電動歯ブラシ・幅広タイプ - もう既に歯磨き進化の理想形(完成形)は販売中

電動歯ブラシの有用性に気が付いて再び使い始めたのですが、電動歯ブラシには磨き残しがあるという誤解をしたため、通常では購入しない「幅広プレミアム」という替えブラシがすでに手元にありました。

ブラシ交換が必要な状態だったので、何の期待もなく幅広という下記の通りジャンボサイズのブラシを使ってみました。

オムロン OMRON SB-122 [替ブラシ 幅広プレミアムブラシ 2本入り]

充電式電動歯ブラシに幅広替えブラシ等がセットになった↓(約3500円)

オムロン 音波式電動歯ブラシ 充電式 HT-B304-W ホワイト 替えブラシ付属

通常タイプと比較して、2倍のブラシ面積(一気に効率よく磨きたい方へ)

ジャンボ商品というのは実用性のあるものは少ないので、何かしら欠点を見つけて使わなくなると思いながら、買ってしまった以上、ネタものを試すつもりで使ってみたのですが予想を大きく裏切られました(良い意味で)。

まず、①通常のブラシより柔らかいので痛みがありません、なぜ電動歯ブラシはブラシが硬い(硬すぎる)のか疑問に思っていたのですが、これはやわらかい(手動歯ブラシの普通のかたさ)のです。歯の付着物(プラーク)はやさしく磨くだけで落とせますという事情、本来こうあるべきです。

また、従来の電動歯ブラシでは、振動するブラシ毛以外の硬質部と歯が接触して直接振動が歯に伝わる不愉快事故が起きないように細心の注意を払う必要があるのですが、②ブラシ面が広いと、その接触する注意が不要なくらい(奥歯を入念にやる時に当たる場合を除き)大雑把に動かせて本当に楽です。

そして、③一度で磨ける面積も2倍以上になるので短い時間で広範囲(歯茎なども)かつ高効率で磨くことができ、余程雑な磨き方をしないかぎり磨き残しもありません。

①適度な柔らかさ ②扱いが楽 ③広範囲を効率よく磨ける 

電動歯ブラシは、電動によって手動より有り余る清掃能力があるのですが、それを幅広ブラシとの組み合わせで、広範囲を高効率で磨くことができ、本来この形が、電動歯ブラシのメリットを活かすことになります。

こういうものを求めていたんだと、唸るほど良いものです。幅広”プレミアム”とは何だろうと思っていましたが、本当にプレミアム(特別)でした。

他の替えブラシと比べても、わずかに高い程度(2本約800円)というのはサービス品だと思います。

手動歯磨きでは、磨き残しが無い様に経験と注意が必要ですが、こんな大雑把でありながらちゃんと磨けてしまう電動歯ブラシと幅広ブラシの組み合わせを使わない理由が無いです。ぜひ、試して欲しいです。

調べたところ、電動歯ブラシで、幅広タイプがあるのは「オムロン」「ライオン」「マルマン」の一部の機種のみです(パナソニックでは「ラージ」という替えブラシがあります)。なぜ、海外メーカー含めて他社が追随しないか主流になっていないのか、不安になりますがわかりません。本体と幅広ブラシをそろえるのに、メーカーと機種がかなり限定され3000-5000円程度の出費が必要です。

店頭調査(近所のウェルシア)で、オムロン充電式電動歯ブラシと複数ブラシセットで売られていて、(幅広替えブラシ単体の扱いは無いですが)思いのほか入手性はよく一般化を期待するところです。電動、手動両方で、幅広タイプが普及してきている傾向があるように思えました。

私は1日2回の歯磨きは電動歯ブラシ(幅広)を極力使うことにします。

歯科医が、電動歯ブラシを勧めないというのは、業界的に治療や歯磨き指導など不要・減少化に向かわないように、抵抗している(医療全般同様な傾向・職業的には当然なのかもしれませんが、そういう実情であれば相応に警戒されるべきです。)のではないかという疑いが強くなりました。歯科衛生士さんとの話でも、電動歯ブラシだと知覚過敏になりませんかということを言われましたが、幅広の様にブラシが柔らかいものがあり(今回知りました)、唾液目的のガム習慣で解決できる程度の欠点でしかありません。

残念な気持ちもありますが、こうした仕組みが(一部であれ)理解できるようになったのは価値のあることだと思います。

幅広ヘッドの解説 エビス 

(追加)電動歯ブラシを使い始めましたと歯医者に伝えると、研磨剤の入っていない液体歯磨き粉を勧められるそうです。表の理由は、研磨剤が入っている通常の歯磨き粉では、電動の強力過ぎる研磨動作で削りすぎて知覚過敏が悪化してしまうからというものらしいです。私は、電動歯ブラシに通常の歯磨き粉を使っていますが知覚過敏の気配はないので気にしていません。ほかで書きましたが、歯医者が隠しているっぽいガムを噛むことで出る唾液による再石灰化で知覚過敏は予防と治療ができるのも関係がありそうです。裏の理由は、比較的高価な液体歯磨き粉を買わせたい、電動歯ブラシに悪い印象を与えたいという最後の抵抗だと思っています。まず、通常の歯磨き粉とガムで、液体歯磨き粉が必要なのか自分で確かめて欲しいなと思います。業界の常套句っぽいので遭遇する機会は多いと思われます。

<使っての感想>

若干、歯にぬるぬる感があって不安になりましたが、大量のやわらかい毛で機械的に磨いたことによる、つるつる感の様です。幅広・電動歯ブラシだけの後味です。

歯肉も一緒に磨いてしまうので、口全体が清掃できた感じになるのも同様。

舌清掃も手動歯ブラシと同等程度にできます。

高齢者の母の感想も良好で、欠点がありません。

本当に負担なく歯磨きができるので、毎食後気軽に歯磨きしようという気になれます。

 

もう全部これでいいという感じなのですが、欠点がかならずあるはずという姿勢でしばらく使ってみようと思います。

(1か月ほど使っての感想)として、口内の清掃がしっかりできているので、口の中のトラブルが全く起きないです。たまに、昼の歯磨きを忘れて一日1.7回程度ですが問題ありません。

(追加)6月某日

2か月目で、定期歯科検診を受けました。磨けているとのことで問題ありませんでした。やっと、こちらがすべきメンテナンスが問題なくできて、土台ができた感じです。それであっても、レントゲンを撮り怪しいところを治療するしない(結局、経過観察)、少しある歯石落とし、食いしばりなどの弊害を言われます。ただ、双方にとって磨き残しや炎症など邪魔がなくなり、より進んだ段階に進めて(少なくとも患者側は)気分が良いです。

また、高齢の母のほうでは、歯並びの悪いところで若干の炎症があり届いていないとのことで(本人曰く、幅広ではどこを磨いているのかわからないそうです)、以前の硬い電動歯ブラシに戻しました。個人的には、使い方の問題ではないかと思うのですが、力の弱い高齢者だと幅広電動歯ブラシは使いこなせない場合がある様です。

であっても、幅広電動歯ブラシもしくは硬めの普通の電動歯ブラシのどちらか問題なく相性のいい方を使っての歯磨きはメリットが大きいようです。

高齢の父は、歯並びが悪くどうやっても磨き残しがある状況です。従来から電動歯ブラシを使用していたのですが、これまでの細いものから幅広ブラシにしたところ、リステリンを使う頻度が減ったという話から、どうやら口内の状態が良くなったそうです。清掃能力が上がった分、磨き残しが減ったためと思われます。

別に、歯間歯ブラシ、糸歯ブラシの清掃は毎日必要です

数日、シャワーのみが続いて、湯船での歯間・糸歯ブラシの清掃を怠っていました。数日ぶりに、清掃したところ、温度の高い夏も関係するのかわかりませんがそれなりの腐敗臭を感じました。電動歯ブラシで磨いていればとりあえずは大丈夫ですが、掃除できていない歯間の食べカスは腐敗して、漏れ出し口内炎歯周病を起こします。毎日、両方の清掃が必要というのは、以前にも書きましたが大事なことなので再度お伝えします。

 

 

 

 

不整脈・心筋梗塞 - AEDよりも隠れ脱水症対策

私の体験としては、東京に特急電車で向かい、たしか新宿駅で乗り換えをするときに、目的の乗り場を間違えて、階段を登り切ったところで隣ホームに目的の電車が来てしまった!という状況で、「間に合うように」かなり焦ってホームの階段(下り)、通路、階段(上り)を、リュックを背負いながら懸命に走り電車に飛び乗った事がありました。どうにか間に合い、息を切らしながら壁にもたれて落ち着くのを待ったのですが、明らかに異常でした。まず、色彩が失われてモノクロっぽく見え、...どうだったか記憶があいまいなのですが、当時のメモがありそれによると、

発作性心房頻拍症  駅で突然激しく動くと心臓も同様に動き視界が暗く銀色に光る、壁にもたれて様子をみたが悪化、2Bのラストみたい、座って水分補給したら落ち着いた。

暗い視界は不整脈でよくあるそうです。(当時、手元に水が無かったらと思うとゾッとします)冷たい水を飲んで良くなる患者さんがいたり、水風呂も平気なんですよ(笑)が引っかかります。

当日、たまたま朝から水を飲んでいない状況だったなと振り返り思った記憶があります。それと、乗り遅れたくないという差し迫った突然の激しい運動+荷物を背負っての階段の乗り降りという要素が加わって、起きるんだと思います。私は心臓に何か問題があるわけでもなく、条件が揃うと再現性のある症状だと思います(以前1-2回同様な体験があるのでなおさら)。

ここで強調するのは、下の3要件が揃った状況は本当に危険なんだと思います。

①脱水傾向、②切迫感のある突然の急激な運動、③荷物と階段の上り下りという負荷装置

ターミナル駅は②③要件がそろっています。類似したものだと、駅に向かうのに自転車が故障していて、予約した特急に間に合うように駅まで走ったことがありましたが、②③要素としては緩く不整脈は起きませんでした。やはり、ターミナル駅は特異な場所なんだと思います。同じ経験をした人はいるはずです、駅側から注意喚起があってもいい事例だと思います。

心筋梗塞・不整脈とか無縁と思っている人は多いと思いますが、誰にでも起こりうる事故ですので、ご注意ください。急な運動が体に良くないというのは耳にしますが、具体的には心臓・脈の動作不良が起きる可能性が高いという事がある様です。

ということで、不整脈心筋梗塞なのですが、原因は水分摂取不足が関係している様です。人命のため、AEDをそこら中に設置するということをしていますが、その予防の一つである水分摂取の推奨は理解不足(隠しているのですが)のままです。AEDのほうがお金になるからという、医療のよくある話だと思うのですが、人命を考えたらどちらを優先すべきでしょうか明らかに予防の後者です、健全とは言えない状況です。

また、過労による突然死の原因は、休養不足のようですが、過労は水分必要量を上げる要素ですし、ストレス環境や多忙だと水分摂取に気が向かなくなるので脱水症が起きやすくなります。突然死の原因に、(誰もが理解している健康維持の3要素の一角である休養も大事ですが)、隠れた4要素目になる水分摂取が無関係という事はない気がします。ストレスによる不調から心療内科に通っても、水分摂取のないストレス解消法によってリピート患者にされてしまう様です。ストレスの症状と、ここでの水分摂取不足による症状とで類似性があります。また、死の直前に、脱水症を悪化させるアルコール摂取が多いのも気になります、水分摂取が十分できてると楽しめなくなるアルコールです。

不調があっても、原因は過労(ストレス)と思ってしまうので、水分摂取不足に気が付けないという仕掛けは覚えておいてください。ここが、分水嶺になります。

水をよく飲む人はストレスに強く、飲まない人はストレスに弱くなる。とりあえず、何か大きな失敗をして大きなストレスを抱えて食欲もなく寝込むしかない時こそ、水をがぶ飲みして備えてください。

同様な状況としては、葬式があります。亡くなった直後に動揺して大きなストレスを抱えているときこそ、関係者全員で意識的な水分摂取をしてひとまず冷静になってから、次の事を進めるというのが必要です。私の周りでも、高齢者(祖母)が無理をして耳鳴りを抱えるきっかけになったのが葬式でした、最低限の水分摂取しかできない高齢者を葬式に参加させた結果です。ストレスや緊張の多い状況の裏で、水分摂取不足(+運動)により体調不良が起きているというのが現実だと思います。この点、旧態依然を拠り所にして形式ばって熱い緑茶を出してくるような葬儀業者と予防に消極的な保健医療の姿勢のもと、故人を主役にして遺族の健康面を配慮しない自己責任の葬式行事が小規模・簡素化していくのは悪い事ではないと思います。

 

(今日の治療指針2020では)

(かなり専門的な内容で触れにくいのですが)不整脈心筋梗塞、心房細動など予防についての記述はありません。唯一、期外収縮(脈が飛ぶ症状)では、自律神経の乱れ(アルコール、コーヒー、睡眠不足・疲労・ストレスなどとなっています)であれば心配不要。もし、心臓・基礎疾患がある場合は病院にという内容です。定番の(水分摂取が含まれない)生活習慣を正すという言葉で濁して、水分不足には触れないいつもの流れになっているので、多くの心臓病・脈関係の後天的な原因は、水分摂取不足による不調によるものだと予想できます。

水分摂取を推奨したら半数程度の患者はいなくなってしまうという医療経営にとって非常に深刻なレベルなんだと思いますが、水分摂取不足は教えないというのが常態化して命の危険にさらされる患者(被害者)側を考えると無理かなと思います。

ちなみに、日本の科別医療費の約半分を循環器を含んだ「内科」 が占めているそうです。

この話の肉付けとして、「救心」という動悸がしたときに飲む心臓の漢方薬がCMまで流して存続していることに疑問がありました。不整脈(動悸)の症状が自覚できる時点で結構危険だと思うのですがそれを市販薬でしのぐ不可解さが理由です。公式サイトの健康アドバイスの内容に、水分摂取に関する記述がありません。これも、水分摂取不足を原因とする自覚のない脱水症不調者を狙った商品なのではないかと思います。医療と同じ(生かさず殺さず)姿勢で共存ができているのだと予想します。

この現状によって、後遺症や亡くなってしまっている被害者(患者)は相当数いるはずです。

治療の歴史を扱うには調査不足なのですが一例として、1965年(昭和40年)の今日の治療指針ではメニエール病の「治療法」に水分摂取制限があり一日700mlとなっています、現在では水分摂取不足の解消で治療というのが定着しつつあります(※2022→2020年の今日の治療指針では水分摂取指導が載っていましたが、2023年では従来通りの水分摂取のない生活習慣指導となっていました。)、真逆であり患者の回復を妨げる内容が堂々と載せられており、当時情報を得る手段は限られていた中で、水分摂取が悪いという先入観から逃れるのは困難だったと思います。2023年の変更を見るとまだ終わっていない問題です。

1965年と現在では背景が異なりますが、医療の体質として患者を犠牲にすることは、昔から行われている様です。

 

(夏限定・どれだけ飲むべきかわからないのは気になる、数少ない水分摂取のある予防的な記事) 

夏の水分補給が脳と心臓を守る 「水を飲む習慣」で予防(米国心臓学会)

心不全・高血圧の方は要注意!暑い夏は水分・塩分に気をつけましょう(公益財団法人 心臓血管研究附属病院)

夏本番!感染予防と両立させる暑さ対策しっかりと水分をとるべき理由とは(名古屋ハートセンター)

8月 知って守ろう心筋梗塞全国健康保険協会

 

(公共性の高い組織でも水分摂取は書かないのが常識となっているのがわかる)

急性心不全 日常生活での予防(東京都福祉保健局東京都監察医務院)

 

心筋梗塞を発症した有名人

 

(余談・テレビ番組)

急な運動は危険というのがわかりました。昔、「爆笑!駐在君が行く!」というバラエティ番組で、就寝中の父親をそのまま連れ出し突然起こして100m走でタイムが出せたら賞金みたいな企画をたまたま観た記憶があるのですが、脚本なんだと思いますが、悪影響のある企画に思えました。

花粉症・ドライアイ - 水分摂取不足による保護膜の機能低下

花粉症の症状があまりに酷くて、病院で点眼・服用を初めてもらったのが10年以上前になります。近年は、市販のパブロンを1日1回(2回が本来)飲むだけで十分というのがわかって体制ができたなと思った矢先、花粉が多い今年は、薬なしで大丈夫でした(コロナを花粉症と勘違いした服用1回は無しとして、花粉が多い日中に対策なしで出ても目が痛い鼻水が少し出るで引きずることもなく軽微です。スギ花粉のひと月あっという間でした。どうもヒノキ花粉もダメらしく4月半ばでモーニングアタックの症状があり目が充血している等がありシーズン終盤になるほど重い感じです(空気清浄機は必要あり、自作加湿器と相性も良し)、ただ、目が痛い鼻水が止まらないという状況が続かないので症状の深刻さが無いのです)。地域的にも、花粉飛散量がかなり多く、東京都心に出るとほとんど花粉が無く楽と感じる地域に住んでいながらです。

ここまでで言えるのは、花粉症は一個人の「体質を含めた状況」により薬なしでは過ごせないくらいひどい時もあるし、薬不要で過ごせる時もある、「変化」があるということです。

また、健康維持の4要素を実践して健康水準がかなり上がった今年では花粉症が薬なしでいけ、水分摂取不足を中心に健康水準が低かった昔は花粉症が酷かったという傾向があるようです。

とりあえず、健康維持の4要素をしっかり実践して健康体を目指せば花粉症は軽微な方向になるはずというのは、万が一に関係が無くても、悪いことは何もないはずです。

より突っ込んでなぜ、花粉症が良くなったのかという仕組みをプロっぽく詳細に書くと、知識不足が露呈するので体験を元に考察するのが無難かと思います。

思い返すと、最近「ドライアイ」になって強い痛みを感じる機会がほとんど無いです。昔は、長時間モニターを眺めて集中していると、集中が途切れた時、目をつぶると開けられないレベルの痛みがあって、目薬を差すか、目に水が入るように水洗顔する対処が必要でした。これは、モニターを見つめての集中時、瞬きの回数が減り瞳が乾いてしまい、集中が途切れた時に目をつぶると乾いた瞳と瞼に摩擦が生じ痛みを感じるものと思われます、この程度差は、普段からの涙の分泌量の大小が関係するようです。当時、薬局で今では手に入りませんが、生理食塩水を目薬代りに購入して試した記憶があります。

ドライアイの原因考察、①夏場、冷房空調(乾燥しているそうです)の風が直撃(確か横後から)する壁際席で眼鏡をして長時間講義を毎日受けていた時に帰宅時、目に痛みを感じるのが頻発した。②今年の経験として、乾燥時期と重ならないスギ・ヒノキ花粉症時期に長時間のモニター凝視のあと目の痛みを感じることが多い。どちらも湿度が適度にある時期なので、単に空気の乾燥が原因(今年、乾燥時期にドライアイを意識するとは無かったので)とは違う気がします、花粉やホコリ、コンタクトレンズ等の異物の侵入、風当りが関係ある様に思います。専門家の原因対策と食い違いがあるのが興味深いです。

ドライアイ五大対策(回答 坪田一男先生)という記事では、運動不足など涙の分泌を促す目的に対して水分摂取に劣る内容を書いて言い切っており、眼科業界、眼科医によるデタラメ記事が横行しているように見えてしまいます。

体内要因として、水分摂取不足傾向による目を覆う涙の分泌不足が大きく症状に影響しているのは間違いないことだと思います。涙は、水分だけではないそうですが、脱水傾向での水分の分泌不良が涙機能に無関係というのは無いはずです。ちなみに鼻は「ドライノーズ」。

本来であれば、涙のような粘液で、目や鼻は保護され、花粉などは粘液と共に排除される仕組みが働きますが、水分不足・隠れ脱水傾向の人は、分泌が不足(脱水時に涙は出ない)し保護機能が低下、乾燥したところに花粉が付着して深刻な症状(これらも花粉を排除等するための反応です)として現れる仕組みだと思われます。

ということで、主に十分な水分摂取を心がけることが花粉症対策として有効と考えます。巷で、ヨーグルトが花粉症に良いというのを、ためしてガッテンでやっていた記憶がありますが、効果を実感できるものではなく仕組みもよくわからなかったのですが高血圧症の塩分のようなそらし情報なのかと思います。

また、「鼻水」については、花粉症シーズンと重なって春の寒暖差による寒暖差アレルギーという症状があります。春の寒暖差による冷えと春服などによる防寒不足が原因で起こる「水のような鼻水がずっと出る」正常な体の反応だと思うのですが、解決策は適切な服装調整(冬季も同様)しか(結果的に)ないと思うのですが、これは別の記事として書く予定です。

「花粉症 水分摂取」で検索すると、医師による水分補給「白湯」という記事があり、裏付けになります。習慣的な水分摂取まで言及できないところ、同業者への配慮なんだと思います。厚生労働省の花粉症情報でも、Q15-「粘膜を正常に保つ」という記述があります。

また、もう数年前になりますが、ワセリンを鼻腔に塗ると効果があり海外専門家が推奨というような内容が別回のためしてガッテンでありました、これも粘膜による保護と同じ方向のものです。

花粉症とドライアイこれらは、切れ痔と同様、その程度によって水分摂取不足が自覚できる症状として使えそうです。

(追加)「花粉症とビタミンCの関係」を知ったのですが、ビタミンCタブレットで必要量以上の生活をした場合どう変化するのか、来年体感したいと思います。

(今日の治療指針2020によると)★追加予定

 

(参考 目と鼻の花粉の除去)

個人的には、シャワーがもっとも効果的、次が目に水が入ることを意識しての洗顔。どうしても目の花粉が除けずかゆくてたまらない時は、洗面器に水を貼って顔をうずめて目を開いて動かし洗浄(洗顔後、痛かったら仕上げに目薬)する方法があります。花粉・ドライアイなんであれ違和感があったらとりあえず水洗顔というのが手軽な方法です。目が沁みない生理食塩水が薬局で手に入らないのは不便だなと思うのですが、目薬やアイボンという方法もあるようです。女性の化粧など制約があると、気軽に洗顔・シャワーというわけにはいかないので必要があるんだと思いました。

何より、痒いので直接目の粘膜部を掻く触るのは習慣的に止めたほうがいいです(この場合、間接的に刺激のない衛生なウェットティシュ等で触るしか安全な方法はない気がします)、赤みを帯びて重く腫れるものもらい(麦粒腫)の原因になります、たいがい清潔ではない状態で触って腫れたと思い当たる(女性の場合、アイメイクが原因となる様ですが)のですが、子供の頃は腫れる事はまずなかったのですが、大人になって危険度が跳ね上がった様に思います(一般的には、若年層に多く、体力低下時に多いとなっています。←目を触らないという原因や予防の記述がない専門医による違和感のある内容です)。また、鼻水をティッシュで嚼むという行為は無害っぽいですが、喫煙者の鼻下に毛細血管が浮き出る様に、繊細な箇所なので噛む必要があるときは極力やさしく、可能であれば洗浄でき負荷の少ないシャワーや水洗顔のほうが良さそうです。

 

自作加湿器による理想の追求 - 逆ハンガータオル式加湿器

(コロナ療養で保健所の考えは、水分摂取や乾燥対策は自己管理が前提らしいということがわかったので、乾燥対策に関係して加湿の記事を書くことにしました。)

(ガス・石油ストーブといった化石燃料系暖房は、燃焼時に水が発生するので乾燥ではなく結露が問題になるようです。)

エアコンやオイルヒーターを主として電気暖房は、乾燥シーズン(1-2月頃)極度に乾燥します。どんな環境であれ湿度計はあったほうがいいですし、エアコンを使うのであれば加湿器は必須です。加湿器を使わない場合、部屋が極度に乾燥し寝起きに喉がイガイガして痛めてしまうということが問題です。

毎年のことですから、エアコン暖房を使い始めたら、加湿器を出す、雨が降り乾燥シーズンが終ったら加湿器をしまうという習慣でいいと思います。

毎年の乾燥対策として、「加湿器」を使うことで問題は解決できます。市販されている加湿器は多種多様ですが、何であれ乾燥は解決できるでしょう。

(参考 加湿の4方式種類とその欠点

  • 気化式 気化により室温が下がる。ファンの音が大きい。フィルターにカビ。
  • 加熱式 沸騰音がある。電気代がかかる。
  • 超音波式 湿度が上がると空気がミストを吸収できず、床が水浸しになる。
  • 加熱気化式 (使ったことが無いのですが)高価、複雑。

なのですが、加湿器を使用している人にはわかると思いますが、市販の加湿器には上記4方式があり、一長一短でこれを選べばいいという標準が決まっていない印象を受けます。加えて、電気を必要とする面倒さ、給水や操作の使い勝手の悪さ、出したりしまったりする手間があり、種類によっては騒音など、(初使用を除いて)加湿器を使うことが楽しみという人はあまりいないと思います。乾燥のピークは1-2月頃で短いこともあり、めんどくさいのです。私がいろいろ使って最終的に選んだのは、気化式で最も騒音の少ない「おやすみモード」で24時間使い続けるという使用方法です。加湿能力としては最小なので部屋全体が加湿で満たされるということはありませんが、乾燥により喉を傷めるような事態は回避できます。部屋全体が十分に加湿され潤った状態というのが理想っぽく思われるかもしれませんが、朝、結露で窓ガラスがびちょびちょになるので、24時間換気のない家ではほどほどの加湿にしたほうが良いようです。また、乾燥対策で洗濯物を干すという方法があるように、洗濯物から気化した水分で加湿ができていしまうこと、夏場に部屋干しして通気が十分でないと部屋全体がびちょびちょになるほど(量にもよりますが)洗濯物の加湿能力はあなどれません。

という状況から、バケツなどの置き水から給水しながらタオルなどで気化し続ける無音の自作加湿器で済んでしまうのではないかという気がしていました。

先行する自作加湿器は以下の通りです。

https://kurashi-no.jp/I0033345
https://interior-book.jp/51836
バケツにハンガーたらしタオル
https://folk-media.com/2344083
ペットボトルにタオルつっこみ
https://www.youtube.com/watch?v=K8cPnpDtqwA
バケツの取っ手にタオル立てかけ
https://omyama.exblog.jp/12749557/
バケツに横棒でタオルつるし
http://blog.tenshimo.com/?eid=931609
バケツに新聞紙を丸めたものを複数入れる

https://aki8ki8.hatenablog.com/entry/2016/12/28/160027

鍋にペットボトルを置いてタオルを被せる

 

残念ながら、どの方法も改善の余地があるように思えます。求めているのは、十分な加湿能力があって、毎年簡単に組み立て分解ができること、無加工で耐久性、永続性のあるもの、簡単に手に入る材料であること、無理のない設計で安全であること、すべてがシンプルであることです。★の方法は理想に近いのですが、より合理的だと思えるのが、アルミ鍋にハンガー2本をハの字置きしてタオルを掛けた方法です(発案者”私”)。

「逆ハンガータオル式加湿器」、通気が裏表に届き、上に高さがあるので気化能力が高い、ハンガーをつるすなど不要で鍋単体で完結している(必要なものは、直径約25㎝程度の中型手持ち鍋、100均によくある首が可変径が丸く太いハンガー2本、タオル1本、市販気化式と同様に雑菌予防に10円硬貨のような銅材(鍋底に入れておけば殺菌効果)、給水用に空ペットボトル、固定用にセロテープ(少量)です。受けお盆、敷タオルは事故への備えです。)。給水はペットボトルが安全です。なぜ、鍋なのかはバケツより部屋に置いて違和感がない、安定感がある、底が深すぎないという理由です、デザイン面で、バケツ・鍋に抵抗がある人は、間違いなく市販の加湿器が適切です、すみません。

とりあえず、これをエアコン暖房の使い始めに真下の温風の当たる場所に置いておけば加湿効果があります(基本的に放置ですが、何があるかわからないので人が毎日状態を確認できる場所での使用を推奨します)。実際のところ、設置しても部屋は乾燥して湿度は30パーセント程度で口が乾くのがわかる状況なのですが、(就寝時エアコンは切っています)寝起きに喉を傷めるようなまったく加湿要素がなく(人体が唯一の水分源)カラッカラに乾いた危険な状態は回避できるようです。実用加湿能力としては最低限ではありますが、これで十分という可能性はあると思います。別の加湿の目的として乾燥によるシミ予防、美容目的でテレビで放送され加湿器を大量に設置したような話が流行った時期がありましたが、それが気になる場合、市販の加湿器を使うべきです。24時間換気のない密室エアコン環境の話であって、24時間換気である場合、より厳しいのかなと思いますが、市販の加湿器を使わず、自作の加湿器(無音)という方法もあるというのを知ってもらいたいのです。何かあれば、市販の加湿器の出番なのですがエアコン暖房を毎年使うのであれば自分に合った理想を求めるのは無駄ではないでしょう。

一応のまとめとして、乾燥対策を全くやらない✖⇒自作加湿器△⇒市販加湿器〇です。

(追記 花粉症対策の空気洗浄機との組み合わせ)

なぜ、市販の加湿器を使わず、ファンレスの自作加湿器にこだわる理由がわかりました。以前、乾燥対策、花粉症対策を真剣に取り組んだところ、市販加湿器と空気清浄機の使用時期が被ってしまいエアコンを含めれば、3台も送風機能がある器機が部屋で稼働し場所を取ることになるからです。それぞれの役割効果はあるのですが、送風という機能では重複するので省けるはずと思っていたからです。その考えの通り、加湿機能付き空気清浄機(欠点:高価、カビか電気代)があります。それとは別に、安価な空気清浄機に自作加湿器を組み合わせることで、乾燥・花粉シーズン両対応(サーキュレーターと違い空気清浄機では直接送風するのは難しいですが一応の気化能力の補助、部屋の舞い上がった花粉の除去ができます)で、乾燥シーズンが終われば、自作加湿器だけの撤去ができカビの心配(暖かくなるほどカビが繁殖します)がありません。

今年2023年のシーズンは試せなかったので、来年この組み合わせで実証したいと思います。

(作製に関して)

取っ手は大まかに2種類あるらしく最初の写真のように控えめなもの、上の写真のように立派なものがあります。後者は、取っ手のところ1点しか接触していませんが支えとして機能しており傾いてますがあまり問題はなく汎用性はあるようです。ちなみに、ハンガー2本はセロテープで端を軽く巻いて固定してます。

取っ手控えめは、鍋底のつっぱりと、4点の取っ手支えが機能していて理想的です。

試作として、鍋の縁にタオル1枚を這わせるというタオル1枚と鍋だけのシンプルなものを試したのですが、水を大量に入れたとき、水が行き渡りすぎて、鍋外で水滴落ちをしたので危険と判断し止めました。逆ハンガー式は、こうした安全も考慮できています。

一か月ほど使ってみましたが、鍋の水はちゃんと減って機能していましたし、シーズン終わりの解体は、濡れたハンガーを拭くだけで通常のハンガーとして戻ってきたので無駄がないと思います。タオルは、なかなか使い道のない使い古しのものがふさわしいと思います。

別の試作として、単純に鍋に水を張るというのも考えました。博物館などで展示物の隣に水の入ったコップを置いていたり過度の乾燥をある程度予防する効果はあるようですが、タオルを使ったものですら加湿能力に不足を感じる中で、これで安心とは言えず気休め程度と考えています、ただ最も簡素な加湿方法になるはずです。

加湿をより手軽身近にできないかという試行錯誤であり、今年の乾燥シーズンは終わってしまいましたが、通年で使用して結論を固めていこうと思います。

 

コロナ陽性 - 水分摂取の聞き取り項目なし

(ワクチン接種は3回済です。)

東京での大浴場付きカプセルホテル利用が原因と思われるコロナ感染患者となりました。コロナ後を考えると、個室のホテルを常用すべきでした。

時系列だと

日曜 カプセルホテル宿泊

月曜 帰宅

火曜 平常

水曜 朝、のどがイガイガ。倦怠感あり。夕方から、悪化して頭痛。

木曜 一日中、寝たきり。頭痛、倦怠感、唾をのみ込むのがつらいのどの痛み、鼻づまりと若干の鼻水、たまに咳き込む、熱は感じませんでした。眠れず、ずっと正面左右の寝相の事ばかり考えていました。水曜の時点で、花粉症の可能性。水曜日に割と土埃の舞う作業をしたことによる炎症など、コロナの可能性は無いと思ってました。

金曜 朝、ある程度回復したので病院に連絡。昼過ぎにコロナ外来で診察、問診の後、抗原検査で鼻奥に棒を突っ込まれ(不愉快なレベルで痛かったです)その場ですぐに陽性が判明しました。その後、調子もある程度戻ってきた感じです。

土曜 喉が痛く、唾を飲むと痛いので寝れないのが夜には喉の痛みがかなり和らぐ 早朝から使い始めたうがい薬が一日もせず有効に効いているらしい。

日曜 朝、目覚めるとまた喉の調子が悪い。エアコンに切り替え湿度30%であっても、常時温かい飲み物を飲んでいた状況では、乾燥が気にならなかったが、どうも頻度が落ちる、喉の粘膜が弱っている状況では何らかの加湿対策は絶対必要(電気暖房には加湿が必要)らしい。下記の風邪対策にも書いてある。加えて、花粉症も考えられる時期で、通常であれば花粉症市販薬なのですが水曜に1回飲んで止めています。宿泊療養に入りコロナ療養最優先(軽症では、申告しておけば花粉症薬飲んでいいそうです)ですが、暖房と加湿、花粉症の体制が暖房を切替えた事情、今年後手に回ったのは失敗でした。

月曜 ホテル療養 朝、体温37.4℃ 目覚めて重めの鼻水がたくさん溜まっていた感じ、喉以外問題なし 喉のひりひり感はあるが落ち着いている 充実野菜・オレンジ・アップル紙パック、スポーツドリンク・麦茶・水ペットボトル飲み放題、 弁当はおそらく一食1000円相当の内容で業者毎食代わりで不満は無いですが、毎日3食弁当なのは飽きると思います。目的は療養ですが。

 

(保健所が管理する)ホテル療養の問題点まとめ

・下記の通り、加湿器は用意してあるが説明はなし(記憶違いを確認したが、事務の人は説明はしていないとこのこと)、相談しなければ加湿器は手に入らない。部屋は乾燥シーズンでかなり乾燥していて乾燥対策が必要だった。(施設側の事情はわからないが、利用者側にとって危険)

・弁当に野菜・サラダがそれなりにあり、果物がないのですが、パックジュースが好きなだけ飲めるのでビタミン的な部分大丈夫そうでした。ただ、カルシウムの面では、乳製品がほとんどなく(仕出し業者によって、フルーツポンチヨーグルト・ベビーチーズが入っているときが稀にあり)カルシウム必要量は全然満たせてなかったと思います。私個人は、バナナ1房とダノン4個を自主的に持ち込んでいたので、5日間の療養中、ほぼ毎日、バナナとダノンを口にできたので良かったです。持ち込みが無いと、生の果物と乳製品が手に入らずかなり不満になると思います。バナナ1つとヨーグルト1つを1日1回でも弁当と一緒に出すべきだと思いました。

↑ ホテル療養末期で、弁当予算(おそらく1食1000円相当)も内容も充実した弁当たち

 

ホテル療養の問題の1つは、時期は限られますが「乾燥」。この施設では、加湿は一切してないようです。湿度計もありません。乾燥シーズンは1-2月らしいですが、体感相当乾いてます(個室のエアコン未使用、全体空調のみ)。雨天等あれば状況が違っているとは思いますが乾き切ってます。通常のビジネスホテルでも泊まって喉を痛める位乾燥が酷い場合(良心的なホテルは通路に加湿器を置いて加湿している)があり、湯をはるなど対策が聞かれますが同様です。説明はしてないそうですが、希望すれば(台数限定)加湿器用意があるそうです。この問題は、乾燥が気になる時期は、部屋の換気扇はオフにして、湯をはるシャワーを浴びるなどしていれば、蒸気が部屋全体に行き渡って加湿ができます。加湿器がない場合、すぐに全体加湿できる方法ですが、加湿器が常時稼働する必要があるように、保温湯張り機能があれば別ですがシャワー出しっぱなしは騒音が大きかったり一時的な加湿にしかならない場合があります。施設側からこうしてくださいとは言いにくい内容です。

ちなみに、利用開始時は切ってありました。規約にも、常時換気してくださいという記述はありません。また、館内全体で負圧になっているので換気扇を使わずとも換気が効いています。換気扇を使わず蒸気を充満させること、濡れたタオルを干すことこれしかないんだと思います。吸気口は調整ができますが新鮮な空気を入れる都合、閉めない方がいいと思います。

火曜 36.6度 酸素98 加湿器を使用し湿度に問題のない寝起き、喉に鼻水や詰まりがなく快適 喉自体にわずかに痛みがある 昨日湿度が改善して呼吸が楽になるとわずかに頭痛があることに気がついたがそれが解消してる。

まともな運動を1週間以上していないし、ほとんど寝た姿勢で過ごすことが多い。その結果、寝姿勢で足に痛みが出て寝ていられない。対策として、1日100回以上のスクワット運動相当が必要。快適な寝姿勢のためにも運動が必要(水、食事、休養は十分)。

水曜 36.4度 酸素96 換気扇を使うと急激に乾くので使わないのが無難。

木曜 発症から1週間明け、電車にて帰宅。家族内感染も大丈夫なようなので一区切り。

 

潜伏期間 2-3日 症状が出てから、落ち着くまで3-4日な感じです。

療養中は、(家族いるので)鍋の残りによる雑炊など食べやすく助かりました。水分摂取は日ごろ過剰気味ですがよく飲みましたしよく出ました。診察前に、体温を測りましたが36.8度でした。平温です。水分摂取と発熱は関係ある気がします。無性に、ビタミンCがとりたくなるのかオレンジジュース・グレープフルーツジュースが飲みたくなりました。幸いオレンジジュースが冷蔵庫にあり、飲みかけのキャロットジュースと混ぜて飲みましたが非常に満たされました。コロナ対策に、柑橘ジュースを常備しておくと発病時買い出しには行けないので貴重です。また、毛布など火照る様な布団環境は療養に役立ったと思います。シャワーは頻繁に浴びて鼻喉の詰まりを解消したのですが快適でした。まさか、コロナという状況だったので、高齢の両親への感染予防が十分だったかというと後ろめたいものがあります。リビング、トイレ、浴室などせめて時差で利用すべきでした。

医療批判的な話では、まず感染時、水分摂取、加湿、ビタミンCとか療養時に患者自身が治すために何をすべきなのかについて指導的案内が無い(東京埼玉)こと。風邪の対策でよくあることを自主的にする必要がありました(要 問い合わせ)。このあたりの知識を知らない人が悪化するのは当たり前に思います。(コロナに限らず平常、同じ質問事項なのだと思いますが)医師との問診でも3食食べてますかという質問等の中に、水分摂取がありません。その項目があるだけで、認識が全く違っているはずです。体温は36.8度で平熱、酸素濃度は96%など。軽度という診断を担当した外科の先生にいただいて、「熱を下げ・痛みを和らげる薬」と「口の中やのどのはれ・痛みを和らげるうがい薬」を処方してもらいました。カロナール錠(一般名 アセトアミノフェン)とアズノールうがい液4%でしたが、前者は以前記事にした解熱鎮痛剤です。とてもじゃないですが体が弱ったとき、飲む気にならないです。うがい液は使ったほうが良いみたいです、喉が本当に辛いので(リステリンも消炎鎮痛効果あるそうなのですが刺激性があり喉の痛みには向いていません、うがい薬は刺激性がなく痛みを抑えてくれる点で違いがあります)。

水分摂取は自己判断で、水分不足傾向は自殺行為(生存競争を生き抜いてきた身体ですから相当にしぶとい面はあると思いますが)ですが自己責任という安全安心とは程遠い医療制度という仕組みになっているように思います。予防に力を入れず重症化してくれたほうが儲かるただそれだけの理由(倫理を捨てて開き直ってやっている)でしょう、医療制度が失敗しているという事です。

 

 

{余談}

・(これは余分かもしれませんが)文字通りの1日3食弁当でした。ほとんど具のないお湯で溶くインスタント味噌汁がほぼ毎回だったので、それ用の乾燥わかめ、乾燥ねぎなどあれば具を充実させられるとか思ってました。ふりかけを持っていくと重宝するみたいな情報がありましたが、私の場合、味の濃いおかずが多く、ふりかけは全く活躍しませんでした。

 

牛乳によるお腹のゆるさ・下痢・乳糖不耐症 - アカディ牛乳・非牛乳由来製品を選ぶしかないようです

牛乳を飲むとお腹が緩くなる乳糖不耐症の改善策についての模索です。)

 

スーパーに、置いてあるのは(牛乳、加工乳、乳製品の違いについて

アカディおなかに優しい牛乳(旧名 アカディ牛乳)(加工乳) 80%乳糖カット 207円 900ml  ほか「おなかにやさしいミルク」という競合品がありますがまず置いてありません、日本では、アカディ牛乳が乳糖カット牛乳の代名詞という認識でいいみたいです。

脂肪分そのままで味は変わらず、乳糖カットでお腹が緩くなるのを防止。クリープ風味。

・成分無調整牛乳(牛乳) 178円 1000ml

無調整なので、牛乳本来の味。これでお腹が緩くなる人が多い。

低脂肪乳(牛乳・加工乳) カロリー50%カット脂肪分80%カット 99円 1000ml

バターの原料となる脂肪分を抽出した残り、昔の脱脂粉乳と同じ傾向にあるもの、安価。

・無脂肪乳(牛乳・加工乳) 脂肪分極力(厳密には0.5%以下)カット これは置いてなかった。

牛乳による乳糖不耐症については、そのまま飲まない、熱を入れる(個人的に有効)。乳酸菌と一緒に摂る(分解を助ける効果、気休め程度?)などあるのですが最も有効なのは、牛乳を飲まない事。

発酵したものは問題ないので、ヨーグルト、チーズで乳製品を摂取するのが有効となります。

問題は、牛乳が必要になることがあること。コーヒーフレッシュ、コーヒーミルクという液・粉ものもありますが、ちょっと用途が違います。(コメダコーヒーのフレッシュでお腹が緩くなったことがあります、植物由来系では問題が無さそうです。)

ミルクティーを自分で作るのですが、ティーバックを大き目のカップに入れ、熱湯を6割ほど入れて、抽出したらバッグを抜いて、牛乳を2割ほどを入れます(残り2割は空き)。この牛乳の役割、紅茶の渋みを和らげる(カルシウムのミルクを入れる事でシュウ酸の中和、紅茶による尿路結石の防止になります)のもありますが、熱湯に冷えた牛乳を混ぜて飲みやすい温度にする役割もあり欠かせません。ほか、コーヒー、ココアなどでも「割り物」として牛乳は重宝します。

ただ、この牛乳がお腹をゆるく、下手をすると、下す原因となる傾向があり、この解決が無調整牛乳以外を選ぶことで可能ではないかと調査しました。

おなかに優しい牛乳が、緩くなりにくいというのは確実として。低脂肪乳は脂肪分抽出加工の影響で、乳糖が分解や抽出、脂肪分が減ったことでの変化など、同様に緩くなりにくいのではないかと予想しました。乳糖不耐症の人は、低脂肪乳・無脂肪乳・おなかに優しい牛乳で気にせず牛乳が飲めるのであれば有益な情報となります。ネットにある情報では、低脂肪乳でおなかが緩くなるのはかわらないとなっていますが、個人レベルだと、逆もある様ですが低脂肪乳・無脂肪乳でお腹を下さないというのが多いようです(牛乳業界に都合が悪い事情がある気がしてきます。)。

低脂肪を飲んだことがないわけではないのですが、なんとなく牛乳をこれまで選んできました。そして、その結果ですが・・・

「下しました。」牛乳と低脂肪乳は、残念ながら大して違いがありません。

これだけ効果があると民間療法として、(人によっては)牛乳には下剤効果があるのは疑いようがないわけで、これは牛乳に対する認識を大きく変えます。

ホットミルクにすれば、快眠効果があるようですし活用できそうです。

まとめますと、乳糖不耐症対策としては、アカディ牛乳◎。主な原料が牛乳のクリープでなく、主な原料が油・砂糖(一部で乳由来の原料を使用)のマリーム(パウダー・ポーションなどが有効です。残念ながら、牛乳系(成分無調整、低脂肪乳、無脂肪乳,クリープは緩くなるようです)は無理みたいです。

なぜ、牛乳原料から作らないまがい物(マリーム、ブライト)が存在するのか、安いだけでなく、こうした理由で必要性があり積極的に選ばれてるのがわかりました。(通常の牛乳を必要とする場合)牛乳を2種類確保するのは、場所と賞味期限の都合面倒ですが、マリーム(パウダー)では、メリットのように書いている飲み物を冷まさない効果で熱すぎて飲めない,、攪拌する手間あり。アカディ牛乳は、無調整牛乳比2-3割割高ですが、通常の牛乳として飲んでも構わないし自宅使用では最適でしょう。

コメダでわかりますが、乳糖不耐症向けに、手軽にミルクを変更できるサービスを提供してもらいたいなと思います。

ということで、アカディ牛乳とブライトを使った生活(乳糖レス生活?)をやってみたら、効果が実感できます。お腹の緩さというものがなくなり快調。これまで、過剰気味な水分摂取でお腹が緩い傾向と書いてきましたが、冬のミルクティーなどを飲む時期では、半分以上、牛乳による下剤作用です。(私の体感です)

これがわかると、牛乳だけでなくカフェオレなどの乳飲料含めて牛乳は下剤なので飲まないという感覚で良いように思います。牛乳を毒とは思いませんが、(乳糖不耐症の人には)確実に下剤です。

多くの人は、義務教育期間の学校給食での牛乳が大丈夫だったからという経験が自信になっていると思いますが、常温であったっこと、加齢とともに分解能力が落ちてくることなど、大人になって改めて牛乳との付き合い方を確認しておくと、私のように発見があると思います。

 


乳糖不耐性とヒトの乳利用(必読な内容です)

世界の乳利用の中で、国内の生乳生産量の6割を飲用するというわが国の乳の消費形態は、実は特異なのです。

発酵食品は、乳糖を半数程度に減らす程度のようなので、アカディ牛乳の80%カットはそれだけでも有効です。

体力向上のための運動と運動の効率を高める牛乳の摂取について

牛乳ではなく、発酵乳製品のほうが安全です。牛乳でないといけない理由は、この場合特にあるように思えません。

雪印集団食中毒事件

黄色人種には牛乳を飲んで具合が悪くなる人間が一定数いる。」と会見で言えてしまう牛乳は、普通ではありません。

 

*余談*

発酵食品のチーズ、ヨーグルトで乳製品を摂取することになりますが、お腹を下すという事で注意が必要なのが、プレーンヨーグルト(400-450g)。食べやすいので1パック一気に食べると、経験上、結構な確率で下します。プレーンヨーグルトの残った乳糖が悪いというより、冷蔵庫から冷えたドロついたものを大量に食べるというのが原因になっているというのを見た記憶があります。習慣化するなら、プレーンヨーグルトは密封された混ざり物のない発酵食品なので(未開封時)数日程度暗所常温置きができます(乳酸菌活発化は20度~発酵が進み酸っぱくなります。夏場は無理。)、(軽く温める程度ならパック容器のままでも可ですが)陶器に移して、ジャム、フルーツ全般、フルグラなど(自家製ラムレーズンもいいのですがホットだと普通に酔います)で好みにアレンジして電子レンジでホットヨーグルトにして1パック食べてますが、美味しいし安全だし、(私は)量が多すぎるということもなく、この食べ方は推奨されるべきものだと思います。

健康志向で、ヨーグルトを摂取して下痢になっては意味がありませんから、冷蔵庫出しの冷えたプレーンヨーグルトの大量直食いは止めましょう

 

*参考*

日本人のヨーグルト年消費量が6-7kg、ヨーグルトで有名なブルガリア人で30-50kgだそうです。毎日、プレーンヨーグルト1パック(400g)を食べた場合、0.4kg*365=146kg(日本人平均の20倍!)。これを多すぎとして、毎日100-200g(半パック)程度がいいという場合で、73kg(200g)36.5kg(100kg)となります。私は牛乳を「割もの」としてしか飲まないですし、プロテインの代わりとしても取っている感じなので、運動をする男性の食生活としては許容できるんじゃないかと思っています。

乳製品に最も期待される栄養素は、カルシウムだと思います。男女の一日推奨カルシウム摂取量が700-800mg、実際の摂取量は500mg程度で不足、学校給食がある年代だけ600-700mg近く あり学校で牛乳を飲む効果がでているように読めます。過剰摂取が2500mgとなっています。プレーンヨーグルト1パック(400g)で、480mgです。㏠1パックを食べたとしても、全体で推奨摂取量のせいぜい1.3倍程度にしかなりません過剰摂取目安は3倍程度です。元々、不足しがちなカルシウムなので1パック食べても推奨量を多少超える程度にしかなりません。

ヨーグルトを乳製品として他の食事で不足する諸々の栄養を補う健康目的では、毎日小量習慣的に摂ることで目的が果たせますので、大量に習慣的に摂るリスク(過剰に摂ることでの何らかの蓄積リスク)に不安に感じるのであれば小量(小分けヨーグルトなど)で充分だと思います。毎日無理なく、自発的に食べたいなと思える量と食べ方で継続することの方が大事だと思います。

骨粗しょう症 女性50代~ 男性80代~

高齢者の場合、タンパク質・カルシウムの摂取として、乳製品は必須だと思います。基本的に、それらが不足すると高齢者に多い筋肉や骨に関連する病気につながるわけで毎日ヨーグルトというのは常識となっていいはずです(実際、常識みたいなものですが)。牛乳より賞味期限が長く食中毒などの心配も少なく、牛乳廃棄の問題などで高齢者のヨーグルト習慣を大々的にやっていいと思うのですが、もしかすると、高齢者医療の規模を大きくさせるため(健康問題を抱えた高齢者を増やすため)に意図して取り組んでいない予感がします。保健所(厚生労働省)が管理するコロナのホテル療養で、弁当だけで乳製品がほとんど出てこなかった(数回だけ僅かなフルーツポンチヨーグルトなどが入ってただけ)のも気になります。

とりあえず、毎日、一日に必要なカルシウム量を目標にしてヨーグルトを習慣的に食べる(体質に問題なければ牛乳でもいいですが発酵したヨーグルトのほうがメリットが多いです、チーズは塩分を含むため不向き)というのは、生涯の健康維持に必要なことだと思います。小魚を毎日というのは無理があるので、実質、乳製品を摂るしかないはずです。

 

 

 

 

 

一酸化炭素中毒 - 定期的な換気より常時換気が安全

(自動換気のない家の石油ファンヒーター環境を想定しています。)

一酸化炭素中毒を数回経験しています。

一酸化炭素中毒が起きる環境というのは特定の条件が必要で、6畳ほどの狭い部屋、出入りによる換気機会がなく、すき間風が少ないというのが挙げられます(密室)。逆に、リビングのような、広さ(空気容量)があり、頻繁に人が出入りする空間では一酸化炭素中毒が起きる可能性は低いでしょう。

経験上、燃焼3時間ほどで頭痛などの初期症状が現れる可能性があります。5時間ほどでは、確実に頭痛や吐き気が起きると思います。(連続燃焼、休憩一切なし、密室などの悪条件を想定した参考時間です。)

私の場合、頭痛が特に現れるのですが、頭痛来たかな(時間的に集中疲労による頭痛も考えられますが、まず一酸化炭素中毒です)という時点で、半日から1日しないと回復しません。特にひどいときは、頭痛感じるんだけどそのまま続けてしまうと、体調不良で中断、そこから全快するのに2-3日寝込みます。(長時間大した休憩もなく疲労困憊という要因も加わりますがそれだけの場合、寝て起きれば体調不良もなく全快できます。)頭痛はかなり重いものですし、吐き気もあるので本当に後悔します。換気不足のために、苦痛と共に後から数日を無駄にすることは悲惨なものです。感覚としては、「二日酔い」に近いです。

通常であれば、換気に気を付けるという意識で対応できるのですが、問題は「熱中」してしまうこと、動画、ゲーム、読書、創作、勉強など、特に楽し過ぎて時間を忘れる、時間を忘れて熱中したいという適度に興奮した状態だと、中断を入れられず数時間あっという間に過ぎてしまうという事は、誰にでもあると思います。これが、冬の換気を必要とする暖房と相性が最悪で一酸化炭素中毒を引き起こします

対策としては、密室にせず扉を少し開けておくと(寒暖差による)すき間風を入れて常時換気にすると暖房効率は落ちますが予防になります。1時間ごとに1-2回換気するというのが定番となっていて、ファンヒーターの注意書きも同様です、雪国の常識としてためしてガッテンでやっていた古い記憶もあります、コロナ対策の換気一酸化炭素中毒予防の換気は誤認するくらい似ている様です。

ということで、定期的な換気ステッカーをファンヒーター本体に貼ったり(大きい表示で意識が変わるという狙い)、休憩を入れ換気っぽい事をしたのですが、時間や換気が中途半端だったのが原因か、一酸化炭素中毒は体内の累積なのかよくわかりませんが、集中していた時に、また頭痛が起きてしまったのが結構ショックでした。石油ファンヒーターを止めて,一酸化炭素中毒の心配がないエアコン暖房という解決策が選択として浮かんできます。(2部屋1エアコンの事情でファンヒーターを使っていますが、エアコンの一酸化炭素中毒の心配が無いというのは自動換気が無いのも合わさって、長所としてかなり大きい気がしています。密室にはエアコン(+局所暖房の組み合わせ)が理想。)

通常、部屋に冷暖房エアコンがあり、長時間の燃焼暖房による一酸化炭素中毒の可能性と疑わしい頭痛、火を扱う手間危険を考えると、エアコン暖房を選ばない理由はまずない。ということなので、以下の結論はかなり限定された人向けになります。

様々な状況から中毒事故がおきる前提で、石油ファンヒーターと安全に付き合っていく方法はなんだろうと考えた結論は、⓵「延長は使わないこと」どのメーカーの石油ファンヒーター3時間の自動消火機能がJIS規格でついており、再稼働時は全換気と大休憩を必ず挟むという条件だと、事があっても軽微で済みます。また、②設定温度を必要最低限(coronaは最低温度は12度です、こんな低温設定できるの!?と驚いたのですが寒すぎで暖房の役割が果たせないので、”環境省”の推奨は室温20度なので設定温度20度前後が低めの下限だと思います。防寒による許容差はかなりあります。上部遠方のエアコンと下部近方のファンヒーターでは設定温度の体感差は大きいです。)にしておくと弱運転になりますし、③エコモードを有効にしておくと、設定温度超過時、自動で消火、設定温度未満時、自動で点火するので休止により、多いほど危険な燃焼量を抑えて事故リスクは低くなると思います。

石油ストーブ にないファンヒーターのこれらの機能は、有効に活かすと安全です。

一酸化炭素が発生する条件に、酸素の供給が不十分で密閉した環境で起きるとありました。密室(密閉空間)での燃焼は問題がある様です。が、その場合、1時間に1-2回の換気ではなく、常時換気のため通気ができるようにしておくというのが適切なように思います。

(常時換気をしない場合)定期的に休憩を入れて換気、外気を吸うというのは積極的にやりたいですが、これら3点は基本的な事(2と3はやっていたけれど温度が高く18度だった)ですが、一酸化炭素中毒回避のために有効な手立てだと思います。

同時に、少し強引ですが、密室で燃焼させながら一酸化炭素中毒を予防するのは難しいので、すき間風で常時換気しながら使い、長時間の使用をできるだけ避けるというのを結論とさせていただきます。

 

最新の戸建て事情として、自動換気(24時間換気システム)とガスヒーターの組み合わせでは、一酸化炭素中毒の心配は、「無い」そうです。長時間、つけっぱなしでも火照りはあっても頭痛という事にはならないそうです。

設計段階で、空気の流れが計算されており、1時間で約半分の空気を入れ替えできるよう定められているそうです。

システムと言うと、高価な機械をイメージしますが、仕組み(第三種)は、排気側はトイレの換気扇を24時間運転するだけ、吸気側は基本的に全部屋ごとに吸気口を設けるシンプルなものです。

2003年以降の建物には設置が義務化(目的は、シックハウス症候群対策)されています。我が家のように、2003年より前に建てられた住宅では、この窓を閉めていても換気ができる機能がありません、一酸化炭素中毒事故が起きやすく対策注意が必要です。

1つの方法は、2003年以前の建物で天井から空気が漏れるなど隙間風が多い場合は無理ですが、後付け工事で24時間換気システムを構築する。この場合、十分な換気能力で、心配なく燃焼系暖房が使えます。

2つめの方法は、(既存の設備を使って)局所で疑似的に24時間換気システムを模倣すること、排気側は、燃焼暖房を使う部屋に最も近い換気扇を稼働、吸気側は燃焼暖房を使う部屋のすき間風(窓を開けたり吸気口があれば確実ですが)、頼りなくとも押入れ天井、照明裏、サッシ隙間、天井の隙間など意外に多くの風穴があり負圧であればそれらから新しい空気が引き込まれます(この場合、全部屋の隙間から吸い上げることになります)。同時に、換気扇部屋と暖房部屋の空間が繋がるように多少開けておくと空気の流れができます(ショートサーキット注意。負圧にするので基本密室、必要なとこ(暖房周辺)からだけ吸気というのが理想です)。入れ替え能力はどの程度かは環境に寄りますが、これをやっておけば、強制換気ができているという事でおそらく一酸化炭素中毒事故が防げるはずです。単に、(密室対策として最も手軽ですが)隣室と空間をつなげて寒暖差で空気を入れる(空間分酸素が増えたので酸欠が防げますが有限)のでなく、永続的に強制排気による負圧がかかるので換気能力に相当違い(空気の入れ替えなので無限)があります。もし、負圧が確保できない、空気の流れが作れない場合、暖房近くにサーキュレーターを置き、そこから換気扇に送風するのも有効です。

3つめの方法は、暖房部屋に、新規の換気扇を設置すること。

ほか、外気を直接取り込む(外気は無限なので酸欠にはならない)という方法が思いつきます。

(既存の設備でできる)疑似的なものでなくとも隣室と空間を繋げるだけでも対策をやっていたら、一酸化炭素中毒の状況はかなり違っていたと思うと大変悔やまれます。隣室との空間を繋げておく、(できれば)ついでに換気扇をつけておくだけです。暖気ロスは確実に増えますが、安全性は格段に上がりますので、限定された条件ですが、密閉空間での燃焼は無謀ですので、使用時、絶対やったほうがいいと思います。(実証中)

×密閉空間(自動車の一酸化炭素中毒事故と同じ)→△隣室との空間つなぎ(短時間なら問題なし)→〇負圧による空気の入れ替え、外気の取り込み(永続的な換気)。これらで常時換気をやっておくと、規則的にはできないかもしれない時間ごとの換気不足による一酸化炭素中毒事故が予防できます。