着は常にしてクリップは外した状態(うっかりの就寝時のミスも許容して)というのが経験者の落とし所になる気がします。

X型でも気になってサスペンダーやズボンを外したり脱いだりしていたのですがこちらは強く締め付けなければ寝姿勢に悪影響は少ない(肩を拘束しない、マジックテープ式の固定具)です、ただ、トイレで肩からバンドを外す必要、肩のズレが発生します。肩のズレは前側で左右を繋いで動かなくさせる加工をすれば解決できそうな気がします。ですが、ズボン1つだけでなく、汎用性高くいろいろ使えるショルダー型を使い込んだほうが良いように思います。

具体的な就寝時の服装としては、上着を脱ぎサスペンダーを外して、外側の着衣がズレ動きやすいという理由(ズボンのズレ落ちが修正が効かず一番困る。就寝時、挟まれることでズレ落ちにくくなる効果もある気がします)からズボンを中、インナーベストを外というパジャマ同様にすると背中を冷気から守れます。冷気の浸入が隙間からと考えると画像のように「入れ違い」にするほうが良い(防寒の必須知識っぽい:外側に逆V字ができれば十分な効果があると思われる。)という理由もあります。これだと、サスペンダーだけ外して上着を着たままという方法もありかなと思いましたが、寝返りの抵抗になる、重ね着の外側ほどズレが生じやすく冷気が入ってきた感じだったので、あまり良くないのではないかと思います。

厚手の腹巻き、インナーベストを着て寝ると、腹回りが浮いてしまって首の沈み込みが気になるという問題は、これらと比べると軽微な問題のようです。

(防寒も大事ですが)就寝時は、寝返りがしっかりできる服装が必要というのがわかりました。

また、就寝中、横寝をすると丸まって腰を曲げる都合、寝起きに腰が露出気味になるのは自然なことで、腹巻きでの直接保護、毛布・厚手の布団で保温空間を作ることで凌ぐというのが冬の就寝というものかと改めて思いました。

この点、冬の毛布の使い方は掛け布団上に重しとして使い密封する一択みたいです。とりあえず、3方式全部試したつもりでしたが直接触れない重しとしての使い方は無いだろうと思っていたら、冷気が入らず一番暖かく崩れにくいというのがわかりました。

サスペンダーや厚着で寝るという発想は寝返りの都合、問題がありました。

実用面のみでの評価です

ベルトしか持っていないという人は、「ショルダー(ホルスター)型サスペンダー」を買っておくと便利だと思います。

サスペンダーを快適に使うコツとしては

・締め付けは最低限でゆるくしたほうが快適。

・寝姿勢は、横向き。仰向けは背筋が伸びる分締め付けが強くなり寝起き問題あり。

(首を痛めた影響が残っており、意識的に左右横寝、仰向けを繰り返す感じで寝姿勢をどうすべきという結論は持っていません。)

・就寝時、サスペンダーは外す(クリップ開放のみでも可)習慣をつける。

 

(ダイワY型サスペンダーについて)

ショルダー型を使い回すつもりでしたが、ズボンの腹周りの高さが、通常のズボンとスノーボード用ズボンでは異なり、スノーボード用ズボンに締め付けを合わせたものを通常のズボンに使うと、締め付けが強すぎるという事が起きます。毎回、バンドの長さ調整をするよりも、使っていないY型サスペンダーをそれぞれ専用に使い分けたほうが利便性が良いので使ってみました。

まず、欠点として、トイレで座ると上着を脱いでバンドを外す必要性があり。構造上、肩への食い込みがショルダー型よりきつい。素材によって首周りでの擦れる音が発生する。3点留めは脱着が面倒。

良い点は、Y字型は、ズレは発生しないようです。腕周りに拘束がない(反面、首元あたりに強い締め付けが発生。)。見た目、スッキリしている。

背骨のクリップはわからないです。

使いたくない理由として、構造的に首元への押さえつけるような締め付けが強く長時間はつらいという印象を受けました。

※重要 Y型の長所 ショルダー型の欠点

冬サイクリングでY型を使っていて、たまたまショルダー型に代えて使ったところ、腰周りがやけに寒いと感じました。ショルダー型は日常使うので、Y型に戻したところいつもの調子で寒いとは感じませんでした。どういうことかと思ったら、サイクリング姿勢は屈むので腰を引いた姿勢であるため腰下・尻上が開けて露出しやすく冷えやすい箇所です。Y型だとズボンの一番開くところをクリップで掴むので腰から離れず下がらず冷気が入ってきません。ショルダー型だと左右しか保持しないので腰部分が開っぱなしで冷気が入りやすいようです。H型、X型もY型に近く、ショルダー型だけ屈んだ腰の防寒に不向きという結果になるようです。釣具のダイワがどういう意図でY型を採用したのかわかりませんが、ショルダー型の苦手なところを見事に抑えています。

サイクリング姿勢の防寒には、Y型が最適でした。

(2025/3訂正)冬については、普段着でも腰から冷気が入りにくいY型のほうがメリットが多いという事に気づきました。冬以外では、ショルダー型・Y型で迷えますが、冬にショルダー型は欠点がわかると使用できません。

ちなみに、現在、ダイワのY型はネット調べどこも品切れです。公式に問い合わせたところ、販売中止とはなっていませんとのことでした。サイクリングとは別に冬の普段着用に欲しくて探したところ、荻窪の釣具屋さんに在庫が3ありました。ネットで私が購入したので、残り在庫2(3/13確認)。他、実店舗のみの釣具屋さんに在庫がある可能性があります。金属クリップサスペンダーは簡単に見つかります。

別件として、秋のジョギングパンツの紐を、インナーベストのボタンに引っ掛けて結ぶという方法(ベルト、サスペンダー不要の保持方法)を考えつきました。これの欠陥は、軽いズボンだからできることで重くなると保持できずボタンが外れる(強い力が掛かるのと同様)だったと思います。また、本格的な冬季になると寒すぎて秋向けのジョギングパンツは使えなくなります。あまり、活用する機会のない方法です。

また、スノーボード用のズボンでやっと実用面でお腹周りの冷えが予防できる感じなのですが、他に防寒として適切な商品が無い(ユニクロの防寒ズボンでヘソが隠れるような物がある?)ように思うのですが、どういうことなのかよくわかりません。

ワークマンの通勤用防寒着上下を、必要な時に使えるかもという考えで購入したのですが活躍することはありませんでした。防寒性能、構造で、スノーボード用の防寒ウェアのほうが本格的で出番がないのです。中途半端なものでなく、万が一の冬の災害時に生存率が高まるような(防寒性に特化した)しっかりしたものが上下1セットあると、防寒について迷いがなくなります。

 

サスペンダーの形状は、2点式のショルダーサスペンダーが最も良いと思えるのですが、留めの方式・素材について最適なものを検討する必要がでてきました。

(2024/11 ダイワ ショルダーサスペンダーの樹脂クリップの寿命)

アマゾンレビューにある通り、樹脂クリップが弱ってきて頻繁に外れるようになりました。

2020年購入で、去年常用して弱ったので耐久性はあるようですがクリップは消耗品のようです。写真の通り、弱ったほうは開放時開きが弱くなっており見た目でわかります。また、クリップのみ分解できるのかと触ったところ割れて仕組みがわかったのですが純粋に樹脂素材だけで内部に金属バネみたいなものはなく樹脂の反発だけで留めています。なので、使用により徐々にダメージが蓄積し保持力も弱くなり最終的に割れて終わりとなります。樹脂クリップは消耗品です。クリップのみの付替えはできません。

サスペンダー新品で3000円なのだから毎年買い替えるという方法もありますが、(類似品でなく同型)クリップの替えは220円(送料抜き)であるのでこれを交換すればいいだけなのですが、ゴムバンドの縫製を外して再度縫い付ける作業が必要とあります。とてもできないので、隠れるI字部分にダイアモンドカッターで切れ目を入れてそこから入れ替えをしようと思います。強度的に大丈夫らしい書き込みがありました。1cm欠けを作るとあります(おそらく、縫製必須・1cm欠けなど情報に的確さがないのはDAIWAへの売上への配慮なのかなと思っています)がそれでも問題なく使えそうな気がします。ダイアモンドカッターなら3mm程度でできるはずです。これで問題がないとなると、毎年交換するクリップ在庫を確保して事前にカットを入れておくという作業が必要になります。

作業としてまず、不要な取り外しでダイアモンドカッターを試しました。写真右側、I部分を覆うゴムバンドを縮めて半分ほど露出させてから、できるだけ中央部を狙って削ったのですが問題なく削れ、バンドの取り外しもできました。

次に、中型のニッパーでもできないかと、写真中央のように試したのですが割ることができました。同様に、ゴムバンドも外すことができました。隙間としては1mmもないですが前後にずらせるので支障はないようです。

取り付けについて、新品のクリップのカットになるのですが、バンドが邪魔しないので真ん中にカットが入れられます。防塵ゴーグルをして騒音を出しながらのダイアモンドカッター・グラインダー作業は一般向けでなく過剰というのがわかったのでニッパーのみでやりました(数をこなす場合であればこちらのほうが楽ということはあるかも)。ニッパーについては、小型では無理で中型で手袋をして一気に力をかけてバキッと割る感じです。初回の一発でできないと、くぼみができて何度力を入れても割れない事態になります。その場合、カッターでくぼみに切り込みを入れて再度ニッパーでやると割ることができました。決して楽な作業ではないの、グラインダーの作業も併記しています。また、ゴムバンドのかけ直しは、後半難航するので千枚通しなどで誘導する必要がありました。

ただ、I字部分を含むO形状は広がることもなくガッチリした強度があるのですが、欠けの部分を作ることでC形状になるとI字部分の強度が著しく弱くなりハの字状に動くようになります。これを初めて見たとき、これはダメかもと思ったのですが、ゴムバンドを被せて引っ張りが係る分には、支持力のある左右の端が働いて、以前と同じように使えるのが確認できました。実際、使用しても新品の保持力が戻っただけで外れるような気配は全くありません。通常の使用以上の極度の引張負荷あった場合、バンド部が抜けるということは起きるかもしれませんが、通常使う分には欠け部分があっても大丈夫みたいです。

この方法でクリップのみの交換が可能(交換作業で千枚通しで若干傷める感じになりますが継続しても致命的なものにはならないと思う)でした。使用により少しずつ噛みがゆるくなるので樹脂クリップを愛用する場合、交換は必要、毎年交換でいいと思いますが、樹脂クリップにどの程度の使用耐久性があるのか限界まで使って結果を書きたいと思います。

(金属クリップと樹脂クリップ)

樹脂クリップは、交換が必要とわかって、金属クリップに興味が湧きました。とりあえず、ダイワのベルト幅に近いショルダー型サスペンダー(カラビナ留め)を購入してみたのですが、ズボンのベルト留めが必要で無いと留められない点、トイレのとき外すのがワンタッチで外せる樹脂クリップと比べると手間があり、使い勝手が悪いという印象です。樹脂クリップがなければ使っていたかもしれませんが、樹脂クリップの安全性の高さ、使い勝手の良さは抜きに出たものがあるようです。

常備薬 - 本当に必要なものと不要なもの

ガングリオン手術の翌日、麻酔の副作用がなくなり調子が戻ってきたなと思った矢先、手術日に少し咳き込む事があり、季節の変わり目で喉を痛めたのかなと思っていたものが、悪化して、頭痛と咳がしんどくなりました。翌々日に咳込みと同時に痰が出るようになり昼夕寝込む感じで、夕方頃にに大きな痰が出たのでピークが過ぎたという認識です。その後も、喉が痛く咳き込みがあります。

入れ替わりで散々だったのですが、重なって合併症というような展開がなくこの程度で済んで運は良かったと思います。

そして、ある程度落ち着いて、状況を考えてみると、コロナウイルスに罹ったときも症状がピークを過ぎた後に、咳込みと喉の痛みが酷かったのを思い出します。

その時に、コロナ患者としてもらった「うがい薬」が、それらに効果があったのをよく覚えています。あの時の、うがい薬処分していなければ使えるなと探したところ、もらった薬一式が思い出の品として引き出しに残してありました。

アズノールうがい液(4%)なのですが、今回も使ってみたところ、効果絶大で、すぐに喉の痛みが消えて咳がかなり減り、楽になりました。コロナと比べれば、季節性の気管支炎・インフルエンザ(自己診断)の喉荒れの程度は軽いということのようです。

コロナのときは、前日に体の怠さ不調感があって翌日頭痛倦怠感喉の痛み鼻詰まり、少しの咳だったみたいです。

今回は、少しの咳が3日ほど続いてから一気に悪化して頭痛と喉の痛み、咳という感じでコロナ(再感染を考えても)とは違うんじゃないかなと思っています。時期的に、喉を痛めやすい時期でもあるので。

喉のトラブルは、コロナ以来初で、マスクをしなくなったからか、季節的なものか、抗体の関係なのかよくわからない(鼻毛処理は常時なので原因ではないと思う)のですが、2度もうがい薬に助けられました。

2度あったことを、再度忘れるのは嫌なので、常備薬は必要なものですぐに活用できるように準備しておくべきということを整理してみようと思います。

常備薬という言葉があるように、昔から起きやすい病気に対応できる薬の定番が決まっているようです。家に、救急セットみたいなものもありますが、数十年ただ置いてあるだけで中身について考える機会はまずないのでそれも含めて考えてみます。

家庭で揃えておきたい基本の常備薬 より

かぜ薬

解熱鎮痛剤

口腔咽喉薬

咳止め

のど清涼剤

うがい薬

胃腸薬

整腸薬

下痢止め

湿布薬

殺菌消毒薬

かゆみ止め

化膿に対応した皮膚の薬

花粉やじんましんに対応したアレルギー薬

その他

だそうです。

 

(かぜ薬)

漢方薬の葛根湯を我が家は常備・使用していたのですが、(薬局の薬剤師さんによると)かぜ薬とは別物だそうです。葛根湯は、風邪からの回復を助けるもので、(せき・たん)、(喉の痛み・頭痛)、(鼻水・鼻づまり)に直接効果があるわけではありません。かぜ薬は、それら3症状にそれぞれ効く成分が入っており、解熱鎮痛剤・咳止め・たん薬・鼻炎アレルギー薬などを一つの錠剤で摂取するものらしいです。

そもそも、風邪を罹った場合、水分摂取を十二分にして、食事をしっかりとり、柑橘系のジュースで不足しがちなビタミンCをとり、厚着をして温かい布団で寝て休養をとるというのが基本です。鼻水が酷いときは、我慢せず、(危険がない場合)積極的にシャワーに入って、鼻水等を出し切ってしまったほうが、スッキリできて快適です。

その場合、熱が出てきてこれは風邪だなと自覚ができて、休養の準備をする時に、かぜ薬があるとその後の症状が軽減されるのは間違いありません。

指示通り、一日3回3錠(成人・パブロンS)を必ず服用する必要はないので、休養前に1錠飲んでおくだけでも効果は得られるので、試してみたくなった場合向けに、常備しておいても良いのではないかと思います。

心配なのは副作用ですが、水分を十二分に摂っておくことは必須(脱水傾向で薬は自殺行為)として、服用量を減らすことでリスク(心配)は減らせるはずです。

費用面では、色々なメーカーから様々出ており、パブロン、ルル、コンタックなどよく耳にする商品が、ぎっしり棚に積められています。この中から、1点購入して1000-1500円程度で100-150錠。成人で指示通りの服用で、一日9錠。約10日分です。

年に数回風邪を引く場合、防寒等別の問題があると思います。通常、年に一度、風邪をひくかひかない程度で、服用量を少なめにする場合、次回購入するのは数年後になるので、費用効果は良いものなので(繰り返しになりますが)常備しておくべきものと考えます。

風邪薬と鼻炎アレルギー薬についてですが、かぜ薬は風邪の諸症状向けにいろいろ入っているもの、鼻炎薬は風邪の一症状である鼻水・くしゃみなどに効くものらしいです。

花粉症に、かぜ薬は、風邪用の余分な成分が入っているのでダメ。

風邪に、鼻炎薬は「急性鼻炎に効果」と書かれているものは有効だそうです。

実際、季節性インフルエンザと思われる症状で、(ピークの頭痛の後に)鼻水・咳があったのですが、手元に風邪薬が無く、花粉症用に購入してあったパブロン鼻炎カプセルを(用法一日4カプセルですが1カプセルのみ)試したところ、症状が消えるという効果を確認しました。風邪には、かぜ薬。花粉症には、鼻炎薬が最も良いのは間違いないのですが、知っておいて役立ちそうな情報でした。

 

(解熱鎮痛剤)

個人的に印象が悪く私は使いません2)。熱や痛みが、身体から出ている状況は、それを知らせるサインでもあるわけで、安易にそれを消してしまうのは状況を誤る危険があるんじゃないかという思いから、我慢するのでいいんじゃないかと考えます。十分に水分摂取ができていれば怖いものではなく一般的に使われているものらしいです。

十分に水分摂取ができている場合、熱や痛みは穏やかで解熱鎮痛剤の必要性を感じませんが、脱水傾向だと熱や痛みが強く現れる傾向があるようです。もし、その苦しい状態で、解熱鎮痛剤を指示通り使えばいいんだと従ってしまうと、副作用の腎不全という方向に行ってしまうようです。悪意ある医療関係者の狙いは、これだと思います。

ガングリオン手術後の麻酔の副作用(おそらく)で、深夜、腰痛が酷く立っても座ってもいられず、この状況で、解熱鎮痛剤を使うべきなのか迷ったりしましたが、使用の習慣化が怖いので我慢しました。解熱鎮痛剤は、使わなくても良いものであり、大きい手術や仕事の都合、どうしてもというのはありそうですが、極力使いたくありません。

とはいえ、購入する必要もなく、コロナ、ガングリオンで、解熱鎮痛剤・痛み止めとして処方された薬が手元にあり、在庫が確保できています。

 

(口腔咽喉薬)

内服系の喉の痛み・口内炎の薬らしいです。

喉がおかしいなという場合、多くは室内が乾燥していて加湿不足が考えられます。まずは、湿度の計測と加湿が優先対策になります。

次の対策が、水分摂取を積極的にする、飴を舐めるという方法があり、のど飴(VICKS浅田飴龍角散のど飴、かりんのど飴など)があります。

通常、加湿ができていて、積極的に水を飲んでいれば(乾燥によって)喉を痛めることはないと思います。昔、バイト先で紙の書類が多くあり、加湿が全くされない1部屋に数人がずっといる環境(熱いお茶がたまに出されるのが食事以外の水分摂取)に勤めたことがありますが、秋の乾燥シーズンに、喉がイガイガ確実に悪くなる場所になっていました。社員さんが、飴をくれたりして対策をしているようでしたが、我慢ならず「加湿器を買ったらどうでしょうか」という提案をして、それで解決した事がありました(その後、加湿器を2台にして過剰加湿になっていたので、カビ問題が発生したかもしれません)。

職場の管理者(かなりしっかりとした社会人・多忙)が、加湿について無頓着(知識がない)だと、かなり昔ですが現実としてよくあることなんだと思います。小規模な組織だと、水分摂取も同様で、危険な環境というものができてしまうようです。

加湿→水分摂取→(喉に違和感があれば)のど飴という流れになると思うので、このベラックという薬が、必要となる状況が想像できません(喉頭炎・扁桃炎については知りません)。

また、トラフル錠口内炎・喉の痛みを鎮める)というのがあります。「痛い口内炎、飲んで治す」と書かれています。そもそも、口内炎・口火傷の原因は、口の中に雑菌が多い(汚い)ことです。歯磨き関係が、しっかりできて口の中が清潔であれば口内炎は起きません。予防・治療として解決になっていないので不要と判断します。喉の痛みを鎮めるというのは気になりますが、うがい薬で喉の痛みを鎮静化させる効果があったので、こちらも不要と考えます。

ということで、口腔咽喉薬はいらないと思います。

 

(咳止め・痰)

こちらも、内服系の咳止め・喉の痛みに効果があるものみたいです。

私の経験では、コロナで咳がひどかった時に、うがい薬を使ったところ、咳がおさまり、喉がの痛みが非常に軽くなりました。(その後のインフルと思われるものでも同様)

また、医薬品のど飴は、咳止め、喉の痛み、痰きりに効果がありますが、まず目にしません。

医薬部外品のど飴は、(咳止めなし)、喉の痛み、痰きりに効果があるそうです(医薬部外品のVICKSは痰きりの効能は無いのでそれぞれ違いあり)。

スーパーなどで売られている食品のど飴は、特に効果はないそうです。

ただどれも、のどをなめらかにする効果はあるそうなので、とりあえず舐める価値はありそうです。

のど飴は、手軽に買えるので、常備しておくべきなのか迷うところなのですが、VICKSはアルミ箔梱包で暗所常温であれば、保存性は良さそうでした。

(追加)11月、(油断して加湿を省いた結果)乾燥した空気で喉を痛めてしまい、喉を動かすと痛みがある状態で様子を見ていたのですが、スーパーで売っていた「龍角散のど飴(100円)」をどんなものかと舐めたら、実感できるレベル(初回に効果実感。即効性と持続性あり)で楽になりました。積極的に飴は舐めたほうが良いみたいです。

かぜ薬の効能にも重複します。

かぜ薬を飲んで、うがい薬を使い、必要であればのど飴を舐めることでいいように思います。鎮静作用で、喉が落ち着けば咳がでなくなるので、常備する必要はないんじゃないかと私は思うのですが、ご自身の状況で判断してください。

痰については、「龍角散」がすごい効果でした。たしか、うがい薬で痛みが収まって、咳と痰が落ち着いてきたかなという感じのところで、家にある粉状の「龍角散」を水無しでゆっくり飲み込んだところ、ピタッと治まって、咳と痰が全く出なくなりました。逆に不安になって、痰は出したほうが治りが良い、出ない痰は肺でどうなってしまうのか怖くなって、龍角散の相談窓口に聞いてみたのですが、よくある質問らしく、痰は肺でなく気管で発生して、喉と気管の間くらいにあって、出てこなくても胃の方に飲み込まれて処理されるということでした(龍角散訴訟で印象が悪かったのですが、製品は良いみたいです)。

効果も半日以上はしっかり効いている感じで、内服系よりも痰きりとして即効性があるのは良いのではないかと思います。その後、VICKSのど飴も効果すごいんじゃないかと期待したのですが、特別書くような効果はありませんでした。

費用としては、大(20g)が1080円、小(10g)が780円くらいだったと思います。5000円とかだと躊躇しますが、これは常備しておいていいように思います。

 

(のど清涼剤)

ルルトローチとしてのどの痛みに効くとありますが、製造中止となっています。

のど飴程度の認識で良さそうです。

 

(うがい薬)

この常備薬記事を書く動機になったものです。コロナの処方箋で貰ったアズノールうがい薬が、コロナ、インフル共にのどの痛みの鎮静効果ははっきりとしたものでした。咳の頻度も減少すると思います。処方されたうがい薬は効果が高そうですが、少量なので使い切る場合が多いと思います。その場合、イソジンに代表される市販のうがい薬を購入することになります。

うがいは、予防的な使用ばかりで効果があるのか半信半疑だったのですが、喉が痛い時に使って必要なものだとよくわかりました(市販品と医薬品で効能は同じという前提です)。口内殺菌のリステリンでうがいをすれば殺菌できるから同じと考えていましたが、リステリンシリーズの多くはは刺激性があり、のどの痛みを和らげることができませんというのは以前書きました。

 

(胃腸薬)

これは食べすぎた時に、消化を助ける薬でだそうです。食べすぎた上に、消化を待つこともできないというのは、社会人っぽい感じですが、副作用があるそうなので、解熱鎮痛剤と同様に、できるだけ使わないほうが良いみたいです。

太田胃散、キャベ2の知名度はありますが、身近なものにすべきではないようです。

胃もたれ」と言っても、過去、大食いは幾度となくやりましたが、特に思い出に残るものはありません。時間とともに消化され解消するものという認識です。

ただ、学生時代、高級中華系のまかないでもらったトンカツ、かなり上等な豚肉を衣で揚げたもの(2枚だったか)を透明パックに入れて持ち帰り、ご飯とトンカツ、ソースのみで食べたことがあり、これまでに無く肉が柔らかく大変美味しかったという記憶があります。その数時間後、お腹が機能していない重い感じで食欲が全く出ないというのを体験して、これが「胃もたれ」というものなのかと知ったことがありました。同じように、揚げ物だけみたいな偏った重い食事(水分摂取や野菜なし)をすると「胃もたれ」再現できると思います(予防的な意味で)。

 

(整腸薬)

下痢止めと勘違いしていたのですが、こちらは、胃の調子を整える・便秘・軟便・消化不良・胃もたれ解消だそうです。

お腹を冷やさない、十分な水分を摂る(軟便にする)、運動で適度に胃腸を刺激するで十分ではないでしょうか。乳酸菌効果をうたっていますが、ヨーグルトを食べることで同じ効果があるはずです。

 

(下痢止め)

下痢止め・食あたり向けだそうです。エクトール赤玉は知りませんでした。

正露丸が代名詞的な存在だと思います。

結構、長いこと使っていました。特に、冬の早朝出勤時に、お腹を冷やして職場でトイレというのは結構あったように思います。その後、重い場合、真っ青な状態で(実際、腹を下してと顔が青くなっている人を現場で見ました)お腹の痛みを我慢することになるのですが、正露丸を飲むと数分で確実に痛みがなくなるという状況で非常に優れたものでした。冬の職場には、必ず正露丸を常備しておくべきと思います。

一回で3粒(成人)なのですが、1粒で十分に効果が出ます。

ただ、その状況を思い出すと反省点があったなと思うのですが、まず、腹巻き(特に厚手の二重腹巻き)をしていたら腹を冷やす頻度は劇的に少なくなっていたと思います。

他、より本格的な厚着(ユニクロのインナーベストの有り無しで大きく違ってきます)、温かい食事・飲み物を摂る(すぐに冷めてなかなか難しい)など、厳しい冬の早朝出勤だと稀に起きてしまう気が今もしますが、腹を冷やす頻度は防寒対策ができているかいないかで、大きく違ってきます。

正露丸自体にも問題があって、正露丸の独特の臭いは特徴的なものですが、瓶に入った状態でも臭いが周りに移ります。小型の私物ロッカーに入れていましたが、開けると正露丸の臭いが充満していました、知らずにそのロッカーを使う事になった後の人は、大丈夫なのかと不安になるはずです。なので、会社に個人的に持ち込む場合、臭いのしない正露丸糖衣タイプストッパ下痢止め薬のような錠剤が、マナー(必要)に近いものになるかもしれません。あの臭いがあるから即効で効果が出ると思ってはいます(錠剤タイプもよく効きます)、昔と違って、下痢止め薬の種類が広がり、正露丸の模倣品が減って、本家の大幸製薬のものが廉価になっている感じがしました。

ただ、私の今の状況だと、深刻なレベルでお腹を冷やすことが防寒対策のお陰2)で殆どなく、後に引くような腹痛は滅多に起きないと思われます。その点、正露丸の効果を実感できなくて残念ですが、下痢止めを使わないのが理想的な状況ですので進歩できて良かったなと思います。万が一に備えて、常備薬としてはもちろん用意しておくべきです。(2024/11※冷えたプレーンヨーグルトで下痢しました

 

(シップ薬)

処方をされたことはあった気がしますが、これまで家庭でシップ薬が必要になったことはないので、なんとも言えません。とりあえず、不要かと思います。

 

(殺菌消毒薬)

マキロンが代表的な殺菌消毒液です。ただ、もう結構経ちましたが、擦り傷では、消毒液は使わず、水でよく洗ってラップや絆創膏で乾かさない温潤療法2)が常識ですとなって、消毒液を積極的に使うことが減ったと思います。ただ、ガングリオン手術で抜糸前の傷口をマキロンなどで消毒してくださいという用途はあったので必要なものだと思います。

キーボードの黄ばみ取りに、オキシドールを買いました、店頭で小ボトルが100円でえらく安いなと思いました。軽く使ったところその用途では効果がなかったのですが、成分は異なりますが、同じように殺菌消毒液として使えるみたいです。マキロンは手軽に使えるけど、オキシドールは使い方が細かい。別には、オキシドールは血液のシミを抜き取る時に使うだけとも書かれていてどうなんだろうと不安になりますが、公式は消毒液として書かれていて問題ないようです。いい加減な情報には気をつけなければいけません。

 

(虫刺され・かゆみ止めの薬)

家族みんなのかゆみのために、オイラックスAとあります。馴染みのない人からすると、ステロイドという言葉に抵抗があります。日常的に使うべきなのかよくわかりませんが、しっしんは何も言えませんが、あせもは汗が出るたびにシャワーで汗を落とせば予防できますし、かぶれも原因となるものを避けるというのが最適なはずです、虫刺されも蚊が頻繁で、他、完全防護で運悪くマダニというのが夏場にあるかなという感じです。これだと、マダニは一箇所が限度ですが、キンカン・ムヒなどの通常の虫刺され鎮静剤で十分な感じです。ほかは、(特別な事情があっても)環境の改善を優先すべきな気がします。

マキロンパッチエースという商品は、絆創膏みたいな形状でガーゼ部に鎮静成分があり、虫さされ箇所を覆ってしまう様です。マダニに一箇所さされた場合、数日痒いので絆創膏を貼ってしまうのもありかなと思えたのが、収穫ですが、常備薬としてはいらないように思います。絆創膏と虫刺され液の組み合わせで代替ができそうです。

追加記事で、リビングに置く家族用、虫に刺されやすい時期に手軽に塗れるように自分用(小容量)と用意したほうが使いやすく用意して良さそうです。

 

(化膿に対応した皮膚の薬)

クロマイ軟膏というものがあるそうです。化膿した患部に、ステロイド抗生物質という内容からして、こういう場合は家庭向きでなく、医療機関に関わってもらったほうが良い気がします。

化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)というのが、引っかかりました。毛嚢炎(毛のう炎)は、白ニキビであれば洗浄不足おしりの大きなできものは野菜不足(主にビタミンC)という話で消化できたつもりです。とびひは、化膿した患部から液が飛んでその先で同様に化膿する感じっぽいですが、これも十分に洗浄して衛生的にするというのが対策なようです。

それで、「めんちょう」なのですが、これまで「めんちょ」と昔言っていました。学生時代、冗談半分に、顔の中心線上に大きなニキビができると命の危険があるという話をした事があったのですが、脳に移行して髄膜炎など重篤感染症を引き起こすことがあるそうで、最近では抗菌剤が手に入りやすく昔ほど恐れられていませんとのことで、本当の話でした。

そして思い出したのですが、愚かにも高校時代それを私は経験していました。

特に衛生状態を気にすること無くピンセットで鼻毛を抜くということを遊び半分・試行錯誤でやっていた時があり、その時に頻繁に毛穴が炎症するということがよくありました。通常であれば、数日で収まるのですが、全く治まらず拡大して、痛みを伴って鼻全体が赤く腫れるということがありました。どうしようもないので、腫れが引くのを待って1-2週間で治まりました。その後、鼻の表面側の毛穴を圧迫すると白いグリスのようなものがニョロっと出てきて非常にまずい状況だったのを思い出しました。その後、耳鼻科に別件で罹った時にその状況を話したのですが、鼻全体が赤くなって後で毛穴から白いものが出るのは相当まずいよ…みたいな反応でした。

今でも、鼻毛を指で摘んで抜いてしまうと軽く炎症が起きることがどういう条件(清潔さが関係しているっぽい)かわかりませんがあります。当時と何が違うのか気になりますが、若いほうが悪化しやすい、ピンセットを使っていた、衛生状態に無頓着、健康に無関心というのが関係していそうです。髄膜炎になって高校時代に死亡していたかもしれないというのは、全く思いもしませんでした。それが、最終的に「鼻毛ワックス」で落ち着きそうなので進歩できたなと思います。

化膿に対応した皮膚の薬は、常備薬としては不要に思います。化膿させてしまう原因を突き詰めるのが大事です、重いものは医療機関に相談すべきですし、多分に「洗浄・衛生状態」が関係していると思います。

 

(花粉やじんましんなど、アレルギーに対応した皮膚の薬)

これが蕁麻疹という体験がないのでこれについては何も言えません。

花粉症については以前記事にしておりパブロン鼻炎カプセルSaを家族共用で在庫が確保してあります。一日1錠でも効果があります。

あたたまると痒くなる皮膚炎についてなのですが、原因は定かではないのですが、水分摂取を意識して過剰気味に飲みだした年(去年か一昨年)の冬を迎える寒くなりだした時、脱衣所で服を脱ぐと腹の周りがすごく痒く掻いてしまい真っ赤になるというのが1-2週間続き、少しずつ落ち着いてなくなりました。寒暖差なのか、服の刺激によるものなのか定かではないのですが、水分摂取を過剰気味にするデメリットとして、初年か毎年で起きますということを書かなければと思っていたのですが、毎年ではないようです。初年もしくは無関係であれば、時間とともに落ち着くのでアレルギー薬の出番はないと思います。花粉症以外で、パブロン鼻炎薬を使うことは無いと思います(インフルエンザでの使用は一度きりです)。

 

(その他)

薬以外の衛生用品 このあたりは、必要なものは自然と持っていますし、家の他のもので代用が効くので、かなり確率の低い災害時向けであってもある程度で良い気がします。今回は常備薬で、救急箱・災害用備蓄ではありません。

 

最後に、これは揃えておくべきという薬を全部買っても全額で5000円程度です。薬の使用期限は、未使用3-5年とされています。そのため、新しいものが手に入れば入れ替えしておくべきですし、期限切れ・長期間経ったものを把握したら新しいものに買い替える意識は持ったほうが良さそうです(最小量の使用は、こうした不明確なリスク・不安を下げます)。複数人の家庭であれば間違いなく用意しておいて損のないものだと思います(個人では使用頻度が少なく無駄が多い)。

薬の効能については、私の体感であり、人それぞれ印象は異なると思います。実際、痰が酷い母親に龍角散を勧めたところ、大して効かないという反応なので、期待外れはあるかもしれないので、自分に合ったものを見つけてください。

薬の副作用を考えると、使わないのが無難ですが、水分摂取を十分にして、(指示通りの服用量でも問題は起きないと思いますが)最小の使用量で、効能を得るというのもメリットが大きと思います。服用量については、症状や体質のばらつきがある中で最低でもこの量を飲まないと効果がありませんというものではないので、少量で効果があればそれでいいのだと思います(今回の場合、飲まなくてもよいのであればなおさら)。

 

個人的な常備薬の買い物リストと詳細をまとめたものなのですが、先日かぜ薬を購入しており、他とりあえず全部揃っていました、どの家庭でもすでに持っているものは多そうです。あとは、まとめ置きする入れ物とラベルを用意して、取り出し易いが子供の手が届かない安全な置き場を確保するだけになりそうです。