寒暖差アレルギー(鼻炎)- 腹巻きなどの防寒

これまでの記事で度々触れてきた冷えによるものなので、「腹巻き」などで保温すれば改善する事の詳細です。

先日、寒い12月ですが久々に電車で東京に出ました。すぐに気がついたのですが、時期的にダウンを着込んだ防寒が主流なのに、厚手のパーカーのみという秋からの服装を続けてしまい間違ったかなという感じでそのまま電車に乗り込みました。

厚手腹巻きとインナーダウンベストは着ていたので、致命的ではないのですが寒いです。持っていた薄い肌着を、追加で着たところ体感で効果があり後悔はせずに済みました。

東京でやることを済ませて、昼過ぎの電車で気がついたのですが、車内でズーズー鼻を断続的に鳴らす人が一定数いました。

私も、寒い朝など身体が冷えていると鼻水で鼻を鳴らすことがあるのですが、そのとき、上着の能力不足で寒かったのですがそういうことは起きませんでした。

全員の服装をよく見たわけではないですが、上着の防寒ができていても、中の防寒がしっかりしておらず、冷えてしまっている人が結構な数いるんだと思います。

かなり昔、メンズノンノという雑誌で、冬にノースフェイスの厚いジャケットならTシャツで過ごせるみたいな記事を見た記憶があるのですが、現実的な服装ではないと思います。

見えていないところ(要は腹回りを冷やさない)防寒ができているかできていないかでズーズー鼻水の発生は決まるようです。

 

高校時代、夏はYシャツ、冬はYシャツにブレザーという指定に従って自転車通学していたのですが、冬、教室内で鼻水が止まらず鼻炎ということで鼻をよくかんでいました。

親の影響が大きい。親が通院していれば体質的に同じと考えるのは自然。)耳鼻科に行って、たしか飲み薬と院内で鼻穴に当てて液剤を10分ほどかけて噴射する機械での治療を1-2年毎冬受けていた記憶があります。

結局症状は変わらず過ごしていて、同級生がYシャツ上にセーターを着込んでいるのでそれを真似したところ、ピタッと鼻水が出なくなりました。

どうも、この鼻水は身体の冷えによるもので間違いなかったようです。病院での治療は無駄だったということに気がついた、記憶があります。

全員、セーターを着ていたわけではないので、個人差で脂肪が多いと、冷えの影響が少ないというのはありえます、下痢の状況と同じだと思います。

このあたり、専門家の耳鼻科医が冷え厚着に触れず、治療行為によって仕事にしているのは間違いないところだと思います。別に秘密にすることでもなく、寒暖差アレルギーの対策として服装の工夫として書かれています。

あまりに無駄なので今だとこういう治療はやってないなのか、今も同じような状況なのかわかりませんが、内耳関係で真っ黒な耳鼻咽喉科なのでやってそうな気がします。

幸い、インナーベストなど防寒着(衣料品)が、商品・店舗共に充実してきたので、こうした患者を減少させている可能性はありそうです。

問診票に、(水かお茶での)水分摂取が十分できていますがと同様に、冷え予防に十分な防寒(厚着)ができていますかがあれば、気付ける話です。お金になるから延々患者になってもらおうという姿勢は組織的に容認されています(実態を知っていたら、患者になるのが金と時間の無駄というのが分かります)。

冷えによる鼻水は、生理現象、鼻の粘膜を守るために鼻水を出しているというような仕組みだそうです、正常な体の機能なので治療する必要はありません。腹巻きなりインナーベストで冷やさないのが唯一の解決法です。

冷え以外の原因による、アレルギー鼻炎はもちろんあります。私も、花粉症アレルギー・ほこりアレルギー(これはシャワーで治る)持ちです。ただ、冷え対策をすればいいだけだったという場合が、かなりの数あるように思います。とりあえず、防寒をしっかりやって、それでも症状がある場合、それは冷え以外による鼻炎ですし、はっきり「冷え」によるものでないと断言できれば治療もやりやすいと思われます。

基本的な冷えに関する知識が不足しているのが原因になっているのだと思います

今だと、鼻をかむ行為は滅多にない(花粉症でもかむことは少ない)ので、寒いシーズンに鼻を噛んでいる人、鼻水をズーズーさせている人を見ると、厚着できて無いんじゃないかという疑いを最初に持ってしまうのですが、相手は相当選んで慎重に話をする必要があります。

(2024.1)

電車内で帰宅途中の男子高校生が(原因は防寒不足として)鼻をズルズルやっていました。痩せ型で、マフラーをしていましたが、かなりの頻度でズッ、ズッと鼻水をすすっています。手提げ袋に入った大量の漫画本を夢中で読んでいました。

慎重に話しかけようかと迷いましたが、頭悪そうだし何かしらのリスクを恐れて声はかけられませんでした。高校時代の自分こんな感じだったのかと考えてました、第三者の目で見て、鼻水をズルズルして好印象になることは無いと思います。

 

下痢の記事と対策が重複します。以下は防寒着について

(腹巻きタイツ)

一時メインで使っていました。タイツと腹巻きが一緒に装着できる優れものです。メーカーは、かなり限定されていてメジャーなものではないっぽい。定番ものとしてSEIYUオリジナルの腹巻きタイツが安価で気に入っていましたが、現在扱いがなくなったそうです。

使わなくなったのは、タイツだと運動に不向き。履いたり脱いだりが少し面倒。腹巻き部分がしっかりタイツ部を引っ張るのでずれ落ちにくく通常のタイツより良い面があります。

普通に腹巻きをして、防寒ズボンを履くほうが楽な気がします。スーツ向き?

 

(インナーダウンベスト)

10年くらい前に、ユニクロが扱いだしてから流行って、いまだと、ワークマン、しまむらなど冬定番のアイテムになっています。破けちゃったということは滅多になく、結構丈夫です。今の時代の「腹巻き」的なものだと思います。

 

 

より快適な暖房を求めて- エアコン暖房でない局所電気暖房の活用

今のところ、理想とするのが都市ガス暖房と自動換気の組み合わせなのですが、その環境がありません。都市ガス工事をして、後付で自動換気もどきを作ることは可能ですが、そこまでやる意欲がありません。

できることとして、

体の芯まで温まる灯油ファンヒーター(化石燃料)。

メリット 加湿ができる。全体暖房で温かい。

デメリット 換気しないと一酸化中毒。給油の手間と火災リスク。

一酸化炭素中毒の件で、換気が必要というのがわかり敬遠するようになりました。

リビングや別室で使ったりはしますが、長時間の自室での使用はやめました。

ということで、ここ数年使い出したのが

換気不要なエアコン暖房

メリット 換気不要。全体暖房で温かい。

デメリット 場所が固定なので部屋全体を温める必要がある。室外機の騒音が結構大きい(室外機の設置場所が窓の近く・不安定な瓦上など条件が悪いと室内でも気になる場合がある)。消費電力が大きく、使用ピークになる朝にブレーカーが落ちる可能性がある。(詳細)ほぼオール電化の家でブレーカーが容易に落ちないように100Aに交換してあるのですが、朝6-7時頃、エコキュート、IHコンロによる湯沸かし、炊飯器、床暖房、エアコン複数、オイルヒーターという感じで、冬に停電を忘れて盛大に電気暖房機器を使うとブレーカーが落ちます。この事情があるので、電気暖房を控える必要があり、結果、ブレーカー落ちの心配のない余裕ある朝を過ごすために、朝リビングは石油ストーブを使うという感じで落ち着いています(隔年、気が緩むと同じことを繰り返している感じです)。

加湿が必要。(使用開始時1200W安定後200W程度)

今年、私はエアコン暖房派ということで、自作の加湿器を用意して24時間使用をしていたのですが、室外機が夜うるさかったり、暖気が必要でまめにON/OFFするものではなく、本当に去年この使用法だったのか怪しくなりました。その状況で、収納箱から、電気マットとカーボンヒーターが出てきて、この局所暖房はもういらないんじゃないかと思ったのですが、実際使ってみると、この電気暖房の組み合わせの利便性がよくこれで自室の暖房が事足りる場合が多いというのを思い出しました。惰性で、夏の冷房と同じように隣室のエアコンで隣室と自室を温めようとしたのですが、冷房と違い、就寝時暖める必要がありません、布団で暖が取れるのです、実のところ(複数人がいるリビングでなければ)自室の特にデスク箇所だけ暖かくなれば十分なのです(もちろん部屋もある程度温まると良い)。

今年は、このエアコン暖房でない電気暖房のみで冬が越せないかという模索をしたいと思います。

電気マットとカーボンヒーター

メリット 換気不要。駆動音がなく静か。電気マットの熱源が足下なのは暖かさを実感しやすい。

デメリット 局所暖房なので暖かさのムラがある。(小300-450W大600-900W程度 電気マット36W)

とりあえず、寒くなりだしたらデスク下に電気マットを常時ONという使い方で落ち着いています。寒くなると、300Wのカーボンヒーターを点けるということをしているのですが、外が凍ってない時期では十分暖かいです。使うと部屋全体にも暖かさが広がっています。

この全室暖房効果は、ゲーム機(PS4)、PCを長時間高負荷使用すると室内がかなり暖かくなっていてびっくりすることがありました。これで、暖房の代わりにならないかと思ったりしましたが、最近は省電力機能が向上したのでこうした状況は少なくなっていると思います(変わってないかも)。ただ、これらは意図的には暖房として使いにくいので難しいと思います。

欠点の1つとして、電気暖房だけだと部屋が乾くという問題がありました。加湿器を使うか、加湿機能のあるストーブを使うという方法で対処してきました。

加湿機能のあるストーブは、昔からある遠赤外線ストーブ(電気オーブンと同じ発熱材料)のものしかなく、これはしょうがないものだとそれを長く使っていました。ポコポコ沸騰した音はするし、まめに給水する必要がありました。

カーボンヒーターと遠赤外線ストーブは、熱源材料が違い、カーボンヒーターのほうが立ち上がりがよく表面だけでなく芯まで暖かくなるというような違いはちゃんとあったと思います。ただ、最近、遠赤外線ストーブを使っているのを見つけたのですが、思っていたほど違いがあるという感じでなくよく分からなくなりました。少なくともカーボンのほうが良い気がします。別素材でシーズというのが同じ価格帯であったりしたのですが、こちらは間違いなく立ち上がりが遅く、通電状態が見た目だけでわからない、芯までよく温まるみたいなものだったはずです。とりあえず、速暖性と芯まで効果で、カーボンヒーターが良いものと思っています(グラファイトヒーターが即暖かくなり進化したものみたいですカーボンのほうが好みという場合もあるそうです、同じ炭素材料で遠赤外線量1.2倍は期待しすぎないほうが良いと思います。瞬間の速暖性と遠赤外線量のアップでのカーボンからの買い替えは微妙)。こうした、電気抵抗による発熱機器はW数で暖かさが決まるので基本的にはどれも同じ感じ(エアコンだけ唯一ヒートポンプで効率が良い、熱源材料の違いによる発熱効率の違いは殆どないと思っています。グラファイトの即温かいは別の評価。)、座って使う場合、コンパクトで低いほうが足を温めやすく、2段階調整のできるものが良いと思います。

今、購入候補を決めるとどちらかにすると思います、電気店で実物を通電して決めるのが確実です。今使っているものが、EST-KH600Pという古いものなのですが構造が単純な故か未だ使えます、安物ですが持ち運び向けにコンパクトで、土台がなくこの高さ39cmの製品に似たものは、3980円の特価品でSKなんとかという商品が店頭にあったので今もあるようです。

現在だと、逆ハンガータオル加湿器を部屋に置いておけば、過乾燥対策はできるので加湿機能付きのストーブを選ぶ必要が無くなり選択の幅が広がったのは良いことです。

これらの電気暖房と逆ハンガータオル加湿器の組み合わせで、静かな自室空間ができるのは理想的です。

電気マットはそのままで、カーボンヒーターの使用を300Wまでにして極寒期も乗り越えられるのが望ましいです。寒いと大の600Wにすることが過去あったと思います。

現在の厚着で、面倒なデスクこたつみたいな方向は回避でよさそうです。

自室は冷気が入り込まないように、ふすまの隙間は隙間スポンジを入れているし、窓際は障子が冷気を遮断している、もう特にこれといってやることはないです(完全な密室だと100Wでも暖かくなるはず)。

カーボンヒーターの設置場所を工夫してデスクの天板裏にというのも火事の心配でできず見える場所にしか置けないので、300Wちょっとから生まれる熱が、入ってくる冷気と相殺して、室内でプラスで残ってくれれば成功となります。ただもう、12月半ばで300Wヒーターなしでは寒いのでなかなか難しいとは思います。

電熱線ヒーターの火事はあるそうです。基本として、

必要なときだけ点ける

離れるときは消す

近くに物を置かない

見えない場所に置かない

は、習慣化しないと火事になります。

(進展)

外気温が10度を下回ると、300wヒーターでは能力不足になります。

わかってきたのは、空間と熱量の関係で、

布団は体温のみ空間ゼロで暖かくなり。電気マット(30W)も足に毛布をかけると何倍も温かい暖房機器になります。300wのこたつ空間が暖かくなるように、温める空間を制限すれば少ないワット数でも温かいということで、デスクこたつみたいな方向に答えがあるのかなという感触です。

例えると、目玉焼きを作る時、黄身を固めるのに、大きな蓋でなく、小さな蓋の方が高温で蒸れやすく早く作れるのと同じ。吉野家の朝定食のエッグは数十秒で作って出せるのは、平たいお椀みたいなのを被せて蒸らしてました。ネットでは資料が見つからないのですが、たぶん朝1人でワンオペ(レジ・調理)をやっているので、(調理プレートが見える店舗なら)確認できると思います。

結論として、電気マットが暖房機器として下から温める直接触れられるので効果の高さと約36wという消費電力の低さで優秀。これに上から、毛布(夏掛け布団)のようなものをかけて密閉させてしまうと、こたつと同じ密閉暖房ができてワット数の低さに関わらず、暖かくなる。密閉のために椅子の足場前面を封鎖する必要があるが、とりあえずラップを巻いて仮としたが、実際これで十分っぽいです。足は通常この面に接触しません。また、毛布は腹上まで持ち上げる事ができ、巻いて腰の部分で固定することは可能なようです(服の防寒ができていても上半身は寒くなるので、しっかり固定して保護する必要があります)(例 腰裏に這わせて利き手側の脇に結合部(布団の両端、ゆるさを無くすには内側に留める)を持っていき洗濯バサミで挟んで固定すると落ちなくなり保温性が上がります、ゆるく使う場合はひざ掛けスタイル)。

※挟んで固定する方法は、姿勢のキツさの割に保温効果は大きく違わないので、もっぱら、ひざ掛けスタイルで使っています。

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個人のデスク暖房として、もっとも合理的な方法がこの「人魚スタイル」になるようです。足元で発生した熱が無駄なく腿辺りまで温めてくれるのと、被せる毛布などの保温効果も得られて、電気マットの36Wで温かいデスク環境が構築できます。夏掛け布団(薄いダウン素材)であれば、おしゃれなカバーであれば見栄えもよく。使わない冬での有効活用になります、保温性も高いです。本格的に使うのであれば、椅子の前面ラップはしっかりと塞ぐことになります。

300Wヒーターは、上半身の冷え予防、室温の上昇・維持が役割の補助暖房になります、この場合、300Wヒーターの足元を温めるのにメリットだった低さは不要になりました。室温が16度を下回る辺りで、補助暖房がないと上半身が寒く感じます(上着具合も関係)。

300wヒーターの場合、足を暖めると片側に偏った熱さになり快適でな無いです。こちらの電気マットに毛布囲いのほうが暖かさが脚全体にやさしく広がり上質です。総合的に完成度が高いです。

(実際使っての欠点)

座っていて足回りの寒さが無いのは良いのですが、不満もでてきました。

まず、かなり長時間(目安4時間以上)座っていると、脇腹が刺さるような違和感が出てきます。伸ばしっぱなしの脚を手前にもってきたくなったり、お尻も痛い感じになてきます。これは、腰回りを囲った都合、動きに制限がかかった影響です。休憩やストレッチによって容易に改善しますが注意が必要です。

他、立ち上がりの遅さ。このスタイルだと室温16度であれば寒さは気にならないのですが、冷え切った室内を300Wで安定化させるのは時間がかかり、最初に600wで室温を上昇させるなどの工夫をする必要があるかもしれません。

全体暖房を使わず、局所暖房のみで過ごそうとすると、少し寒いというのはしょうがないかなと思います。この先、零下になって本格的な寒さになると、状況違ってくると思います。一冬を通しての実用性を検証しています。

(追加)グラファイトヒーター購入してみました。

買い替えても微妙と言いながら、足元を温める必要がなく、逆に上半身を温める必要が出てきたので、トールタイプのヒーターが欲しくなりました。

なので、グラファイトのトールタイプを購入する理由ができたので買い替えました。

上記のコイズミ グラファイトヒーターKKS-0623です。

・形状の違いを考慮しても、グラファイトのほうが暖かく感じます(体感1.2倍)。

・300wで使用していて、(熱源は近くなったが直射していない状況で)室温が16度にしかならないものが、17度になった。

・質量共に、古いカーボンヒーターより体感差あるレベルで優れていました。

わざわざ、カーボンを選ぶ理由は、本体の値段が安い(2-3割り安い)という点だけみたいです。

(追加2)薄いさらさら毛布購入してみました。

見た目は良いですが、保温性が劣ります。薄い夏用羽毛布団からだと、全然暖かくならないという感じ。重くても保温性重視は、羽毛掛け布団。

このひざ掛けスタイルがすごいと思うのは、電気マットのON/OFF関係なく足が温まるので、電気マットがなくても温かいということです、布団の中と同じ状態。どっちらも温かいので判別がつかない感じ。環境によりますが、スノボズボンに五本指靴下のみで足先が自熱で暖かくなります(本格的な冬季を除く)。

軽くデザイン重視だと、毛布。被れる毛布系の商品が流行っています、2層なので少し暖かそうですがダウン系でないと保温性で満足はできないと思います。(寝具関係、しまむらがセール品多く安い)

まめに消す習慣は必要で、朝点けて、日中外出して戻ったら、点けっぱなしだったというのがありました。席を離れている時に何かしらの偶然で、火災が起きる可能性はあるので、離れるときはまめに消すというのは意味があります。

(参考 電気暖房の電気使用量)

・電気式オイルヒーター 1200W省エネモード600W(常時)基本高い

記憶としては、高齢者介護でつけっぱなし(600W位)にしたところ、かなりの電気代になり、エアコン暖房と加湿器にすると半分ほどになった記憶がります。その時以外使った・役立った記憶がないのですが、節電 エコチェッカー ET30Dなど電気使用量を調べる道具があって電気暖房機器それぞれの電気代を直に調べて把握すると曖昧さが無くなると思います。

・セラミックファンヒーター 1200W

安価な本体価格ですが、電気代が非常にかかること、ファンの駆動音が大きい(たぶん)だったはず。ドライヤーみたいなものだと思っています。

エアコン暖房 300W?(105〜1,480)立ち上がりは高いが、安定すると低い

ヒートポンプにより、W数に対して熱量が増えるので効率は良いです。各社省電力に力を入れているので低くなりますが、室外機の騒音、速暖性なし・設置場所が固定なので気軽にON/OFFができない。

もしかすると、これが正解?とも思いますが、欠点が多いのは確かです。

カーボンヒーター・遠赤外線ヒーター(電熱線暖房機器)

300-1200W。弱で使うと、300-450Wで済む。即暖性あり。使わない時に気軽にOFFにできる。放射熱なので、当たる側は熱く、当たらない側は温まらない。無音。

長時間で、密室具合によって部屋全体がそれなりに暖かくなる効果はある。

「無音」という上質さに満足。放射熱の件は、電気マットで補っています。全体暖房を使うと、その暖かさに感動するほど違いがありますが、私はこれを気に入っています。気持ちの問題ですが、300W1時間8-9円なら、必要な時に電気代気にせず使えるかなと思います。

 

ズボンのずり落ち防止 - ショルダー型サスペンダー

冬の防寒で、ズボンがずり落ちてお腹が冷えるというのは、回避できます。

 

いろいろ試した結果、行き着くところ「ショルダー(ホルスター)型サスペンダー」でした。

まず、ジーパンなどのズボン、ゴムバンドと紐で結ぶようなジャージパンツのようなものは、ずり落ちについて完成していません。

ジーパンの場合、ベルトを使った保持が一般的ですが、ウエストラインがしっかりできている細身体型でないとどうやってもずれ落ちます。お腹が出てくる中年だと壊滅的です。(ベルトを使わなくなったので他の欠点忘れてるかも)

ジャージパンツも、同様にずれ落ち結びなおす事になります。

1.体型的にずれ落ちる頻度が多くなる、都度修正する必要。

2.ずれ落ちると、足が短く見えるという不満。

3.冬用の重いズボンだとずれ落ちが常態化する。

元々、短足傾向で足を長く見せたいという願望があると、1.2.3の状況は耐え難いものになります。

作業服にベルトという状況では気にならなかったので、こうした要素は強いです(個人的に)。

この時点で、ベルトでの解決は難しいというのがわかります。

となると、他、サスペンダーという方法しかなくなります。

歴史的に、ベルトかサスペンダーでやってきたようです。

余分ですが、昔(19世紀)はズボンが胸まであったそうで、腹巻きが無くとも保温性がかなり良かったものと思われます。

まず、サスペンダーには目的別で2種類あるようです。

礼服用(スーツ向け)と実用(作業用)

礼服用は、しまむらや衣料品コーナーでスーツコーナーに1種類おいてあるかもという扱いです。スーツ用なので細く黒い物で安価(1000円しない)です。スーツズボンは軽いので、こうした頼りないもので済んでしまうようです。クリップが尖った金属製だったり実用性は低いものです。私は、礼服はベルトか実用サスペンダーで事足ります。

 

実用向けは、釣り作業を想定したものらしいです(メーカーは釣具のダイワ)。

 

こちらは、ショルダー(ホルスター)型です。樹脂クリップで固定します。

こちらが、一般的なY型です。

両方試しましたが、Y型では最も気になるのが背骨の場所にクリップが常にあることです。実際それほど気になりませんが、安全上好ましくない(もし、腰を強く打ち付けた場合、損傷を拡大させる可能性がある)というのが欠点です。常用した場合、寝っ転がると背骨に当たるというのは良くないです。

ほか、H型、X型とありますが、まずクリップの数が多いと脱着が困難になります。

そうなると、2点式のショルダー型が最有力となります。

ベルトからサスペンダーに変えて、一番困るのはトイレです。

男性の場合、小便については、ベルトを解いてする場合と、ジッパーのみ下ろす場合とで分かれますが、前者だとベルトを解く必要がなくなるので楽に感じると思います。

面倒なのは「大」の場合で、ズボンを下ろすため、上着を脱ぎサスペンダーを露出させてバンド部を肩から外す、もしくは、上着を脱がず接点(クリップ等)を全部はずしてしまうという方法があります。

後者は、クリップ2点式だと戻すのが容易なので可能(手間がかからず楽)ですが、3・4点式だと背後も加わるので現実的では無いと思います。

そして、肩のズレ落ち問題があります。

スノーボード用のX型サスペンダー付きのズボン(へそ上まで高さがあり全体的に保温性がかなり高い。サイズOなのに腹回りギリギリなのは、厚手の腹巻きとインナーベストの装着を全く想定していないんだと思う。あと丈が長過ぎ。)を冬季履いている(タイツなしで過ごせるのは楽、シャカシャカ音は気になる)のですが、不便なのがサスペンダーが肩の外側にズレて落ちてしまうことが頻発することです、そのためズレるたびに戻す手間が生じて気になっていました。対策としては、締め付けを強くすると予防できるのですが長時間の使用、特に寝起き時、強い締め付けにより圧迫され肩が痛いということが起きました。かなり致命的な問題です。

さらなる対策を考えたのですが、付属のサスペンダーは脱着ができるので使わず、ダイワのショルダー型を取り付けてみました。

結果、肩への圧迫感とズレがなくなりかなり快適になりました。(就寝時は外す必要があります、下記欠点2参照)

この理由なのですが、H、Y、X共通で、前後に締め付けるものは肩を強く圧迫します。ショルダー型は、中心軸が背中であり肩に掛かる部分は斜めで広く、2分岐の片側のみなので圧迫感は3割程度しかないんだと思います。

また、肩のみに掛かると自然(伸縮により)と外側に落ちてしまいますが、ショルダー型は前方に動く腕に引っかかってズレが生じません。

スノーボードの運動中は大きな力が加わるのでそれに対処できるようにマジックテープ固定のX型が標準で選ばれていると思われます、日常の使用では、ショルダー型のほうが使い勝手が良いということです。以前、サスペンダー付きのスノーボードズボンをこだわって探したことがありました(ネットでなく実物を着てから買うのが無難です)が、日常使用であれば後付ショルダー型のほうが目的にあっていたようです。

また、樹脂クリップ式なので、夏の軽いジョギングパンツなどでも上着で隠せれば使え、どんなズボンでも使えるので汎用性が高いです。

欠点は、正面はすっきりした見た目ですが、背後がXでさらに実用重視だとベルトが太いのでかなりゴツいです、仕事っぽい印象があります。素材は、伸縮性のあるバンドで、おしゃれな本皮みたいな雰囲気はありません。基本的に隠したくなるので、上着を脱がない、シャツ出しになるので、フォーマルっぽい社会人定番のシャツをズボンの中に入れる服装には向いていません。なので、快適性重視(本品)とファッション重視のベルト、サスペンダーで使い分けるという感じが良いのかもしれません。

重要・欠点2)一種の拘束具というのがわかりました。普段、リュック派なのでそれと比べると僅かな負荷なので背負っている感がなく気にならないのですが、特に締め付けが強いと腕を外側に開かれているような感覚が常にあります。

私は長時間の使用で特に問題があるとは思わないのですが、長時間の就寝時の装着は寝返りができず危険みたいです。

まず、寝姿勢が固定されるみたいで(横寝、仰向け)から別の姿勢に移ろうとすると、胸・背中のサスペンダーが引っかかって制限がかかります。また、クリップやバンドが両脇なので横寝の時気になる場合があります。今回は、さらにスノーボード用のズボンが動きに余裕のあるブカブカ、素材がなめらかで寝返りで足を動かそうとすると抵抗になって邪魔になります(ただ、防寒上ズボンは必要なので許容と思っていましたが、毛布を重しとして使った状態だと冷気が入らず不要みたいです)。

寝返りは、肘やかかと、腰、肩を使った最低限の力での全身動作らしく、肩・腕に拘束が加わるとうまく動作できないようです。結果、連日目覚めると仰向けで天井を見ているという状況(通常、横寝で目覚めることが多い)で首が痛いというのが続いていました。(意識して横寝はできますが、上側の腕を大きく前に投げ出した姿勢で安定させておりいつもと違うのです)

締め付けが弱いと相応に問題が無いようにも思います、サスペンダーをしながら寝るとズボンがズレ落ちず腰回りが寝起きに崩れない防寒効果があるのは確かです。したまま寝てしまうというのはあるのですが、外したほうが安全です。

自宅で過ごすときは、サスペンダーは使わないというということでいいのかもしれません。外出時、徒歩運動がずれ落ちを加速させるのでその対策としてが最も活躍できるみたいです。ただ、うっかり装着し忘れて移動しなければいけなくなると非常に後悔することになるので、装着は常にしてクリップは外した状態(うっかりの就寝時のミスも許容して)というのが経験者の落とし所になる気がします。

X型でも気になってサスペンダーやズボンを外したり脱いだりしていたのですがこちらは強く締め付けなければ寝姿勢に悪影響は少ない(肩を拘束しない、マジックテープ式の固定具)です、ただ、トイレで肩からバンドを外す必要、肩のズレが発生します。肩のズレは前側で左右を繋いで動かなくさせる加工をすれば解決できそうな気がします。ですが、ズボン1つだけでなく、汎用性高くいろいろ使えるショルダー型を使い込んだほうが良いように思います。

具体的な就寝時の服装としては、上着を脱ぎサスペンダーを外して、外側の着衣がズレ動きやすいという理由(ズボンのズレ落ちが修正が効かず一番困る。就寝時、挟まれることでズレ落ちにくくなる効果もある気がします)からズボンを中、インナーベストを外というパジャマ同様にすると背中を冷気から守れます。冷気の浸入が隙間からと考えると画像のように「入れ違い」にするほうが良い(防寒の必須知識っぽい:外側に逆V字ができれば十分な効果があると思われる。)という理由もあります。これだと、サスペンダーだけ外して上着を着たままという方法もありかなと思いましたが、寝返りの抵抗になる、重ね着の外側ほどズレが生じやすく冷気が入ってきた感じだったので、あまり良くないのではないかと思います。

厚手の腹巻き、インナーベストを着て寝ると、腹回りが浮いてしまって首の沈み込みが気になるという問題は、これらと比べると軽微な問題のようです。

(防寒も大事ですが)就寝時は、寝返りがしっかりできる服装が必要というのがわかりました。

また、就寝中、横寝をすると丸まって腰を曲げる都合、寝起きに腰が露出気味になるのは自然なことで、腹巻きでの直接保護、毛布・厚手の布団で保温空間を作ることで凌ぐというのが冬の就寝というものかと改めて思いました。

この点、冬の毛布の使い方は掛け布団上に重しとして使い密封する一択みたいです。とりあえず、3方式全部試したつもりでしたが直接触れない重しとしての使い方は無いだろうと思っていたら、冷気が入らず一番暖かく崩れにくいというのがわかりました。

サスペンダーや厚着で寝るという発想は寝返りの都合、問題がありました。

実用面のみでの評価です

ベルトしか持っていないという人は、「ショルダー(ホルスター)型サスペンダー」を買っておくと便利だと思います。

サスペンダーを快適に使うコツとしては

・締め付けは最低限でゆるくしたほうが快適。

・寝姿勢は、横向き。仰向けは背筋が伸びる分締め付けが強くなり寝起き問題あり。

(首を痛めた影響が残っており、意識的に左右横寝、仰向けを繰り返す感じで寝姿勢をどうすべきという結論は持っていません。)

・就寝時、サスペンダーは外す(クリップ開放のみでも可)習慣をつける。

 

(ダイワY型サスペンダーについて)

ショルダー型を使い回すつもりでしたが、ズボンの腹周りの高さが、通常のズボンとスノーボード用ズボンでは異なり、スノーボード用ズボンに締め付けを合わせたものを通常のズボンに使うと、締め付けが強すぎるという事が起きます。毎回、バンドの長さ調整をするよりも、使っていないY型サスペンダーをそれぞれ専用に使い分けたほうが利便性が良いので使ってみました(ショルダー型を複数買うことで落ち着きそう)。

まず、欠点として、トイレで座ると上着を脱いでバンドを外す必要性があり。構造上、肩への食い込みがショルダー型よりきつい。素材によって首周りでの擦れる音が発生する。3点留めは脱着が面倒。

良い点は、Y字型は、ズレは発生しないようです。腕周りに拘束がない(反面、首元あたりに強い締め付けが発生。)。見た目、スッキリしている。

背骨のクリップはわからないです。

使いたくない理由として、構造的に首元への押さえつけるような締め付けが強く長時間はつらいという印象を受けました。

 

別件として、秋のジョギングパンツの紐を、インナーベストのボタンに引っ掛けて結ぶという方法(ベルト、サスペンダー不要の保持方法)を考えつきました。これの欠陥は、軽いズボンだからできることで重くなると保持できずボタンが外れる(強い力が掛かるのと同様)だったと思います。また、本格的な冬季になると寒すぎて秋向けのジョギングパンツは使えなくなります。あまり、活用する機会のない方法です。

また、スノーボード用のズボンでやっと実用面でお腹周りの冷えが予防できる感じなのですが、他に防寒として適切な商品が無い(ユニクロの防寒ズボンでヘソが隠れるような物がある?)ように思うのですが、どういうことなのかよくわかりません。

ワークマンの通勤用防寒着上下を、必要な時に使えるかもという考えで購入したのですが活躍することはありませんでした。防寒性能、構造で、スノーボード用の防寒ウェアのほうが本格的で出番がないのです。中途半端なものでなく、万が一の冬の災害時に生存率が高まるような(防寒性に特化した)しっかりしたものが上下1セットあると、防寒について迷いがなくなります。

常備薬 - 本当に必要なものと不要なもの

ガングリオン手術の翌日、麻酔の副作用がなくなり調子が戻ってきたなと思った矢先、手術日に少し咳き込む事があり、季節の変わり目で喉を痛めたのかなと思っていたものが、悪化して、頭痛と咳がしんどくなりました。翌々日に咳込みと同時に痰が出るようになり昼夕寝込む感じで、夕方頃にに大きな痰が出たのでピークが過ぎたという認識です。その後も、喉が痛く咳き込みがあります。

入れ替わりで散々だったのですが、重なって合併症というような展開がなくこの程度で済んで運は良かったと思います。

そして、ある程度落ち着いて、状況を考えてみると、コロナウイルスに罹ったときも症状がピークを過ぎた後に、咳込みと喉の痛みが酷かったのを思い出します。

その時に、コロナ患者としてもらった「うがい薬」が、それらに効果があったのをよく覚えています。あの時の、うがい薬処分していなければ使えるなと探したところ、もらった薬一式が思い出の品として引き出しに残してありました。

アズノールうがい液(4%)なのですが、今回も使ってみたところ、効果絶大で、すぐに喉の痛みが消えて咳がかなり減り、楽になりました。コロナと比べれば、季節性の気管支炎・インフルエンザ(自己診断)の喉荒れの程度は軽いということのようです。

コロナのときは、前日に体の怠さ不調感があって翌日頭痛倦怠感喉の痛み鼻詰まり、少しの咳だったみたいです。

今回は、少しの咳が3日ほど続いてから一気に悪化して頭痛と喉の痛み、咳という感じでコロナ(再感染を考えても)とは違うんじゃないかなと思っています。時期的に、喉を痛めやすい時期でもあるので。

喉のトラブルは、コロナ以来初で、マスクをしなくなったからか、季節的なものか、抗体の関係なのかよくわからない(鼻毛処理は常時なので原因ではないと思う)のですが、2度もうがい薬に助けられました。

2度あったことを、再度忘れるのは嫌なので、常備薬は必要なものですぐに活用できるように準備しておくべきということを整理してみようと思います。

常備薬という言葉があるように、昔から起きやすい病気に対応できる薬の定番が決まっているようです。家に、救急セットみたいなものもありますが、数十年ただ置いてあるだけで中身について考える機会はまずないのでそれも含めて考えてみます。

家庭で揃えておきたい基本の常備薬 より

かぜ薬

解熱鎮痛剤

口腔咽喉薬

咳止め

のど清涼剤

うがい薬

胃腸薬

整腸薬

下痢止め

湿布薬

殺菌消毒薬

かゆみ止め

化膿に対応した皮膚の薬

花粉やじんましんに対応したアレルギー薬

その他

だそうです。

 

(かぜ薬)

漢方薬の葛根湯を我が家は常備・使用していたのですが、(薬局の薬剤師さんによると)かぜ薬とは別物だそうです。葛根湯は、風邪からの回復を助けるもので、(せき・たん)、(喉の痛み・頭痛)、(鼻水・鼻づまり)に直接効果があるわけではありません。かぜ薬は、それら3症状にそれぞれ効く成分が入っており、解熱鎮痛剤・咳止め・たん薬・鼻炎アレルギー薬などを一つの錠剤で摂取するものらしいです。

そもそも、風邪を罹った場合、水分摂取を十二分にして、食事をしっかりとり、柑橘系のジュースで不足しがちなビタミンCをとり、厚着をして温かい布団で寝て休養をとるというのが基本です。鼻水が酷いときは、我慢せず、(危険がない場合)積極的にシャワーに入って、鼻水等を出し切ってしまったほうが、スッキリできて快適です。

その場合、熱が出てきてこれは風邪だなと自覚ができて、休養の準備をする時に、かぜ薬があるとその後の症状が軽減されるのは間違いありません。

指示通り、一日3回3錠(成人・パブロンS)を必ず服用する必要はないので、休養前に1錠飲んでおくだけでも効果は得られるので、試してみたくなった場合向けに、常備しておいても良いのではないかと思います。

心配なのは副作用ですが、水分を十二分に摂っておくことは必須(脱水傾向で薬は自殺行為)として、服用量を減らすことでリスク(心配)は減らせるはずです。

費用面では、色々なメーカーから様々出ており、パブロン、ルル、コンタックなどよく耳にする商品が、ぎっしり棚に積められています。この中から、1点購入して1000-1500円程度で100-150錠。成人で指示通りの服用で、一日9錠。約10日分です。

年に数回風邪を引く場合、防寒等別の問題があると思います。通常、年に一度、風邪をひくかひかない程度で、服用量を少なめにする場合、次回購入するのは数年後になるので、費用効果は良いものなので(繰り返しになりますが)常備しておくべきものと考えます。

風邪薬と鼻炎アレルギー薬についてですが、かぜ薬は風邪の諸症状向けにいろいろ入っているもの、鼻炎薬は風邪の一症状である鼻水・くしゃみなどに効くものらしいです。

花粉症に、かぜ薬は、風邪用の余分な成分が入っているのでダメ。

風邪に、鼻炎薬は「急性鼻炎に効果」と書かれているものは有効だそうです。

実際、季節性インフルエンザと思われる症状で、(ピークの頭痛の後に)鼻水・咳があったのですが、手元に風邪薬が無く、花粉症用に購入してあったパブロン鼻炎カプセルを(用法一日4カプセルですが1カプセルのみ)試したところ、症状が消えるという効果を確認しました。風邪には、かぜ薬。花粉症には、鼻炎薬が最も良いのは間違いないのですが、知っておいて役立ちそうな情報でした。

 

(解熱鎮痛剤)

個人的に印象が悪く私は使いません2)。熱や痛みが、身体から出ている状況は、それを知らせるサインでもあるわけで、安易にそれを消してしまうのは状況を誤る危険があるんじゃないかという思いから、我慢するのでいいんじゃないかと考えます。十分に水分摂取ができていれば怖いものではなく一般的に使われているものらしいです。

十分に水分摂取ができている場合、熱や痛みは穏やかで解熱鎮痛剤の必要性を感じませんが、脱水傾向だと熱や痛みが強く現れる傾向があるようです。もし、その苦しい状態で、解熱鎮痛剤を指示通り使えばいいんだと従ってしまうと、副作用の腎不全という方向に行ってしまうようです。悪意ある医療関係者の狙いは、これだと思います。

ガングリオン手術後の麻酔の副作用(おそらく)で、深夜、腰痛が酷く立っても座ってもいられず、この状況で、解熱鎮痛剤を使うべきなのか迷ったりしましたが、使用の習慣化が怖いので我慢しました。解熱鎮痛剤は、使わなくても良いものであり、大きい手術や仕事の都合、どうしてもというのはありそうですが、極力使いたくありません。

とはいえ、購入する必要もなく、コロナ、ガングリオンで、解熱鎮痛剤・痛み止めとして処方された薬が手元にあり、在庫が確保できています。

 

(口腔咽喉薬)

内服系の喉の痛み・口内炎の薬らしいです。

喉がおかしいなという場合、多くは室内が乾燥していて加湿不足が考えられます。まずは、湿度の計測と加湿が優先対策になります。

次の対策が、水分摂取を積極的にする、飴を舐めるという方法があり、のど飴(VICKS浅田飴龍角散のど飴、かりんのど飴など)があります。

通常、加湿ができていて、積極的に水を飲んでいれば(乾燥によって)喉を痛めることはないと思います。昔、バイト先で紙の書類が多くあり、加湿が全くされない1部屋に数人がずっといる環境(熱いお茶がたまに出されるのが食事以外の水分摂取)に勤めたことがありますが、秋の乾燥シーズンに、喉がイガイガ確実に悪くなる場所になっていました。社員さんが、飴をくれたりして対策をしているようでしたが、我慢ならず「加湿器を買ったらどうでしょうか」という提案をして、それで解決した事がありました(その後、加湿器を2台にして過剰加湿になっていたので、カビ問題が発生したかもしれません)。

職場の管理者(かなりしっかりとした社会人・多忙)が、加湿について無頓着(知識がない)だと、かなり昔ですが現実としてよくあることなんだと思います。小規模な組織だと、水分摂取も同様で、危険な環境というものができてしまうようです。

加湿→水分摂取→(喉に違和感があれば)のど飴という流れになると思うので、このベラックという薬が、必要となる状況が想像できません(喉頭炎・扁桃炎については知りません)。

また、トラフル錠口内炎・喉の痛みを鎮める)というのがあります。「痛い口内炎、飲んで治す」と書かれています。そもそも、口内炎・口火傷の原因は、口の中に雑菌が多い(汚い)ことです。歯磨き関係が、しっかりできて口の中が清潔であれば口内炎は起きません。予防・治療として解決になっていないので不要と判断します。喉の痛みを鎮めるというのは気になりますが、うがい薬で喉の痛みを鎮静化させる効果があったので、こちらも不要と考えます。

ということで、口腔咽喉薬はいらないと思います。

 

(咳止め・痰)

こちらも、内服系の咳止め・喉の痛みに効果があるものみたいです。

私の経験では、コロナで咳がひどかった時に、うがい薬を使ったところ、咳がおさまり、喉がの痛みが非常に軽くなりました。(その後のインフルと思われるものでも同様)

また、医薬品のど飴は、咳止め、喉の痛み、痰きりに効果がありますが、まず目にしません。

医薬部外品のど飴は、(咳止めなし)、喉の痛み、痰きりに効果があるそうです(医薬部外品のVICKSは痰きりの効能は無いのでそれぞれ違いあり)。

スーパーなどで売られている食品のど飴は、特に効果はないそうです。

ただどれも、のどをなめらかにする効果はあるそうなので、とりあえず舐める価値はありそうです。

のど飴は、手軽に買えるので、常備しておくべきなのか迷うところなのですが、VICKSはアルミ箔梱包で暗所常温であれば、保存性は良さそうでした。

(追加)11月、(油断して加湿を省いた結果)乾燥した空気で喉を痛めてしまい、喉を動かすと痛みがある状態で様子を見ていたのですが、スーパーで売っていた「龍角散のど飴(100円)」をどんなものかと舐めたら、実感できるレベル(初回に効果実感。即効性と持続性あり)で楽になりました。積極的に飴は舐めたほうが良いみたいです。

かぜ薬の効能にも重複します。

かぜ薬を飲んで、うがい薬を使い、必要であればのど飴を舐めることでいいように思います。鎮静作用で、喉が落ち着けば咳がでなくなるので、常備する必要はないんじゃないかと私は思うのですが、ご自身の状況で判断してください。

痰については、「龍角散」がすごい効果でした。たしか、うがい薬で痛みが収まって、咳と痰が落ち着いてきたかなという感じのところで、家にある粉状の「龍角散」を水無しでゆっくり飲み込んだところ、ピタッと治まって、咳と痰が全く出なくなりました。逆に不安になって、痰は出したほうが治りが良い、出ない痰は肺でどうなってしまうのか怖くなって、龍角散の相談窓口に聞いてみたのですが、よくある質問らしく、痰は肺でなく気管で発生して、喉と気管の間くらいにあって、出てこなくても胃の方に飲み込まれて処理されるということでした(龍角散訴訟で印象が悪かったのですが、製品は良いみたいです)。

効果も半日以上はしっかり効いている感じで、内服系よりも痰きりとして即効性があるのは良いのではないかと思います。その後、VICKSのど飴も効果すごいんじゃないかと期待したのですが、特別書くような効果はありませんでした。

費用としては、大(20g)が1080円、小(10g)が780円くらいだったと思います。5000円とかだと躊躇しますが、これは常備しておいていいように思います。

 

(のど清涼剤)

ルルトローチとしてのどの痛みに効くとありますが、製造中止となっています。

のど飴程度の認識で良さそうです。

 

(うがい薬)

この常備薬記事を書く動機になったものです。コロナの処方箋で貰ったアズノールうがい薬が、コロナ、インフル共にのどの痛みの鎮静効果ははっきりとしたものでした。咳の頻度も減少すると思います。処方されたうがい薬は効果が高そうですが、少量なので使い切る場合が多いと思います。その場合、イソジンに代表される市販のうがい薬を購入することになります。

うがいは、予防的な使用ばかりで効果があるのか半信半疑だったのですが、喉が痛い時に使って必要なものだとよくわかりました(市販品と医薬品で効能は同じという前提です)。口内殺菌のリステリンでうがいをすれば殺菌できるから同じと考えていましたが、リステリンシリーズの多くはは刺激性があり、のどの痛みを和らげることができませんというのは以前書きました。

 

(胃腸薬)

これは食べすぎた時に、消化を助ける薬でだそうです。食べすぎた上に、消化を待つこともできないというのは、社会人っぽい感じですが、副作用があるそうなので、解熱鎮痛剤と同様に、できるだけ使わないほうが良いみたいです。

太田胃散、キャベ2の知名度はありますが、身近なものにすべきではないようです。

胃もたれ」と言っても、過去、大食いは幾度となくやりましたが、特に思い出に残るものはありません。時間とともに消化され解消するものという認識です。

ただ、学生時代、高級中華系のまかないでもらったトンカツ、かなり上等な豚肉を衣で揚げたもの(2枚だったか)を透明パックに入れて持ち帰り、ご飯とトンカツ、ソースのみで食べたことがあり、これまでに無く肉が柔らかく大変美味しかったという記憶があります。その数時間後、お腹が機能していない重い感じで食欲が全く出ないというのを体験して、これが「胃もたれ」というものなのかと知ったことがありました。同じように、揚げ物だけみたいな偏った重い食事(水分摂取や野菜なし)をすると「胃もたれ」再現できると思います(予防的な意味で)。

 

(整腸薬)

下痢止めと勘違いしていたのですが、こちらは、胃の調子を整える・便秘・軟便・消化不良・胃もたれ解消だそうです。

お腹を冷やさない、十分な水分を摂る(軟便にする)、運動で適度に胃腸を刺激するで十分ではないでしょうか。乳酸菌効果をうたっていますが、ヨーグルトを食べることで同じ効果があるはずです。

 

(下痢止め)

下痢止め・食あたり向けだそうです。エクトール赤玉は知りませんでした。

正露丸が代名詞的な存在だと思います。

結構、長いこと使っていました。特に、冬の早朝出勤時に、お腹を冷やして職場でトイレというのは結構あったように思います。その後、重い場合、真っ青な状態で(実際、腹を下してと顔が青くなっている人を現場で見ました)お腹の痛みを我慢することになるのですが、正露丸を飲むと数分で確実に痛みがなくなるという状況で非常に優れたものでした。冬の職場には、必ず正露丸を常備しておくべきと思います。

一回で3粒(成人)なのですが、1粒で十分に効果が出ます。

ただ、その状況を思い出すと反省点があったなと思うのですが、まず、腹巻き(特に厚手の二重腹巻き)をしていたら腹を冷やす頻度は劇的に少なくなっていたと思います。

他、より本格的な厚着(ユニクロのインナーベストの有り無しで大きく違ってきます)、温かい食事・飲み物を摂る(すぐに冷めてなかなか難しい)など、厳しい冬の早朝出勤だと稀に起きてしまう気が今もしますが、腹を冷やす頻度は防寒対策ができているかいないかで、大きく違ってきます。

正露丸自体にも問題があって、正露丸の独特の臭いは特徴的なものですが、瓶に入った状態でも臭いが周りに移ります。小型の私物ロッカーに入れていましたが、開けると正露丸の臭いが充満していました、知らずにそのロッカーを使う事になった後の人は、大丈夫なのかと不安になるはずです。なので、会社に個人的に持ち込む場合、臭いのしない正露丸糖衣タイプストッパ下痢止め薬のような錠剤が、マナー(必要)に近いものになるかもしれません。あの臭いがあるから即効で効果が出ると思ってはいます(錠剤タイプもよく効きます)、昔と違って、下痢止め薬の種類が広がり、正露丸の模倣品が減って、本家の大幸製薬のものが廉価になっている感じがしました。

ただ、私の今の状況だと、深刻なレベルでお腹を冷やすことが防寒対策のお陰2)で殆どなく、後に引くような腹痛は滅多に起きないと思われます。その点、正露丸の効果を実感できなくて残念ですが、下痢止めを使わないのが理想的な状況ですので進歩できて良かったなと思います。万が一に備えて、常備薬としてはもちろん用意しておくべきです。

 

(シップ薬)

処方をされたことはあった気がしますが、これまで家庭でシップ薬が必要になったことはないので、なんとも言えません。とりあえず、不要かと思います。

 

(殺菌消毒薬)

マキロンが代表的な殺菌消毒液です。ただ、もう結構経ちましたが、擦り傷では、消毒液は使わず、水でよく洗ってラップや絆創膏で乾かさない温潤療法2)が常識ですとなって、消毒液を積極的に使うことが減ったと思います。ただ、ガングリオン手術で抜糸前の傷口をマキロンなどで消毒してくださいという用途はあったので必要なものだと思います。

キーボードの黄ばみ取りに、オキシドールを買いました、店頭で小ボトルが100円でえらく安いなと思いました。軽く使ったところその用途では効果がなかったのですが、成分は異なりますが、同じように殺菌消毒液として使えるみたいです。マキロンは手軽に使えるけど、オキシドールは使い方が細かい。別には、オキシドールは血液のシミを抜き取る時に使うだけとも書かれていてどうなんだろうと不安になりますが、公式は消毒液として書かれていて問題ないようです。いい加減な情報には気をつけなければいけません。

 

(かゆみ止めの薬)

家族みんなのかゆみのために、オイラックスAとあります。馴染みのない人からすると、ステロイドという言葉に抵抗があります。日常的に使うべきなのかよくわかりませんが、しっしんは何も言えませんが、あせもは汗が出るたびにシャワーで汗を落とせば予防できますし、かぶれも原因となるものを避けるというのが最適なはずです、虫刺されも蚊が頻繁で、他、完全防護で運悪くマダニというのが夏場にあるかなという感じです。これだと、マダニは一箇所が限度ですが、キンカン・ムヒなどの通常の虫刺され鎮静剤で十分な感じです。ほかは、(特別な事情があっても)環境の改善を優先すべきな気がします。

マキロンパッチエースという商品は、絆創膏みたいな形状でガーゼ部に鎮静成分があり、虫さされ箇所を覆ってしまう様です。マダニに一箇所さされた場合、数日痒いので絆創膏を貼ってしまうのもありかなと思えたのが、収穫ですが、常備薬としてはいらないように思います。絆創膏と虫刺され液の組み合わせで代替ができそうです。

 

(化膿に対応した皮膚の薬)

クロマイ軟膏というものがあるそうです。化膿した患部に、ステロイド抗生物質という内容からして、こういう場合は家庭向きでなく、医療機関に関わってもらったほうが良い気がします。

化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)というのが、引っかかりました。毛嚢炎(毛のう炎)は、白ニキビであれば洗浄不足おしりの大きなできものは野菜不足(主にビタミンC)という話で消化できたつもりです。とびひは、化膿した患部から液が飛んでその先で同様に化膿する感じっぽいですが、これも十分に洗浄して衛生的にするというのが対策なようです。

それで、「めんちょう」なのですが、これまで「めんちょ」と昔言っていました。学生時代、冗談半分に、顔の中心線上に大きなニキビができると命の危険があるという話をした事があったのですが、脳に移行して髄膜炎など重篤感染症を引き起こすことがあるそうで、最近では抗菌剤が手に入りやすく昔ほど恐れられていませんとのことで、本当の話でした。

そして思い出したのですが、愚かにも高校時代それを私は経験していました。

特に衛生状態を気にすること無くピンセットで鼻毛を抜くということを遊び半分・試行錯誤でやっていた時があり、その時に頻繁に毛穴が炎症するということがよくありました。通常であれば、数日で収まるのですが、全く治まらず拡大して、痛みを伴って鼻全体が赤く腫れるということがありました。どうしようもないので、腫れが引くのを待って1-2週間で治まりました。その後、鼻の表面側の毛穴を圧迫すると白いグリスのようなものがニョロっと出てきて非常にまずい状況だったのを思い出しました。その後、耳鼻科に別件で罹った時にその状況を話したのですが、鼻全体が赤くなって後で毛穴から白いものが出るのは相当まずいよ…みたいな反応でした。

今でも、鼻毛を指で摘んで抜いてしまうと軽く炎症が起きることがどういう条件(清潔さが関係しているっぽい)かわかりませんがあります。当時と何が違うのか気になりますが、若いほうが悪化しやすい、ピンセットを使っていた、衛生状態に無頓着、健康に無関心というのが関係していそうです。髄膜炎になって高校時代に死亡していたかもしれないというのは、全く思いもしませんでした。それが、最終的に「鼻毛ワックス」で落ち着きそうなので進歩できたなと思います。

化膿に対応した皮膚の薬は、常備薬としては不要に思います。化膿させてしまう原因を突き詰めるのが大事です、重いものは医療機関に相談すべきですし、多分に「洗浄・衛生状態」が関係していると思います。

 

(花粉やじんましんなど、アレルギーに対応した皮膚の薬)

これが蕁麻疹という体験がないのでこれについては何も言えません。

花粉症については以前記事にしておりパブロン鼻炎カプセルSaを家族共用で在庫が確保してあります。一日1錠でも効果があります。

あたたまると痒くなる皮膚炎についてなのですが、原因は定かではないのですが、水分摂取を意識して過剰気味に飲みだした年(去年か一昨年)の冬を迎える寒くなりだした時、脱衣所で服を脱ぐと腹の周りがすごく痒く掻いてしまい真っ赤になるというのが1-2週間続き、少しずつ落ち着いてなくなりました。寒暖差なのか、服の刺激によるものなのか定かではないのですが、水分摂取を過剰気味にするデメリットとして、初年か毎年で起きますということを書かなければと思っていたのですが、毎年ではないようです。初年もしくは無関係であれば、時間とともに落ち着くのでアレルギー薬の出番はないと思います。花粉症以外で、パブロン鼻炎薬を使うことは無いと思います(インフルエンザでの使用は一度きりです)。

 

(その他)

薬以外の衛生用品 このあたりは、必要なものは自然と持っていますし、家の他のもので代用が効くので、かなり確率の低い災害時向けであってもある程度で良い気がします。今回は常備薬で、救急箱・災害用備蓄ではありません。

 

最後に、これは揃えておくべきという薬を全部買っても全額で5000円程度です。薬の使用期限は、未使用3-5年とされています。そのため、新しいものが手に入れば入れ替えしておくべきですし、期限切れ・長期間経ったものを把握したら新しいものに買い替える意識は持ったほうが良さそうです(最小量の使用は、こうした不明確なリスク・不安を下げます)。複数人の家庭であれば間違いなく用意しておいて損のないものだと思います(個人では使用頻度が少なく無駄が多い)。

薬の効能については、私の体感であり、人それぞれ印象は異なると思います。実際、痰が酷い母親に龍角散を勧めたところ、大して効かないという反応なので、期待外れはあるかもしれないので、自分に合ったものを見つけてください。

薬の副作用を考えると、使わないのが無難ですが、水分摂取を十分にして、(指示通りの服用量でも問題は起きないと思いますが)最小の使用量で、効能を得るというのもメリットが大きと思います。服用量については、症状や体質のばらつきがある中で最低でもこの量を飲まないと効果がありませんというものではないので、少量で効果があればそれでいいのだと思います(今回の場合、飲まなくてもよいのであればなおさら)。

 

個人的な常備薬の買い物リストと詳細をまとめたものなのですが、先日かぜ薬を購入しており、他とりあえず全部揃っていました、どの家庭でもすでに持っているものは多そうです。あとは、まとめ置きする入れ物とラベルを用意して、取り出し易いが子供の手が届かない安全な置き場を確保するだけになりそうです。

 

掌のガングリオン - 除去手術を受けました

(左)手術前マジックでマーキング(右)摘出後7日目

もう、10年以上前になりますが、無理な姿勢での釘打ち作業時に、過って(写真の黒点部分)左手薬指根元部分を皮手袋越しにハンマーで強く叩いてしまったことがありました。翌日、当該部分に丸いしこりのようなものができ、調べるとガングリオンというものらしいです。できた当初は、柔らかく、押せば潰せるという情報があり、実行したところ若干の盛り上がりはありますが、押しつぶした状態になり対処できて解決という感じでした。そのまま、再発せずそれで完治ということがあるようですが、私の場合、その後、盛り上がって復活してしまい、再度押しつぶす再発という感じだったと思います。結局、気にしないようにして放置して現在に至ります。この掌のガングリオンがあると、車のハンドルを握るときに突起(ガングリオン)に当たり痛い、コンビニの重い入口ドアを押すときに突起に当たり痛い、最も痛いのはジャガイモの皮むき時で、ジャガイモを握ると突起に当たって痛い、それに加えて皮むき作業でジャガイモに力を加えると突起にその押し圧がかかって更に痛いというのが最も深刻でした。

ガングリオンといっても、できる箇所によって事情が様々で、湯浅監督のガングリオンは仕事で酷使しての職業病で手首アスナロさんは足指で露出赤い表面なので自分で潰せるらしいです(私の奥にあるガングリオン潰しとは事情が違いました。)。ガングリオンと言ってもかなり箇所と表面か深部かで違いがある)

こうした自分でやる系の健康ブログを書いている都合、最近になってもっとしっかり潰して破裂させてしまえば完治できるのでないかという期待(よく考えると袋は残るので元通りにはならない)から、粉砕法を真似して、大型ペンチや万力を使ってやってみたのですが、ガングリオンの固定というのが難しく力をかけてもズレてしまい思い通りにはできません。初期と違い柔らかさが無くなっていてガングリオン上の皮膚と脂肪部分が赤く腫れて痛い感じになったりと自分でやるのはお手上げというのがわかりました。

よくある流れとしては、注射器で3回抜いて再発するようなら切開手術だそうです。注射針で穴を開けて潰れやすくなる気がするので、掌のガングリオンに関しては自分で潰すでなく最初から整形外科?に頼ったほうが良かったかもしれません。

手術に至るまでの経緯として、病院選びがよく分からず、大病院のガングリオンと説明のあるところをなんとなく選ぶ感じでした。ちょっと興味のあったKKR(国家公務員)病院に電話したところ、整形外科じゃなく形成外科でお願いしますと先生から伝えられたと受付の方に言われ、ガングリオンの摘出手術は形成外科(手外科)なのかと思ったら形成外科(手外科)もありました、これは多分、私は担当したくありませんという業界の遠回しな意思表示だった気がしています。そんな感じで、ガングリオン専門というのはありませんが、手に特化した都心の個人病院を選ぶことになります。

有名大規模な大学病院・立地の良い大病院を選びたくなりますが、集中するのを避けるために紹介状が必要だったり、追加の料金が発生したりします。昔は、追加料金を払えば紹介状なしに診察が受けられたところが、紹介状が必要になっていたりして変化がありました。紹介状のみ(大学病院・大病院)→紹介状か追加料金→紹介状不要・追加料金無し(中規模病院・個人診療所)な感じっぽいです。一応参考までに。

整形外科が運動器の改善。形成外科が、見た目の良くないのを改善(マイナスを中立に。美容整形は中立をプラスに)が目的らしいのですが、手外科はどちらも混在しています。

私の場合、10年以上経って固くなっており、手術による全摘を目的としたものなので、手外科の先生でガングリオン手術の説明のある病院は、都心で2-3件しかなかったということです。通常、手術一回で済んでしまい、(比較的)手術料も高額というわけでなく、件数も多いわけでないというような理由で、儲かる手術ではなく競合が少ないのかなと思いました。

他の人のガングリオン手術の記録です。右腕に点滴、左手の薬指根本にガングリオンができており、私と同じような状況です。(料金は後述)

ということで、ガングリオン摘出手術実績が最もあると思われる都心の某クリニックを選びました。
予約制でないので直接訪れたのですが、人気があるらしく席に人がいっぱいの状態で、なんとなく安心しました。

初診・血液検査込みで初日3割負担4300円。
次回の手術で、おそらく3万円手術費。不測の事態を想定して、4-5万用意しておいてほしいとのこと。
手のひらを切ることになるが、皮膚と皮下脂肪だけで、筋肉や腱はないので
筋力が衰えるみたいなことはない。軽く跡が残るだけ。再発も手のひらでは今まで一度もないそうです。いろいろ聞いたけど、手のひらのガングリオンは除去は積極的にやってよさそうです。

(これはTOTOのトイレの設計の問題です)

トイレは問題で、たぶんTOTOの最上級モデル(少なくともリモコンは)っぽいのだが、便器洗浄のボタンがシルバーに統一されていてわかりにくく、絵や文字が擦れて視認が困難になっていたと思う、ボタンの反応が悪く5-6っ回押して流せた。非常に焦ってた。お尻洗浄もボタンの反応が不良で送水棒が顔を出しているのに噴射しない(※どうも、メンテナンスモードになっていたか、普通に壊れていた可能性あり)。最後、紙拭きの時に突起が邪魔するのでもしやと思ったら、棒は出っ放しの状態になっていた。主要な機能が不良になっていて非常に怖いトイレだと思う。
放置されやすく定期清掃の必要な強制脱臭用フィルターは詰まってはいなくきれいと思ったが、先端がオレンジ色にかなり汚れていてフィルター掃除はやってない可能性は高かった。
ご意見箱に、3点書いて入れておいた。直接言うのとご意見箱のように遠回しに伝えるとではその後の展開が全く違うというのは学習しました。

大変、分かりづらい説明で申し訳ないですが、メーカーに苦情として送っておきました。新品の状態でも、洗浄という毎回押す必要のある大事な機能でありながら、ボタンが小さく、同色でデザインの一部っぽく見えてわかりにくいです。かろうじて、文字で判別できますが、今回のようにシールで隠れていたり、使用により文字・アイコンが擦れ(照明が暗い場合もあり)て判別が難しくなってくると、初見の人には誤認識が生じやすくなります。

二回目の男性トイレ。やはり、洗浄ボタンが反応しない、どういうことか考えたら、必ず流しての矢印は、角の上面のわかりにくい細いボタン部分(ボタンには見えない)で、側面の大きなボタンではないらしい。TOTOの設計が異常すぎるのが原因だった。ほとんどの人は、(今回の場合)最初、洗浄ボタンを誤認するのは当たり前のレベル、酷い製品だと思う。

流さず(流せずに)トイレを出る人が頻発しているのは確実です。非常に問題のあるデザインです。我が家では、水回りにTOTOを選んで良かったなということが多いのですが、TOTOでこんなことが起きるのかと驚きました。すでにメーカーで把握しているとは思いますが、今もリモコンは現行機種っぽいので、今後も、この状況に遭遇する可能性はかなり高いのでご注意ください。

 

(本筋に戻ります)
全般的に私のような素人がとやかく言うことは何もありませんでした。正常な医療として機能している病院はこういうものらしいです。

手術当日。昼が予約時間。食事は3時間前に済ませて以降摂らないこと、500ccの水を飲んでおくようにという指示書きがありました。
直前に昼飯、コーヒー1杯と水分500cc程度摂取であまり従えない人というのがわかる。
15分前にという指示に、25分前で到着。
病院なので、マスクをして消毒・検温、書類を渡して、血圧計という流れ。
水を飲ませておくこと、血圧計を測ることで、隠れ脱水症患者の貧血などの手術中の事故を防いでいるようです。
すぐに、呼ばれてノースリーブになる(ランニングシャツでもいいけどタンクトップやノースリーブのしっかりとしたものはこういう時必要があるみたいです。)で、トイレに必ず行くよう指示される。
どうにか、用を足して出てきたのだが、それが手術直前の最後の手の洗浄機会と言ってくれればもっと入念に洗っていたのになと後から思いました。
その後、手術側でない右手に点滴用の注射針を射しました。これが肩からの麻酔かと思っていたら、万が一のときに投薬の点滴をするために点滴口を確保するためのものらしく非常用(生理食塩が供給されている)。肘と手首の間の通常ささないところの血管に針を差して長時間置くとかこんなことやるんだと、軽く動揺した状態でカーテンに覆われたベンチで手術を待つことになる。

手術準備開始。奥の部屋に通されて、手術ベッドに寝かされた状態で、右手に定期血圧計を装着。まず、先生からガングリオン消えてませんよねと聞かれたのだがもちろん何も変わっていない。まず、肩脇からの麻酔処置ということ、3-4本神経があるらしく、電気が走るような反応があったら教えてくださいと言われる、まったく予想していない事態になる。麻酔ってある程度適当にできるものかと思ったら神経細胞を特定するまでやるとか神経断絶とか何回かやったら1回ぐらい確実に起きちゃうでしょう(針細くて神経細胞は太いから安全という感じなのか不明)という不安を感じながらビリビリとした電気反応が起きるのを待つ。数回針?を差してこれはどうですがという感じで、人差し指、肘、肘と手の間、と3-4つの箇所でビリビリ反応があった。こちらは、必死にどのあたりに電気が走ったのか聞かれるので必死に伝えたいのだが、腕の細部名称を的確に言えないし、右手は固定されて使えないしで、「L字の部分(肘)」というような表現を使って非常に必死でした、このあたり正確にわからないといけない場合、グダグダではいけない気がするが怒られることもなく終わった。痛いのはここまでですとも言われた気がする。
その後、右腕をたっぷり茶色い液体で拭いて消毒、イソジンと言ってました。腕から手のひらまで全部です。もうこの時点で、手の感覚は不確かなものになっています。その後で、圧迫バンドによる腕の血流止めだった気がします。
手を強く固定されるのかと思ったら、普通に手を投げ出したした状態だったような気がします。もうこのあたりで顔に、布がかかっていて腕の状態を目視できません。
切開で痛みがありますかとのことだが、鈍く鋭いような反応が僅かにあったがそれは正常らしいです。ほかは、軽く押されたような感覚しかありませんでした。
切開開始後、結構長く経ってもう終わって縫い合わせかなと思ったら、切除できましたとこと。開いて根本をカット戻して終わりというような簡単なものではないらしい、骨と癒着した部分を分離するのに年数が経って硬質化していたため時間がかかると想像。(実際、どういうことをするかは他の病院のガングリオン手術動画が参考になります)
その後、縫い合わせをして後処理をして開放となりました。

手術は、先生と助手2人の3人体制でした(会計の人たちは別)。先生がいなくなってから、摘出したものどうしますがと助手の方に聞かれて、持ち帰りたいですと伝えると、ホルマリンに入れた容器をもらいました。
手術中、助手の方が小声で「すごい」というという言葉を2回呟いたので何なのかと思ったら、ガングリオンの状態が、真珠並みに白く硬かったそうです。潰れてしまうことが多いとのことで、20年近く経ったものは相当硬いんだと思います。これを、少し前に潰して解決しようとしたことがいかに無謀だったかわかります。柔らかいゼリー状からしっかりとした硬さのある軟骨の状態になっていた様です。

摘出されたガングリオン 6mmほど

包帯で手を巻いてもらい、麻酔のため肘より下まったく動かせない状態です
指は、温かいのですが自分のものではない感じ。三角巾で吊るすのが絶対に必要でした。料金を払って帰宅となります。

出された処方箋は、抗生物質と痛み止めと胃薬。薬局窓口で、必ず飲まないといけないのはどれですかと聞いたら、抗生物質のみだそうです。必要であれば、痛み止めを使います。
夜中、枕元で腕を上げると顔に手が直撃すると言われたのですが、寝たところその状態になりました。
ただ、手術後4-5時間で感覚が戻り始め動かせるようになり、8時間後にはいつも通りタイピングができるようになった(8割方戻っている)ので最初だけな感じです。
ただ左側に、何か痛めるようなことはしていないのに起きる坐骨神経痛みたいなものが、坐骨・腰あたりにあり。これのせいで寝れません。
痛み止めは、こういう時価値が出るのだろうけど使わない。夜になってかなりきつい、寝ても立っても座っても痛みがあって落ち着きません。表面的な痛みは軽いストレッチで多少効果があったのが意外でしたが、鈍い痛み違和感は依然残ります。
18時間後、目覚めたら嘘のようにスッキリ腰周りの神経痛が消えていました。こうした神経痛は麻酔の副作用が原因だと思われます。(寝すぎると腰痛になるが、コロナのホテル療養で体験したところ当日には起きません。もしかすると、動かなくなった左腕を支えるという慣れない姿勢が負担になっていた可能性がありますが、深夜に酷くなる理由の説明がつきません)
寛解(かんかい)症状が落ち着いて安定した状態。今回の場合、麻酔の副作用が大きい。

患部の痛みはほぼなく、(関係する)薬指を最大に張った状態で少し痛いかな程度。動作には何の問題もない。
あと、診察で一度もぐりぐり幹部触らず、軽くエコー検査をしたのみ。よくわからない初診患者相手では、ある程度警戒はされている感じはある。職業上、面倒な患者の可能性は常に頭にあるんだと思う。
あと、手術を受けて、無防備状態を晒して気が大きくなる人はいないなと思いました。
他、以前に、手術というものは同規模程度のものを受けたことがあるつもりだったのですが、予備の点滴針、腕麻酔など、こういうのあるんだと思ったのはちょっと意外でした。
服装は、前開きのパーカーだったのですが、袖が引っかかりました。通常はセーターやフリーズのような袖なし服装が向いているみたいです。
手術は想像よりずっと大変なので、もし再発しても再手術はやりたくないなという感じです。通常であれば、1年ほどして消滅しないなら見切りをつけて確実に手術で除去すべきなんだと思います。真珠みたいというのは、相当硬化していたということです。

あと、手術料が3割負担3万円は、相場みたいです。他の方の記事で16000円(2017年)はよくわかりません。保険診療なので厳密に決まっていて、制度上統一されているみたいです、詳しくはないです。(注射による吸引法は、9000円。摘出手術は30000円。自己負担3割)

保険適用がありで料金が同じ場合、できるだけ件数をこなしている専門の病院を選んだほうが安心できます。

花粉症の薬を貰いに行ったついでに魚の目の相談をしたら、外科的な除去手術になり(比較的)大きな費用や松葉杖を使う大事になりしかもそれで完治せず、再手術が嫌すぎて、別の病院の皮膚科に行ったら液体窒素を塗るだけで簡単に治った経験があります(情報の正誤は別として)、最適な治療法を見つける必要があります。

とはいえ、専門病院であっても「めまい」であったなら、碌なことにならないでしょうから、これなら安全とは言い切れません、ただ今回は良い病院を見つけて手術を受けられたと思っています。

手術から、2-3日後に消毒・経過観察のため受診する必要あり。抜糸は、そこから1週間後という予定です。

消毒の時に、たしか濡らさないようにしてくださいという注意とともに、手のひらの包帯が少し大きめの絆創膏(ガーゼシール)に変わります。病院の白いガーゼシールみたいなものと、市販の茶色い絆創膏で、粘着力が違うと思ったのですが、結局どちらも同じでした。消毒液が残って湿った状態で貼る、もしくは、一度はがして張りなおしたものは粘着力が弱まるということがわかりました。水に強いをうたっているだけあって、しっかりとした粘着状態だとシャワー・風呂で(濡らさない配慮は変わりませんが)手を使ってもしっかりとした状態で持続するのに驚きました、これが弱った状態だと、粘着部に水が入ってしまい剥がれてしまいます。マキロンの消毒とともに定期的に張り替えること、粘着部で浮きが確認できたら積極的に貼り直すことに意味はあるようです。

手術全般の話になると思うのですが、切開や注射(太め?)で内出血を伴った場合、後日(損傷により後から出血する場合もある)、黄色や紫の内出血跡が残ります。今回だと、右手の点滴用の注射箇所、切開した薬指根本の裏側(血管外に出た血液が就寝時の重力に従って裏面に移動したと思われる。内出血は重力に従い移動します)にありました。今回の程度では焦る人はいないと思いますが、時間とともに消えてしまうのを知っている関係者の人は気にしませんが、手術経験がないと気になったり心配になる点だと思います。

あと、脇に背もたれを当てたり、腕を大きく振ると軽く痺れ(電気)のような感覚がわずかに起きるときがあるのですが、これは麻酔で脇の神経細胞を少しでも傷つけた影響なのかと思います。これも、通常気にしないレベルの話です。

抜糸当日、予約制でないので先着制。朝の診察受付開始30分後に到着して、待合席は満席。外出してもらって1時間30分後に戻ってくればちょうどよい感じですとのこと。待機時間を最小にするには、診察受付30分前に来て先頭に並んで最初の診察を受ける方法があるが、それでも診察開始時間(受付の15分後)の都合、列待ちありで45分はかかる。

抜糸は、痛みなく直ぐ終わりました。この後、化膿する可能性は、1%以下、まずないとのことでした。同じようにガングリオン手術を受けた人は化膿していたので心配でしたが、稀なようです。

抜糸から数日後、寝起きの手が弛緩した状態で動かそうとした時に、ピリピリするような反応があり、もしや化膿かもと触ってみましたが異常はありません、おそらく傷の修復に伴った現象なんだと思います。その時に、2回だけしか起きていません。

表面に3針縫って抜糸しましたが、内部がゴム状に硬くなっています。表面の傷と共に一ヶ月ほどで元の状態に戻るんじゃないかなと思っています。

(左)7日後 (右)30日後

手術後の化膿はありませんでした。手術後のリハビリみたいなことは不要でしたが、手術箇所のしこりは2-3週間後に落ち着いてから軽く揉むと多少改善しました。

30日後で、見た目も機能面もほぼ戻った感じですが、10キロダンベルを持つと手術した薬指だけ違和感があるので無理はしないほうが良さそうです。

入浴後の髪の乾燥 - タオルの有効利用

(坊主以上に髪を伸ばすと発生する問題です。QOL(生活の質)に関係する話です。)

入浴後に髪を乾燥させる必要があります。

水分が残ったままで自然乾燥させると、

そもそも乾燥までに時間がかかる上、髪のボリュームがでず、潰れた感じになります。

また、半乾きで寝ると、髪の寝癖になるのは確実です。

他人からの印象、自分の気分に影響する容姿の大事な要素の一つです。

入浴後、しっかりと髪を乾燥させるために

まず、ドライヤーというそのままの名称の道具が思いつきますが

これは、最終調整。仕上げに使うもので、

使用の前提として、タオルでしっかり拭き取った後にと、ドライヤーの使用説明書には書かれていると思われます。

ドライヤーを使う場合、乾燥したタオル数枚を使って、しっかり乾燥させてから、使用するのが正しい使い方ではないでしょうか(乾燥タオルは効果・時間ともに優れた乾燥法です)。長髪の人は、乾燥法に関してしっかりとしたやり方ができていると思われます。

ちなみに、多くの男性ははタオルで十分に乾燥ができれば、ドライヤーは不要なはずです、セットの必要云々は私にはありませんでした。

今回の主役はこの「タオル」です。(一般的なフェイスタオルを前提に話をしています)

基本的には、体全体(髪を含む)を拭くタオル1枚と髪の水気を吸収させるタオル1枚の2枚使用で、(ツーブロック男性の毛髪量を想定として)問題なく乾かせます。

体全体を拭くタオル1枚だけでも、髪を含めて全体の拭き取りはできます。ただ、髪の水気を抜けきることはできず、結果、髪の潰れと寝癖の問題が発生します。そのために、仕上げとして乾いたタオルでの乾燥目的の髪拭きが必要になります。ちなみに、髪を拭いた後のタオルは、体全体を拭いたものと比べると、乾いたままの状態に近いです。

ということで、毎回2枚はタオルを使いましょうという結論タオルは惜しまずふんだんに使うべき)になるのですが、問題は、タオルの洗濯物が増えてしまうことです。(衛生的だし洗濯物増えても構わない場合、以下の内容はそんな方法もあるんだと参考適度にお読みください。)

私の場合、毎日の入浴に加えて、運動・外作業後のシャワーを含めると一日2回以上、夏場だと4回ということがありました。できるだけ、洗濯物を増やしたくないというという理由と、タオルの在庫を使い果たしてしまうという配慮があってタオル1枚でという場合が多かったのです。そのため、髪の潰れた状態を仕方のないものと受け入れていました。

なのですが、今回、改めて考えてみると「工夫・ひと手間」で、タオルによる乾燥不足問題は解決できるという発見に至りました

まず最初は、「タオルの継続使用」です。

以前、単身生活をしていたとき、洗濯を自分でやっており、タオルを干すときに、パラソルハンガーが非常に便利でした。場所を取りますが、差口が広く乾きやすくただ棒に引っ掛けるというのが機能的です。これを室内干しで常時置きしていました。

 

毎日の入浴(シャワーのみ)時に、洗濯後の新規のタオルでなく、朝の洗顔で使ったタオルを干したもの1枚、前日の入浴後に髪を拭いた一度使用して干したもの1枚を、ハンガーから抜き取って、一度使用したものは身体拭き用に、洗顔で使ったものは髪(と顔)拭き用にという使い分けをしました。その後、身体を拭いたものは洗濯かごの縁に掛けて乾燥させた後、洗濯物に加える。髪を拭いたものはハンガーに戻すというサイクルを作って使用していました。

後の単身生活では、よりコンパクトに、シャワー室隣接の脱衣所兼キッチンに回転式ふきん掛けを置いて、同様に使用していた記憶があります。

 

継続使用の問題は、タオルが臭うことです。洗顔使用後は問題ないですが、髪から身体と使用していくと、タオルからの臭いが気になってきます。そのため、洗顔→髪→身体という順番が厳格化してきます(3回使用)。身体を拭いて干したもので顔を拭くと臭いが不快で使用はできなくなる感じだったと記憶しています。

これを、実家で復活させたいのですが、家族との共同生活の制限があり、できそうなことは、脱衣所に、使用したタオルを干す場所を設けることしかできなさそうです。

実用を考えると、掛けやすい回転式ふきん掛けタイプになります。衛生面を考えて再使用は1回(2回使用)で、洗顔拭き(朝シャワー派は髪拭き)後のものを干して、身体拭きに使います。体全体(髪を含む)を拭くものは乾燥している必要がなく、髪だけ乾燥したタオルが必要なので洗濯後の新規のものを使います。身体を拭いたものは、洗濯物カゴ行き。髪に使ったものはハンガーで干すサイクルになります。

いろいろ方式があるのですが、鴨居をネジで締め付けるタイプが移動や撤去が容易なので採用しました。写真の通りなのですが、タオルを干すとどうやっても目立つのでできるだけ隅に設置しています。浴室から出てすぐ、右手を伸ばすとタオルが掴めるので使い勝手は非常に良いです(タオルを引っ掛ける時、高過ぎ奥過ぎで手が十分に届かず工夫がいるのは欠点です)。

 

次が、「1枚タオル髪優先法」です。

洗濯した新規のタオルが一枚しか使えない場合、浴室から出るとき、身体と髪を手ですくって水滴を落とすと思いますが、この時、髪をオールバックにする感じでできるだけ水気を落とします。それから、脱衣所(もしくは浴室)で最優先で髪をタオルで拭きます。脱衣所ではまず体全体を拭く(私個人はそうしていた)のは、水滴が床面に落ちるのを回避するため習慣化しているのではないでしょうか。ただ、それだと乾燥したタオルが身体の水滴を吸ってしまい最後の髪で十分吸いきれなくなります。

そのため、最初にタオル全体を最大限使って髪の水分を吸わせて乾燥させます。その後、身体を拭くという流れだと、多少の無理がありますが、通常よりも髪が拭けていて乾燥した状態が作れます。

タオルが2枚使える場合、この手順は必要ありません。

基本は、タオル2枚体制。

外出時など、タオル一枚しか使えない状況ではこの方法が活きます。

繰り返しになりますが、髪型の決まり具合は非常に大事です。この程度の工夫や努力で解決できる問題だったのに、長年放置していたというのが悔やまれます。(できていない場合)早々に、体制を完璧にすることが必要です。

 

フケ症の予防 - 頭皮ブラシは使ったほうが楽

※訂正 ブラシ部の材質は、どちらもエチレン系エラストマーでした。形状と成分調整による違いのようです。

フケの原因について、体質や生活に話を広げた情報がありますが、(通常)最も大事なのは、毎日のシャンプーで落とせているかだと思います。フケ自体は、皮膚の新陳代謝で正常なものです。

(シャンプー1回 ☓)

まず、基本的な1日1回のシャンプーですが、ただ、漫然とやると洗浄不足でフケが発生すると思います。

(シャンプー1回 逆撫で △)

次が、ためしてガッテンでやっていた内容ですが、シャンプーで洗うとき、指先を頭頂部に向けて逆撫でするように泡立てると、頭皮の皮脂と角質(フケ)がよく落ちるというのは広く知られています、これによって洗浄効果が上がります。この状態で長くやっていましたが、肩にフケが落ちている時があり完璧ではありません。ただ、この段階で入念かつ時間をかけて頭皮を洗った場合、シャンプー2回に近い結果に近づくかもしれませんが、それならば、後述の頭皮ブラシを使って効率・効果を上げたほうが良いと思います。

(シャンプー2回 逆撫で ◯)

逆撫でをやっていて洗浄不足となると、1回の入浴で2回シャンプーをやるということを思いつきます、実際これをやると効果があって、フケは発生しなくなります。2回めで泡立ちが良くなるというのは実感できると思います。ただ、手間は2倍になります。

(シャンプー1回 頭皮ブラシ ◯)

結構、昔からあるんだと思いますが、使っている人は多いようです。

記憶にあるのは、安っぽいプラスチックで円状の剣山みたいなもの、(参考2)は古くからありました。

新しいとシリコン製が一時流行ったときに、購入したものを長く使っていました。

適度に硬さがあって好評として、浴室に常時置きでたまに使っていたのが、

 

なのですが、毎日使うようになって、髪の毛の状態が良くなく、傷んでいるのではないかという疑いが出てきました(もちろん、加齢も考慮しています)。

紛らわしいのですが、この製品はシリコンっぽくゴムのような弾力性があるのですが、エチレン系エラストマーという別の材質でした髪と干渉しやすく、柔軟性があるため頭皮にちゃんと届いているのか怪しく感じました。しかもこの製品は、先端の短いもの長いものがあって、先端が丸かったり三叉になったりと髪の毛を痛める点を考慮していないように思えます。

おそらく、短髪男性の頭皮マッサージに特化した製品としか言えません。

素材として、髪と干渉せず、頭皮に届いてフケを落としてくれるものが欲しいのです。

そのため、調べてみたら、無印良品で「ポリプロピレン頭皮ケアブラシ」というように流行として硬い素材が選ばれてきている傾向があるようです。(ネットでは依然として、シリコン製もありますが、店頭ではブラシ形状で先の硬いものが多かったです。)実際、ドラックストア(サンドラッグ)で、見つけたのが、

というものでデザインも良く、購入して試してみました。

素材としては、スチレン系エラストマーで同じ材質なのですが(天然鉱物配合)とあり質感としては柔軟性が僅かになって別物に思えます。

使ってみると、髪との干渉が少なく、頭皮を直接刺激するような感じで、印象・使い勝手が大きく違いました。周りで、以前のマッサージに特化したようなものを使っている人が多かったのですが、私は硬質でブラシ形状なもののほうが頭皮洗浄ブラシとして効果が大きいと思います。

使い方としては、髪を十分泡立てた後に、頭皮ブラシで全体を満遍なくかるくなぞる感じで、指の届かない頭皮にシャンプー成分を浸透させるのが役割だと思います。その後、指先で再度泡立ててすすぐという流れになります。

(修正)ブラシの使い方ですが、掻きすぎると髪のコシが無くなり問題があるので、1回掻くだけ、頭頂に向けて周りから集める感じが、皮脂落としとダメージのバランスが良いように思います。

ということで、(シャンプー1回 頭皮ブラシ)が、フケ対策として負担なくできると思います。私の場合、それに加えて、朝のシャンプーが加わり、フケの心配は全くなくなりました。

安価(数百円)で入手でき、効果の高い頭皮ブラシですが、数年使えるため交換機会がなく適切なものを選べていなかったのはもったいなく思います。