ガングリオン手術の翌日、麻酔の副作用がなくなり調子が戻ってきたなと思った矢先、手術日に少し咳き込む事があり、季節の変わり目で喉を痛めたのかなと思っていたものが、悪化して、頭痛と咳がしんどくなりました。翌々日に咳込みと同時に痰が出るようになり昼夕寝込む感じで、夕方頃にに大きな痰が出たのでピークが過ぎたという認識です。その後も、喉が痛く咳き込みがあります。
入れ替わりで散々だったのですが、重なって合併症というような展開がなくこの程度で済んで運は良かったと思います。
そして、ある程度落ち着いて、状況を考えてみると、コロナウイルスに罹ったときも症状がピークを過ぎた後に、咳込みと喉の痛みが酷かったのを思い出します。
その時に、コロナ患者としてもらった「うがい薬」が、それらに効果があったのをよく覚えています。あの時の、うがい薬処分していなければ使えるなと探したところ、もらった薬一式が思い出の品として引き出しに残してありました。
アズノールうがい液(4%)なのですが、今回も使ってみたところ、効果絶大で、すぐに喉の痛みが消えて咳がかなり減り、楽になりました。コロナと比べれば、季節性の気管支炎・インフルエンザ(自己診断)の喉荒れの程度は軽いということのようです。
コロナのときは、前日に体の怠さ不調感があって翌日頭痛倦怠感喉の痛み鼻詰まり、少しの咳だったみたいです。
今回は、少しの咳が3日ほど続いてから一気に悪化して頭痛と喉の痛み、咳という感じでコロナ(再感染を考えても)とは違うんじゃないかなと思っています。時期的に、喉を痛めやすい時期でもあるので。
喉のトラブルは、コロナ以来初で、マスクをしなくなったからか、季節的なものか、抗体の関係なのかよくわからない(鼻毛処理は常時なので原因ではないと思う)のですが、2度もうがい薬に助けられました。
2度あったことを、再度忘れるのは嫌なので、常備薬は必要なものですぐに活用できるように準備しておくべきということを整理してみようと思います。
常備薬という言葉があるように、昔から起きやすい病気に対応できる薬の定番が決まっているようです。家に、救急セットみたいなものもありますが、数十年ただ置いてあるだけで中身について考える機会はまずないのでそれも含めて考えてみます。
家庭で揃えておきたい基本の常備薬 より
かぜ薬
解熱鎮痛剤
口腔咽喉薬
咳止め
のど清涼剤
うがい薬
胃腸薬
整腸薬
下痢止め
湿布薬
殺菌消毒薬
かゆみ止め
化膿に対応した皮膚の薬
花粉やじんましんに対応したアレルギー薬
その他
だそうです。
(かぜ薬)
漢方薬の葛根湯を我が家は常備・使用していたのですが、(薬局の薬剤師さんによると)かぜ薬とは別物だそうです。葛根湯は、風邪からの回復を助けるもので、(せき・たん)、(喉の痛み・頭痛)、(鼻水・鼻づまり)に直接効果があるわけではありません。かぜ薬は、それら3症状にそれぞれ効く成分が入っており、解熱鎮痛剤・咳止め・たん薬・鼻炎アレルギー薬などを一つの錠剤で摂取するものらしいです。
そもそも、風邪を罹った場合、水分摂取を十二分にして、食事をしっかりとり、柑橘系のジュースで不足しがちなビタミンCをとり、厚着をして温かい布団で寝て休養をとるというのが基本です。鼻水が酷いときは、我慢せず、(危険がない場合)積極的にシャワーに入って、鼻水等を出し切ってしまったほうが、スッキリできて快適です。
その場合、熱が出てきてこれは風邪だなと自覚ができて、休養の準備をする時に、かぜ薬があるとその後の症状が軽減されるのは間違いありません。
指示通り、一日3回3錠(成人・パブロンS)を必ず服用する必要はないので、休養前に1錠飲んでおくだけでも効果は得られるので、試してみたくなった場合向けに、常備しておいても良いのではないかと思います。
心配なのは副作用ですが、水分を十二分に摂っておくことは必須(脱水傾向で薬は自殺行為)として、服用量を減らすことでリスク(心配)は減らせるはずです。
費用面では、色々なメーカーから様々出ており、パブロン、ルル、コンタックなどよく耳にする商品が、ぎっしり棚に積められています。この中から、1点購入して1000-1500円程度で100-150錠。成人で指示通りの服用で、一日9錠。約10日分です。
年に数回風邪を引く場合、防寒等別の問題があると思います。通常、年に一度、風邪をひくかひかない程度で、服用量を少なめにする場合、次回購入するのは数年後になるので、費用効果は良いものなので(繰り返しになりますが)常備しておくべきものと考えます。
風邪薬と鼻炎アレルギー薬についてですが、かぜ薬は風邪の諸症状向けにいろいろ入っているもの、鼻炎薬は風邪の一症状である鼻水・くしゃみなどに効くものらしいです。
花粉症に、かぜ薬は、風邪用の余分な成分が入っているのでダメ。
風邪に、鼻炎薬は「急性鼻炎に効果」と書かれているものは有効だそうです。
実際、季節性インフルエンザと思われる症状で、(ピークの頭痛の後に)鼻水・咳があったのですが、手元に風邪薬が無く、花粉症用に購入してあったパブロン鼻炎カプセルを(用法一日4カプセルですが1カプセルのみ)試したところ、症状が消えるという効果を確認しました。風邪には、かぜ薬。花粉症には、鼻炎薬が最も良いのは間違いないのですが、知っておいて役立ちそうな情報でした。
(解熱鎮痛剤)
個人的に印象が悪く私は使いません(2)。熱や痛みが、身体から出ている状況は、それを知らせるサインでもあるわけで、安易にそれを消してしまうのは状況を誤る危険があるんじゃないかという思いから、我慢するのでいいんじゃないかと考えます。十分に水分摂取ができていれば怖いものではなく一般的に使われているものらしいです。
十分に水分摂取ができている場合、熱や痛みは穏やかで解熱鎮痛剤の必要性を感じませんが、脱水傾向だと熱や痛みが強く現れる傾向があるようです。もし、その苦しい状態で、解熱鎮痛剤を指示通り使えばいいんだと従ってしまうと、副作用の腎不全という方向に行ってしまうようです。悪意ある医療関係者の狙いは、これだと思います。
ガングリオン手術後の麻酔の副作用(おそらく)で、深夜、腰痛が酷く立っても座ってもいられず、この状況で、解熱鎮痛剤を使うべきなのか迷ったりしましたが、使用の習慣化が怖いので我慢しました。解熱鎮痛剤は、使わなくても良いものであり、大きい手術や仕事の都合、どうしてもというのはありそうですが、極力使いたくありません。
とはいえ、購入する必要もなく、コロナ、ガングリオンで、解熱鎮痛剤・痛み止めとして処方された薬が手元にあり、在庫が確保できています。
(口腔咽喉薬)
内服系の喉の痛み・口内炎の薬らしいです。
喉がおかしいなという場合、多くは室内が乾燥していて加湿不足が考えられます。まずは、湿度の計測と加湿が優先対策になります。
次の対策が、水分摂取を積極的にする、飴を舐めるという方法があり、のど飴(VICKS、浅田飴、龍角散のど飴、かりんのど飴など)があります。
通常、加湿ができていて、積極的に水を飲んでいれば(乾燥によって)喉を痛めることはないと思います。昔、バイト先で紙の書類が多くあり、加湿が全くされない1部屋に数人がずっといる環境(熱いお茶がたまに出されるのが食事以外の水分摂取)に勤めたことがありますが、秋の乾燥シーズンに、喉がイガイガ確実に悪くなる場所になっていました。社員さんが、飴をくれたりして対策をしているようでしたが、我慢ならず「加湿器を買ったらどうでしょうか」という提案をして、それで解決した事がありました(その後、加湿器を2台にして過剰加湿になっていたので、カビ問題が発生したかもしれません)。
職場の管理者(かなりしっかりとした社会人・多忙)が、加湿について無頓着(知識がない)だと、かなり昔ですが現実としてよくあることなんだと思います。小規模な組織だと、水分摂取も同様で、危険な環境というものができてしまうようです。
加湿→水分摂取→(喉に違和感があれば)のど飴という流れになると思うので、このベラックという薬が、必要となる状況が想像できません(喉頭炎・扁桃炎については知りません)。
また、トラフル錠(口内炎・喉の痛みを鎮める)というのがあります。「痛い口内炎、飲んで治す」と書かれています。そもそも、口内炎・口火傷の原因は、口の中に雑菌が多い(汚い)ことです。歯磨き関係が、しっかりできて口の中が清潔であれば口内炎は起きません。予防・治療として解決になっていないので不要と判断します。喉の痛みを鎮めるというのは気になりますが、うがい薬で喉の痛みを鎮静化させる効果があったので、こちらも不要と考えます。
ということで、口腔咽喉薬はいらないと思います。
(咳止め・痰)
こちらも、内服系の咳止め・喉の痛みに効果があるものみたいです。
私の経験では、コロナで咳がひどかった時に、うがい薬を使ったところ、咳がおさまり、喉がの痛みが非常に軽くなりました。(その後のインフルと思われるものでも同様)
また、医薬品のど飴は、咳止め、喉の痛み、痰きりに効果がありますが、まず目にしません。
医薬部外品のど飴は、(咳止めなし)、喉の痛み、痰きりに効果があるそうです(医薬部外品のVICKSは痰きりの効能は無いのでそれぞれ違いあり)。
スーパーなどで売られている食品のど飴は、特に効果はないそうです。
ただどれも、のどをなめらかにする効果はあるそうなので、とりあえず舐める価値はありそうです。
のど飴は、手軽に買えるので、常備しておくべきなのか迷うところなのですが、VICKSはアルミ箔梱包で暗所常温であれば、保存性は良さそうでした。
(追加)11月、(油断して加湿を省いた結果)乾燥した空気で喉を痛めてしまい、喉を動かすと痛みがある状態で様子を見ていたのですが、スーパーで売っていた「龍角散のど飴(100円)」をどんなものかと舐めたら、実感できるレベル(初回に効果実感。即効性と持続性あり)で楽になりました。積極的に飴は舐めたほうが良いみたいです。
かぜ薬の効能にも重複します。
かぜ薬を飲んで、うがい薬を使い、必要であればのど飴を舐めることでいいように思います。鎮静作用で、喉が落ち着けば咳がでなくなるので、常備する必要はないんじゃないかと私は思うのですが、ご自身の状況で判断してください。
痰については、「龍角散」がすごい効果でした。たしか、うがい薬で痛みが収まって、咳と痰が落ち着いてきたかなという感じのところで、家にある粉状の「龍角散」を水無しでゆっくり飲み込んだところ、ピタッと治まって、咳と痰が全く出なくなりました。逆に不安になって、痰は出したほうが治りが良い、出ない痰は肺でどうなってしまうのか怖くなって、龍角散の相談窓口に聞いてみたのですが、よくある質問らしく、痰は肺でなく気管で発生して、喉と気管の間くらいにあって、出てこなくても胃の方に飲み込まれて処理されるということでした(龍角散訴訟で印象が悪かったのですが、製品は良いみたいです)。
効果も半日以上はしっかり効いている感じで、内服系よりも痰きりとして即効性があるのは良いのではないかと思います。その後、VICKSのど飴も効果すごいんじゃないかと期待したのですが、特別書くような効果はありませんでした。
費用としては、大(20g)が1080円、小(10g)が780円くらいだったと思います。5000円とかだと躊躇しますが、これは常備しておいていいように思います。
(のど清涼剤)
ルルトローチとしてのどの痛みに効くとありますが、製造中止となっています。
のど飴程度の認識で良さそうです。
(うがい薬)
この常備薬記事を書く動機になったものです。コロナの処方箋で貰ったアズノールうがい薬が、コロナ、インフル共にのどの痛みの鎮静効果ははっきりとしたものでした。咳の頻度も減少すると思います。処方されたうがい薬は効果が高そうですが、少量なので使い切る場合が多いと思います。その場合、イソジンに代表される市販のうがい薬を購入することになります。
うがいは、予防的な使用ばかりで効果があるのか半信半疑だったのですが、喉が痛い時に使って必要なものだとよくわかりました(市販品と医薬品で効能は同じという前提です)。口内殺菌のリステリンでうがいをすれば殺菌できるから同じと考えていましたが、リステリンシリーズの多くはは刺激性があり、のどの痛みを和らげることができませんというのは以前書きました。
(胃腸薬)
これは食べすぎた時に、消化を助ける薬でだそうです。食べすぎた上に、消化を待つこともできないというのは、社会人っぽい感じですが、副作用があるそうなので、解熱鎮痛剤と同様に、できるだけ使わないほうが良いみたいです。
太田胃散、キャベ2の知名度はありますが、身近なものにすべきではないようです。
「胃もたれ」と言っても、過去、大食いは幾度となくやりましたが、特に思い出に残るものはありません。時間とともに消化され解消するものという認識です。
ただ、学生時代、高級中華系のまかないでもらったトンカツ、かなり上等な豚肉を衣で揚げたもの(2枚だったか)を透明パックに入れて持ち帰り、ご飯とトンカツ、ソースのみで食べたことがあり、これまでに無く肉が柔らかく大変美味しかったという記憶があります。その数時間後、お腹が機能していない重い感じで食欲が全く出ないというのを体験して、これが「胃もたれ」というものなのかと知ったことがありました。同じように、揚げ物だけみたいな偏った重い食事(水分摂取や野菜なし)をすると「胃もたれ」再現できると思います(予防的な意味で)。
(整腸薬)
下痢止めと勘違いしていたのですが、こちらは、胃の調子を整える・便秘・軟便・消化不良・胃もたれ解消だそうです。
お腹を冷やさない、十分な水分を摂る(軟便にする)、運動で適度に胃腸を刺激するで十分ではないでしょうか。乳酸菌効果をうたっていますが、ヨーグルトを食べることで同じ効果があるはずです。
(下痢止め)
下痢止め・食あたり向けだそうです。エクトール赤玉は知りませんでした。
正露丸が代名詞的な存在だと思います。
結構、長いこと使っていました。特に、冬の早朝出勤時に、お腹を冷やして職場でトイレというのは結構あったように思います。その後、重い場合、真っ青な状態で(実際、腹を下してと顔が青くなっている人を現場で見ました)お腹の痛みを我慢することになるのですが、正露丸を飲むと数分で確実に痛みがなくなるという状況で非常に優れたものでした。冬の職場には、必ず正露丸を常備しておくべきと思います。
一回で3粒(成人)なのですが、1粒で十分に効果が出ます。
ただ、その状況を思い出すと反省点があったなと思うのですが、まず、腹巻き(特に厚手の二重腹巻き)をしていたら腹を冷やす頻度は劇的に少なくなっていたと思います。
他、より本格的な厚着(ユニクロのインナーベストの有り無しで大きく違ってきます)、温かい食事・飲み物を摂る(すぐに冷めてなかなか難しい)など、厳しい冬の早朝出勤だと稀に起きてしまう気が今もしますが、腹を冷やす頻度は防寒対策ができているかいないかで、大きく違ってきます。
正露丸自体にも問題があって、正露丸の独特の臭いは特徴的なものですが、瓶に入った状態でも臭いが周りに移ります。小型の私物ロッカーに入れていましたが、開けると正露丸の臭いが充満していました、知らずにそのロッカーを使う事になった後の人は、大丈夫なのかと不安になるはずです。なので、会社に個人的に持ち込む場合、臭いのしない正露丸糖衣タイプやストッパ下痢止め薬のような錠剤が、マナー(必要)に近いものになるかもしれません。あの臭いがあるから即効で効果が出ると思ってはいます(錠剤タイプもよく効きます)、昔と違って、下痢止め薬の種類が広がり、正露丸の模倣品が減って、本家の大幸製薬のものが廉価になっている感じがしました。
ただ、私の今の状況だと、深刻なレベルでお腹を冷やすことが防寒対策のお陰(2)で殆どなく、後に引くような腹痛は滅多に起きないと思われます。その点、正露丸の効果を実感できなくて残念ですが、下痢止めを使わないのが理想的な状況ですので進歩できて良かったなと思います。万が一に備えて、常備薬としてはもちろん用意しておくべきです。
(シップ薬)
処方をされたことはあった気がしますが、これまで家庭でシップ薬が必要になったことはないので、なんとも言えません。とりあえず、不要かと思います。
(殺菌消毒薬)
マキロンが代表的な殺菌消毒液です。ただ、もう結構経ちましたが、擦り傷では、消毒液は使わず、水でよく洗ってラップや絆創膏で乾かさない温潤療法(2)が常識ですとなって、消毒液を積極的に使うことが減ったと思います。ただ、ガングリオン手術で抜糸前の傷口をマキロンなどで消毒してくださいという用途はあったので必要なものだと思います。
キーボードの黄ばみ取りに、オキシドールを買いました、店頭で小ボトルが100円でえらく安いなと思いました。軽く使ったところその用途では効果がなかったのですが、成分は異なりますが、同じように殺菌消毒液として使えるみたいです。マキロンは手軽に使えるけど、オキシドールは使い方が細かい。別には、オキシドールは血液のシミを抜き取る時に使うだけとも書かれていてどうなんだろうと不安になりますが、公式は消毒液として書かれていて問題ないようです。いい加減な情報には気をつけなければいけません。
(かゆみ止めの薬)
家族みんなのかゆみのために、オイラックスAとあります。馴染みのない人からすると、ステロイドという言葉に抵抗があります。日常的に使うべきなのかよくわかりませんが、しっしんは何も言えませんが、あせもは汗が出るたびにシャワーで汗を落とせば予防できますし、かぶれも原因となるものを避けるというのが最適なはずです、虫刺されも蚊が頻繁で、他、完全防護で運悪くマダニというのが夏場にあるかなという感じです。これだと、マダニは一箇所が限度ですが、キンカン・ムヒなどの通常の虫刺され鎮静剤で十分な感じです。ほかは、(特別な事情があっても)環境の改善を優先すべきな気がします。
マキロンパッチエースという商品は、絆創膏みたいな形状でガーゼ部に鎮静成分があり、虫さされ箇所を覆ってしまう様です。マダニに一箇所さされた場合、数日痒いので絆創膏を貼ってしまうのもありかなと思えたのが、収穫ですが、常備薬としてはいらないように思います。絆創膏と虫刺され液の組み合わせで代替ができそうです。
(化膿に対応した皮膚の薬)
クロマイ軟膏というものがあるそうです。化膿した患部に、ステロイド・抗生物質という内容からして、こういう場合は家庭向きでなく、医療機関に関わってもらったほうが良い気がします。
化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)というのが、引っかかりました。毛嚢炎(毛のう炎)は、白ニキビであれば洗浄不足、おしりの大きなできものは野菜不足(主にビタミンC)という話で消化できたつもりです。とびひは、化膿した患部から液が飛んでその先で同様に化膿する感じっぽいですが、これも十分に洗浄して衛生的にするというのが対策なようです。
それで、「めんちょう」なのですが、これまで「めんちょ」と昔言っていました。学生時代、冗談半分に、顔の中心線上に大きなニキビができると命の危険があるという話をした事があったのですが、脳に移行して髄膜炎など重篤な感染症を引き起こすことがあるそうで、最近では抗菌剤が手に入りやすく昔ほど恐れられていませんとのことで、本当の話でした。
そして思い出したのですが、愚かにも高校時代それを私は経験していました。
特に衛生状態を気にすること無くピンセットで鼻毛を抜くということを遊び半分・試行錯誤でやっていた時があり、その時に頻繁に毛穴が炎症するということがよくありました。通常であれば、数日で収まるのですが、全く治まらず拡大して、痛みを伴って鼻全体が赤く腫れるということがありました。どうしようもないので、腫れが引くのを待って1-2週間で治まりました。その後、鼻の表面側の毛穴を圧迫すると白いグリスのようなものがニョロっと出てきて非常にまずい状況だったのを思い出しました。その後、耳鼻科に別件で罹った時にその状況を話したのですが、鼻全体が赤くなって後で毛穴から白いものが出るのは相当まずいよ…みたいな反応でした。
今でも、鼻毛を指で摘んで抜いてしまうと軽く炎症が起きることがどういう条件(清潔さが関係しているっぽい)かわかりませんがあります。当時と何が違うのか気になりますが、若いほうが悪化しやすい、ピンセットを使っていた、衛生状態に無頓着、健康に無関心というのが関係していそうです。髄膜炎になって高校時代に死亡していたかもしれないというのは、全く思いもしませんでした。それが、最終的に「鼻毛ワックス」で落ち着きそうなので進歩できたなと思います。
化膿に対応した皮膚の薬は、常備薬としては不要に思います。化膿させてしまう原因を突き詰めるのが大事です、重いものは医療機関に相談すべきですし、多分に「洗浄・衛生状態」が関係していると思います。
(花粉やじんましんなど、アレルギーに対応した皮膚の薬)
これが蕁麻疹という体験がないのでこれについては何も言えません。
花粉症については以前記事にしており、パブロン鼻炎カプセルSaを家族共用で在庫が確保してあります。一日1錠でも効果があります。
あたたまると痒くなる皮膚炎についてなのですが、原因は定かではないのですが、水分摂取を意識して過剰気味に飲みだした年(去年か一昨年)の冬を迎える寒くなりだした時、脱衣所で服を脱ぐと腹の周りがすごく痒く掻いてしまい真っ赤になるというのが1-2週間続き、少しずつ落ち着いてなくなりました。寒暖差なのか、服の刺激によるものなのか定かではないのですが、水分摂取を過剰気味にするデメリットとして、初年か毎年で起きますということを書かなければと思っていたのですが、毎年ではないようです。初年もしくは無関係であれば、時間とともに落ち着くのでアレルギー薬の出番はないと思います。花粉症以外で、パブロン鼻炎薬を使うことは無いと思います(インフルエンザでの使用は一度きりです)。
(その他)
薬以外の衛生用品 このあたりは、必要なものは自然と持っていますし、家の他のもので代用が効くので、かなり確率の低い災害時向けであってもある程度で良い気がします。今回は常備薬で、救急箱・災害用備蓄ではありません。
最後に、これは揃えておくべきという薬を全部買っても全額で5000円程度です。薬の使用期限は、未使用3-5年とされています。そのため、新しいものが手に入れば入れ替えしておくべきですし、期限切れ・長期間経ったものを把握したら新しいものに買い替える意識は持ったほうが良さそうです(最小量の使用は、こうした不明確なリスク・不安を下げます)。複数人の家庭であれば間違いなく用意しておいて損のないものだと思います(個人では使用頻度が少なく無駄が多い)。
薬の効能については、私の体感であり、人それぞれ印象は異なると思います。実際、痰が酷い母親に龍角散を勧めたところ、大して効かないという反応なので、期待外れはあるかもしれないので、自分に合ったものを見つけてください。
薬の副作用を考えると、使わないのが無難ですが、水分摂取を十分にして、(指示通りの服用量でも問題は起きないと思いますが)最小の使用量で、効能を得るというのもメリットが大きと思います。服用量については、症状や体質のばらつきがある中で最低でもこの量を飲まないと効果がありませんというものではないので、少量で効果があればそれでいいのだと思います(今回の場合、飲まなくてもよいのであればなおさら)。
個人的な常備薬の買い物リストと詳細をまとめたものなのですが、先日かぜ薬を購入しており、他とりあえず全部揃っていました、どの家庭でもすでに持っているものは多そうです。あとは、まとめ置きする入れ物とラベルを用意して、取り出し易いが子供の手が届かない安全な置き場を確保するだけになりそうです。